
国内の有料職業紹介事業所は30,561事業所(厚生労働省「令和6年度職業紹介事業報告書の集計結果(速報)」)あり、有料職業紹介事業の常用就職件数は888,993件にのぼります。
20代の転職では、求人をたくさん見るだけでは選びきれません。数より軸です。私は、まず「求人の幅」「担当者に相談できるか」「未経験や第二新卒向けの求人があるか」「スカウトで経験を評価されるか」の4点で比べることをおすすめします。
最初に比較したいのは、求人を幅広く見られる『doda』、転職支援を受けながら進められる『リクルートエージェント』、スカウトで市場価値を確認できる『ビズリーチ』です。第二新卒や未経験職への転職を考える方は、『マイナビジョブ20’s』や『UZUZ』も合わせて見てください。
この記事では、20代におすすめの転職サイト・転職エージェントを、目的別に絞って紹介します。女性向け、未経験、IT・Web、ハイクラス、20代前半・後半など、自分の状況に近いところから確認してください。
20代なら、求人を広く見られる総合型を1社、相談しながら進めるエージェント型を1社、これに市場価値を測るスカウト型か20代特化型を1社。この3タイプを組み合わせると動きやすいです。まずは下の早見表で、自分に近いタイプから見てください。
| タイプ | まず見たいサービス | こんな20代に |
|---|---|---|
| 総合型(求人検索+相談) | doda | 希望職種がまだ固まっていない方 |
| エージェント型 | リクルートエージェント | 初めての転職で相談しながら進めたい方 |
| スカウト型 | ビズリーチ | 年収アップや大手を狙う方 |
| 20代特化型 | マイナビジョブ20’s | 第二新卒・既卒・20代前半の方 |
| 未経験特化型 | UZUZ | 未経験職や短期離職後の転職を考える方 |
目次
- 20代向けおすすめ転職サイト・転職エージェント
- 目的別に選ぶ20代向け転職サイト
- 20代前半・20代後半で転職サイトの選び方は変わる
- 20代向け転職サイトの選び方
- 20代が転職サイトを使うメリット・デメリット
- 20代向け転職サイトの利用の流れ
- 20代が転職サイトを使うときの注意点
- 20代の転職サイトに関するよくある質問
- Q:20代におすすめの転職サービスはどれですか?
- Q:dodaとリクルートエージェントはどっちがいいですか?
- Q:ビズリーチとdodaはどっちがいいですか?
- Q:転職サイトはやめたほうがいいですか?
- Q:転職エージェントを使わないほうがいい20代は?
- Q:転職をやめたほうがいい20代はいますか?
- Q:転職しちゃいけない時期はありますか?
- Q:20代で転職すると年収は下がりますか?
- Q:20代は平均して何回転職していますか?
- Q:20代で未経験業種への転職はできますか?
- Q:20代でとっておくべき資格はありますか?
- Q:転職サイトとハローワークはどっちがいいですか?
- Q:転職サイトを使ってもうまくいかないときはどうしたらいいですか?
- まとめ
- 執筆者・監修者のmotoについて
本記事は、転職の専門家であるmoto(戸塚俊介)が、20代におすすめの転職サイトを比較・ランキング形式でご紹介しています。
20代の転職サイトは何社登録すればいい?
目安は2~3社。まずはこの範囲に絞って登録してください。1社だけだと求人の傾向や担当者との相性を比べにくく、反対に4社以上だと連絡や面談の管理に時間を取られます。総合型を1~2社、20代特化型またはスカウト型を1社加える形が始めやすいです。在職中で時間が限られる方は2社、短期で転職したい方は3社を目安にしてください。
20代向けおすすめ転職サイト・転職エージェント
軸は2つ。求人を広く見られる総合型と、書類添削や面接対策まで相談できるエージェント型です。20代が最初に比較するなら、この2タイプから始めてください。年収アップや大手企業を狙う方は、スカウト型も登録しておくと、自分の経験がどの企業に評価されるか見やすくなります。
| サービス名 | 向いている20代 | 使い方 |
|---|---|---|
| doda | 求人を幅広く見たい方 | 求人検索とエージェントを併用する |
| リクルートエージェント | 初めて転職する方、非公開求人も見たい方 | 担当者に相談しながら応募先を絞る |
| ビズリーチ | 年収アップや大手企業を狙う方 | 職務経歴書を登録してスカウトを比べる |
| マイナビジョブ20’s | 第二新卒、既卒、20代前半の方 | 適性診断や面談で方向性を整理する |
| UZUZ | 未経験職や短期離職後の転職を考える方 | 個別相談で応募先を絞る |
1:doda

