【実話】会社に副業がバレてリクルートに転職した話

Twitterやブログを匿名でやっている人は多いと思いますが、もし会社に匿名アカウントやブログがバレたらどうしますか?僕は副業禁止の会社でブログがバレたことがあります。

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副業は会社にバレるのか?

僕はバレました。副業を禁止されている会社で自分のブログがバレたことで、転職もしました。副業が流行ってきているものの、まだまだ禁止の会社は多く、バレたときの対応も各社それぞれです。今回は僕が実際に体験した副業がバレた話を書きました。

※これから副業を考えている方は「副業年収2,000万を稼いでわかったサラリーマンでも稼げる副業の選び方」をご覧ください。

副業禁止の会社でブログを開始

当時、都内の人材会社で働いていました。この会社には自分のブログを売却がきっかけで転職し、慣れない環境で粛々と仕事する日々を送ってました。

転職して半年ほど過ぎた頃、自分が売却したブログの方向性に違和感を感じはじめ「久しぶりに自分でブログでもやろうかな」とやり始めたのが事の発端です。

社内規定には明確に「副業禁止」と明記されており、社員も誰一人として規則を破らず、会社に忠誠を尽すタイプの人ばかり。

仕事にも慣れ、プライベートでの時間にも余裕があったため、売却したブログと同じテーマである「就活生向け」のブログを開設することにしました。もちろん、稼ぐ目的での運用はせず、万が一に備えて運営者は匿名に。

「お金を稼がなければ規定には該当しないだろう」それくらいの気持ちでした。

副業禁止という規定に違反しないよう、どんなにPVが上がろうと「ブログで稼ぐ」という考えは持たず、ひたすらに就活生へ自分の経験を伝えるブログを続けていました。

ブログは新卒の就活に関するもので「先輩のES公開」「面接対策方法」「就活サイトの使い方」などの就活コンテンツを中心に発信し、1日100PVくらいの規模で細々と運営していました。自分の会社のサービスでは切り込めない内容を、自分なりにわかりやすく工夫して書き続け、少しづつ就活生にコメントなどをもらえるようになってきました。

Yahoo!ニュースのTOPに載った

ブログを開設してしばらく経ったある朝、ブログのアナリティクスを見たらリアルタイムアクセスがとんでもない数字になっていました。

「うおおおおなんだこれ!?!?!?!」

アクセス元を確認したら「yahoo」と記載が。確認すると、ブログに書いた記事がyahooニュースのTOPを飾っている。

遂に!!!きたか!!時代が!!うおおおおおおおおお!!!!!!

瞬間風速とはいえ、かなり舞い上がっていました。

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自社サイトよりアクセスあるブログに

当時勤めていた会社は業界の中でも知名度が低い企業だったため、yahooニュース砲に当たって以来、僕のブログは自社サービスよりも多くのアクセス数を集めていました。

アクセスは月間100万PVを集めるほどになり、一部の就活生の間でも定着しつつあったため僕自身とてもやりがいを感じていました。

営業先でお客さんと話をしていても、心の中では「もし自分のブログに載せてくださいって言ったら、お金もらえたりするのかな」なんて思ったりして、一度売却して再現性もあるし、もう独立してもいいかも…?と妄想してました。

そんな営業の帰り道、直属の上司から「おい、社長が呼んでるぞ。」と電話がありました。

ブログがバレた

yahooニュースに載った1週間後くらいのことでした。まさかと思っていましたが予感は的中。

匿名とはいえ、見る人が見れば書き手がわかる内容だったために、見事に特定されました。

しっかり魚拓もとられ、僕のブログは全社員にメールで共有されました(中にはブログを知っている社員もいたりして、ちょっと嬉しかったり)。

しかし、バレたとはいえお金は稼いでないから副業ではないし、会社の情報を漏らしているわけでもない。

これで怒られたらブログはこの世に存在できない!それくらいに考えました。しかし現実は厳しかった…。

「これうちのことをディスってない?名誉毀損の可能性あるなぁ」

「本当に稼いでないの?証明できる?副業だったら懲戒だよ?」

「会社の機密情報少しでも載ってたら訴訟だよ?この文章とか怪しいなぁ」

いやいやおかしいでしょ…と思いつつも、初めての事態にどこか罪悪感を感じてしまい反論出来ず、ただひたすら尋問され、精神をすり減らしていました。

「副業禁止」「お前のはうちモノのだから」

それから1週間、毎日法務に呼ばれて記事をひとつひとつ検証する作業がスタート。

ブログは、自社サービスを紹介している記事以外は全て削除。なんだかもう、切ないというか、やるせないというか。

僕は、素直に社長へ謝りにいきました。

僕「もうブログはやりません。本当に申し訳なかったです」

すると社長は僕の顔も見ず、PCのモニター越しに

社長「あぁ、あのブログもうウチ(会社)のだから」

僕「…?」

社長との会話が終わったあと、法務から丁寧に説明されてようやく事態を収拾しました。社員のものは会社のもの。お前のものは俺のものというジャイアニズム。ただそれだけ。

アクセスとユーザーがある程度定着している僕のブログを、そのまま元々売却したブログに追加コンテンツとして投入する計画が決まっていました。

…なんて情けない会社なんだ。

いろんな感情がありましたが、自分の会社の情けなさに悲しくなりました。素直に最初から「いいね!これうちでやろうよ!」って言ってくれたら喜んで引き渡したのに。

僕はこのとき、丁度リクルートから入社の誘いを受けており、最終面接で「そのブログのノウハウを活かして、もっと大きなことやってみようよ」なんて話をしていました。

独立するか、リクルートに行くか、残留してブログをやり続けるか。自身のキャリアの選択肢に迷っていましたが、この瞬間に心が決まりました。

会社を辞めて、リクルートに行く。

辞める旨を社長へ伝えたところ、手のひらを返したように「編集長にしてやってもいい」「事業部長にしてやる」「給与に不満があるならボーナス出す」などの提案をしてきましたが、もう何も魅力を感じなかったです。

今更変わり果てたブログを取り返そうとも思わないし、何よりこんな器でやってる会社が大きくなるはずがない。そう思いました。

翌週、退職届けを出し、僕はリクルートへ転職しました。

今も運営されています

僕の作ったブログコンテンツは今もしっかり運営されています。

編集部なるものも作られ、事業も拡大しているようです。内容は僕のやっていたころから進化していないため、時代遅れの残念なコンテンツになっています。

今でもたまに見ますが、離婚して会えなくなった子供を見るような気持ちで見ています(※離婚したこともないですし子供もいませんが…)。

ブログには可能性がある

自身のブログ売却経験と、今回のこの騒動を通じて、僕はブログに大きな可能性を感じてます。ブログは会社の事業にもなる。自分でブログを売却したときにも思いましたが、ブログは副業という域に留まらず、誰もが大きなことにチャレンジできるツールです。

ブログで稼ぐこともできますが、情報を発信するメディアとして非常に大きなポテンシャルがあり、自分をブランディングするツールにも、やり方によっては事業にも会社にもなります。

どんな形であれ、ユーザーに届くものを発信し続ければ、それはいつか大きなものに変わっていくことを自身で身をもって体験しました。

この経験を経てからは、僕は副業OKな会社にしか勤めていません。この会社には本当に残念な気持ちしかありませんが、ある意味でとてもいい経験をさせてもらったと思っています。

みなさんもお気をつけあそばせ。

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