【厳選】motoが選ぶ会社員におすすめのビジネス書10選

会社員におすすめのビジネス書10選

motoが読んで良かったビジネス書

これまでに読んできたビジネス書の中から、仕事やキャリアを考える上で読み返して良かった10冊をご紹介します。

この記事で選んでいるのは、2026年の新刊ランキングや売上ランキングだけを追った本ではありません。営業、経営、組織、人間関係、伝え方など、働く上で何度もぶつかるテーマを扱っていて、20代、30代、40代と立場が変わっても読み直せる本を中心に選びました。

※今回ご紹介する書籍は青山ブックセンターの企画「motoさんの選書フェア」特設コーナーで2022年1月に展開されました。

ビジネス書はランキングより今の課題で選ぶ

ビジネス書を選ぶときは、まず「いま仕事で何に困っているか」から考えるのがおすすめです。20代なら営業、伝え方、習慣づくり。30代なら成果の出し方や組織での動き方。40代以降なら経営、リーダーシップ、事業の見方が読みどころになります。

ランキング上位の本は話題を知るきっかけになりますが、売れている本が必ず自分の課題に合うとは限りません。まず1冊選ぶなら、いまの仕事に引き寄せて読める本、数年後に読み返しても別の気づきがある本を選んでください。

1.なぜハーバード・ビジネススクールでは営業を教えないのか?

おすすめ度:★★★★★

営業を「売り込む仕事」だけで捉えている方に読んでほしい一冊です。世界中のビジネスパーソンへの取材を通じて、営業が人を動かし、信頼をつくり、事業を前に進める仕事であることが見えてきます。

営業職の方はもちろん、企画、マーケティング、採用、マネジメントに関わる方にも学びがあります。20代で仕事の土台を作りたい方や、顧客との向き合い方を見直したい方におすすめです。

この本は新R25のこちらの記事でも僕から紹介させていただきました。

2.コンテナ物語

おすすめ度:★★★★★

「標準コンテナ」の発明が物流のコスト構造を変え、グローバル経済の広がりに影響を与えた流れをたどれる一冊です。派手な経営論ではありませんが、事業や産業を見る目を鍛えたい方にはかなり面白い本です。

目の前の業務だけでなく、仕組みが変わると何が変わるのかを考えるきっかけになります。30代以降で、事業構造や業界の変化を広い視点で捉えたい方におすすめです。

3.起業の天才!

おすすめ度:★★★★★

リクルートを創業した江副さんの軌跡を、創業、拡大、事件まで含めて追った一冊です。成功談だけで終わらず、事業が大きくなる過程で何が起こるのかまで読める点が印象に残りました。

起業を考えている方だけでなく、会社の成長や組織づくりに関心がある方にも向いています。リクルートの考え方や日本のビジネス史を知りたい方は、他の起業本とあわせて読むと理解が深まります。

江副さんが新入社員に送った言葉などについては、こちらの記事でまとめています。

4.Think CIVILITY

おすすめ度:★★★★・

職場での礼節を、単なるマナーではなく成果や人間関係に関わるテーマとして扱ったビジネス書です。無礼な言動が周囲に与える影響を知ると、日々の態度や言葉選びを軽く見られなくなります。

部下や後輩を持つ方、チームの雰囲気を変えたい方、管理職になる前に人との接し方を見直したい方に合う可能性があります。40代以降のリーダー層にも読み返す価値がある一冊です。

5.ザ・ゴール

おすすめ度:★★★★・

TOC(制約理論)を、小説を読み進めながら理解できる名著です。仕事で成果が出ないとき、すべてを同時に改善しようとするのではなく、流れを止めている制約を見つける考え方が学べます。

工場や製造業だけの本に見えますが、営業、採用、プロジェクト管理にも応用できます。全体最適や生産性を考える機会が増える30代、40代の方には特におすすめです。

6.ビジョナリーカンパニー②

おすすめ度:★★★★★

普通の会社がどのように偉大な企業へ変わっていくのかを、「飛躍の法則」として整理したビジネス書です。経営者だけでなく、組織の中で成果を出したい方にも読みどころがあります。

日々の仕事で何を積み上げるべきか、どんなリーダーが強い組織をつくるのかを考えられます。マネージャーになる前後の方や、会社を見る視点を一段上げたい方におすすめです。

7.7つの習慣

おすすめ度:★★★★★

全世界累計5,000万部、日本国内270万部を突破しているロングセラーです。僕は仕事やキャリアで迷ったときに読み返しています。

短時間で答えをくれるタイプの本ではありませんが、主体性、優先順位、人間関係など、働く上で避けて通れないテーマをまとめて考えられます。新社会人や20代の方はもちろん、役割が変わる30代、40代にも向いています。

8.シンプルに考える

おすすめ度:★★★★・

こちらの本は、新R25さんのタクシー広告で紹介させていただいた一冊です。

この本を読んでから、仕事で問題が起きたときに「本当に向き合うべき論点は何か?」と考えるようになりました。複雑に見える仕事でも、余計な前提を外すと、まず動かすべき点が見えてくることがあります。

企画、事業づくり、マネジメントなど、判断する場面が多い方におすすめです。思考法の本を何冊も読むより、まずこの1冊で考え方を絞ってみるのも良いと思います。

9.一勝九敗

おすすめ度:★★★★・

ユニクロが成長していく過程を通じて、起業、経営、失敗との向き合い方を学べる一冊です。成功談だけを読むより、うまくいかなかった判断や試行錯誤まで知れるところに価値があります。

経営者の考え方を知りたい方、事業責任者やマネージャーとして意思決定に関わる方におすすめです。若手の方が読む場合は、派手な成果よりも、失敗を次の判断にどう変えているかに注目して読んでみてください。

10.伝え方が9割

おすすめ度:★★★★・

コピーライターの佐々木圭一氏が、相手に伝わる言葉の作り方を整理したベストセラーです。営業、面接、社内調整、依頼文など、仕事で誰かに動いてもらう場面が多い方には実用的な一冊です。

コミュニケーション本は抽象的なものも多いですが、この本は言葉をどう変えるかまで落とし込まれています。20代でビジネスの伝え方を身につけたい方や、資料・メール・提案の言葉を見直したい方におすすめです。

以上、おすすめのビジネス書10選でした。新刊ランキングを追うだけではなく、いまの仕事で悩んでいるテーマに近い本から選ぶと読みやすいです。まずは営業、経営、組織、人間関係、伝え方の中から、自分の課題に近い1冊を手に取ってみてください。

執筆者・監修者のmotoについて

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起業家・著述家(Wikipedia)。実名は戸塚俊介。広告・人材・IT業界など8社へ転職。副業でmoto株式会社を起業し、上場企業へM&A。現在はHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)代表取締役。著書:『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)

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