口コミ:doda 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:30万件以上(2026年7月13日現在)
【公式サイト】https://doda.jp/
『doda』は、求人検索、エージェント、スカウトをまとめて使える転職サービスです。20代で希望職種がまだ固まっていない方でも、職種、勤務地、年収、働き方の条件を変えながら求人を比べられます。
自分で求人を探しつつ、必要な場面ではキャリアアドバイザーに相談できる点が使いやすいところです。履歴書や職務経歴書の添削、面接対策、年収交渉まで任せたい方は、エージェントサービスも使ってください。まず1社目に登録する総合型として候補に入れておきたい転職サイトです。
出典:公式サイト
2:リクルートエージェント

口コミ:リクルートエージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:760,000(2026年7月13日現在)
求人数増減:±0(先週比→keep)
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
『リクルートエージェント』は、幅広い業界・職種の求人を扱う大手転職エージェントです。初めての転職で、応募書類や面接準備を一人で進めるのが難しい20代に向いています。
キャリアアドバイザーに相談しながら、公開求人に加えて非公開求人の紹介も受けられます。志望業界が決まっていない方、異業種への転職を考えている方、面接対策まで見てもらいたい方は登録しておくと比較材料が増えます。ただし、経験や希望条件によっては紹介される求人が限られることもあるため、dodaなどの求人検索型も併用してください。
出典:公式サイト
3:ビズリーチ

口コミ:ビズリーチ 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:211,810(2026年7月13日現在)
求人数増減:+818(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp/
『ビズリーチ』は、企業やヘッドハンターからスカウトが届くハイクラス向け転職サイトです。20代でも、営業実績、専門スキル、マネジメント経験、英語力などを具体的に伝えられる方に合っています。
今すぐ転職する予定がなくても、職務経歴書を登録しておくと、どのような企業から声がかかるか確認できます。年収アップを狙う方、大手企業や成長企業の求人を見たい方は、応募型のdodaやリクルートエージェントと並行して使うと、自分から動くルートとスカウトを待つルートの両方を確保できます。
スカウトを増やしたい方は、担当業務だけでなく、成果、使用ツール、関わった人数、改善した数字まで書いてください。反対に、職務経験が浅くアピール材料が少ない方は、マイナビジョブ20’sやUZUZのような20代向けエージェントを先に使う方が進めやすいです。
出典:公式サイト
4:マイナビジョブ20’s

口コミ:マイナビジョブ20’s 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:6,665(2026年7月13日現在)
求人数増減:+24(先週比↑up)
【公式サイト】https://mynavi-job20s.jp/
『マイナビジョブ20’s』は、20代、第二新卒、既卒向けの転職支援サービスです。社会人経験が浅い方や、初めて転職活動をする方でも相談しやすい内容になっています。
公式サイトでは、全求人が20代向けで、未経験OK求人が76%以上と案内されています。適性診断やカウンセリングを通じて、自分に向く仕事を整理できる点も特徴です。未経験職種に挑戦したい方、今の仕事が合っているか分からない方、書類や面接の進め方に迷う方は候補に入れてください。
※マイナビのプロモーションを含みます
出典:公式サイト
5:UZUZ(ウズキャリ)

口コミ:UZUZ(ウズキャリ) 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
【公式サイト】https://uzuz.jp/
『UZUZ』は、第二新卒、既卒、フリーターなど20代向けの就業サポートを行う転職エージェントです。20代前半で職歴に自信がない方や、短期離職後の転職を考えている方にも向いています。
求人紹介だけでなく、自己分析、書類添削、面接対策まで個別に相談できます。求人を大量に見たい方というより、担当者と話しながら応募先を絞りたい方に合うサービスです。短期離職の理由をどう説明するか迷う方は、応募前に相談しておくと面接準備まで進めやすくなります。
出典:公式サイト
目的別に選ぶ20代向け転職サイト
効くのは年齢そのものより、目的です。20代の転職では、「未経験かどうか」「職種が決まっているか」「年収を上げたいか」で選ぶサービスが変わります。ここでは、検索されやすい目的別におすすめの転職サイトを絞って紹介します。
20代女性におすすめ:doda Woman Career

口コミ:doda Woman Career 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:30万件以上(2026年7月13日現在)
【公式サイト】https://doda.jp/woman/
『doda Woman Career』は、doda内の求人を女性向けに探しやすくした転職サイトです。産休・育休、残業時間、リモートワーク、時短勤務などを確認しながら求人を見たい20代女性に向いています。
自分で求人を探すだけでなく、dodaのエージェントサービスも使えます。ライフイベントを見据えて転職先を選ぶ方は、制度の有無だけでなく、配属予定部署での利用実績や残業時間も応募前に確認してください。
出典:公式サイト
20代女性向けのおすすめ転職サイト、女性向け転職サイトは下記の記事にもまとめています。
未経験・フリーターにおすすめ:ハタラクティブ

口コミ:ハタラクティブ 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:6,465(2026年7月13日現在)
求人数増減:±0(先週比→keep)
【公式サイト】https://hataractive.jp/
『ハタラクティブ』は、20代の既卒、第二新卒、フリーター、未経験者向けの転職エージェントです。正社員経験が少ない方や、学歴・職歴に自信がない方でも相談できます。
求人紹介だけでなく、履歴書の書き方や面接での答え方も相談できます。早めに正社員就職を目指したい方は、dodaやマイナビジョブ20’sと合わせて登録し、紹介される求人の仕事内容、研修内容、勤務地を比べてください。
出典:公式サイト
スキルに自信がない20代男性・高卒の方はサポート型から始める
職歴や学歴に自信がない方は、求人を大量に見るより、未経験歓迎求人と書類添削に対応したエージェントを使ってください。営業、販売、事務、ITサポートなどは、20代未経験を採用する企業もあります。
応募前に確認したいのは、研修内容、残業時間、評価基準、配属先です。高卒だから不利と決めつけるより、学歴不問・未経験歓迎の求人を扱うサービスで、応募できる求人を2~3社比べてください。
第二新卒におすすめ:Re就活エージェント

口コミ:Re就活エージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:13,053(2026年7月13日現在)
求人数増減:+117(先週比↑up)
【公式サイト】https://re-katsu.jp/career/agent/
『Re就活エージェント』は、20代や第二新卒向けの転職支援サービスです。未経験の職種に挑戦したい方や、入社数年以内で転職を考えている方に合っています。
求人を自分で探すだけでなく、エージェントに相談しながら応募先を決められます。第二新卒向けの求人を中心に見たい方は、マイナビジョブ20’sやUZUZと比較しながら使ってください。
出典:公式サイト
IT・Web業界におすすめ:Geekly(ギークリー)

口コミ:Geekly(ギークリー) 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:37,239(2026年7月13日現在)
求人数増減:-362(先週比↓down)
【公式サイト】https://www.geekly.co.jp/
『Geekly』は、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。エンジニア、クリエイター、IT営業、マーケティングなど、IT業界内で職種を広げて探したい20代に向いています。
業界に詳しい担当者に相談できるため、求人票だけでは分かりにくい技術環境や選考のポイントも確認できます。未経験からITを目指す場合は、総合型のdodaやマイナビジョブ20’sも合わせて見て、研修の有無や入社後の配属先まで確認してください。
出典:公式サイト
ITエンジニア経験者におすすめ:レバテックキャリア

口コミ:レバテックキャリア 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
公開求人数:53,087(2026年7月13日現在)
求人数増減:+256(先週比↑up)
【公式サイト】https://career.levtech.jp/
『レバテックキャリア』は、ITエンジニアやデザイナー経験者向けの転職エージェントです。開発経験やポートフォリオをもとに、より条件のよい求人を探したい20代に合っています。
職務経歴書やポートフォリオの見せ方、企業別の面接対策まで相談できます。未経験者向けというより、すでにIT・Web系の実務経験がある方がキャリアアップを狙うときに使いたいサービスです。
出典:公式サイト
IT企業を自分で探したい方におすすめ:転職サイトGreen

口コミ:転職サイトGreen 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】https://www.green-japan.com/
『Green』は、IT・Web業界の求人に強い転職サイトです。エンジニアやデザイナーだけでなく、マーケティング、営業、人事、経理などIT企業内の幅広い職種を探せます。
企業ページには写真や社員インタビューが掲載されていることも多く、社風を確かめてから応募先を選びたい方に合っています。エージェントを介さず、自分のペースで企業とやりとりしたい20代におすすめです。
出典:公式サイト
高収入・ハイクラスにおすすめ:AMBI

口コミ:AMBI(アンビ) 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:218,782(2026年7月13日現在)
求人数増減:+13,950(先週比↑up)
【公式サイト】https://en-ambi.com/
『AMBI』は、若手ハイキャリア向けのスカウト転職サービスです。20代でも、現職で成果を出している方や、年収500万円以上の求人を中心に見たい方に向いています。
求人に対して「興味あり」を押すと、企業やヘッドハンターから合格可能性の判定が届く機能があります。応募前に自分の市場価値を見たい方は、ビズリーチと合わせて登録しておくと比較できます。
出典:公式サイト
20代前半・20代後半で転職サイトの選び方は変わる
同じ20代でも、前半と後半で見られ方は違います。20代前半はポテンシャルや定着意欲、20代後半は実績や専門性を見られる場面が増えます。「転職は何歳から厳しくなるのか」と不安になる方もいますが、20代のうちは未経験求人もポテンシャル採用も両方選べる時期です。年齢そのものより、経験をどう説明するかで結果が変わります。
20代前半は「未経験可」「第二新卒向け」を優先する
20代前半は、職務経験よりも伸びしろを見られる求人に出会える時期です。マイナビジョブ20’s、UZUZ、Re就活エージェント、ハタラクティブなど、第二新卒や未経験者向けの求人を扱うサービスを中心に見てください。
ただし、未経験歓迎と書かれていても、仕事内容や研修内容は企業によって差があります。応募前に、入社後に任される業務、配属先、研修期間、評価基準を確認してください。
20代後半は「経験をどう評価されるか」で選ぶ
20代後半は、これまでの経験をどう次の会社で活かせるかが見られます。営業、企画、エンジニア、管理部門など、職種ごとの実績を整理してから求人を探しましょう。
年収アップを狙うならビズリーチやAMBI、幅広い選択肢を見たいならdodaやリクルートエージェントが候補になります。職務経歴書には、担当業務だけでなく、数字で説明できる成果も入れてください。30代が近づくほどポテンシャルより実績で判断される場面が増えるため、20代後半のうちに成果を言葉にしておくと、選べる求人の幅を保てます。
20代向け転職サイトの選び方
選ぶ基準は知名度ではありません。自分の状況に合うかどうかです。20代なら、求人の量、サポートの有無、未経験求人の比率、スカウト機能の有無を見てください。
1. 求人広告型かエージェント型で選ぶ
求人広告型は、自分で求人を検索して応募する転職サイトです。自分のペースで進めたい方、まず求人だけ見たい方に向いています。doda、リクナビNEXT、Greenなどが該当します。
エージェント型は、担当者に相談しながら求人紹介、書類添削、面接対策を受けるサービスです。初めての転職、未経験職種への応募、年収交渉を任せたい方はエージェント型を使ってください。
2. 求人数の多い総合型を1社入れる
20代は希望条件が固まりきっていないことも多いため、最初から職種や業界を狭めすぎない方がよいです。dodaやリクルートエージェントのような総合型を入れておくと、比較できる求人が増えます。
求人を見ながら、仕事内容、年収、勤務地、残業時間、休日、リモート可否を比べてください。求人票を20~30件ほど見ると、自分が譲れない条件も見えてきます。
3. 20代特化型を1社加える
第二新卒や未経験職への転職では、20代特化型のサービスも見てください。マイナビジョブ20’s、UZUZ、Re就活エージェント、ハタラクティブなどは、若手採用に前向きな企業を探すときに使えます。
経験者向けの求人ばかり見ていると、書類選考で落ち続けることがあります。未経験可、研修あり、第二新卒歓迎など、自分の経験に合う求人を中心に選んでください。
4. 年収アップを狙うならスカウト型も使う
ビズリーチやAMBIのようなスカウト型は、職務経歴書を見た企業やヘッドハンターから連絡が届くサービスです。自分から応募するだけでは見つけにくい求人に出会えることがあります。
ただし、スカウトの質には差があります。仕事内容、提示年収、勤務地、求める経験が自分に合っているかを確認し、条件が曖昧なスカウトにはすぐ応募しないようにしてください。
5. 知恵袋や口コミだけで良し悪しを決めない
転職サイトの口コミや知恵袋には、担当者との相性、連絡頻度、紹介求人への不満などが書かれています。参考にはなりますが、それだけで登録するサービスを決めないでください。
同じ転職サイトでも、希望職種、勤務地、経験年数で紹介される求人は変わります。口コミを見るときは、良い悪いの感想よりも「自分の希望条件と近い人の話か」を確認しましょう。
20代が転職サイトを使うメリット・デメリット
転職サイトは万能ではありません。登録すれば必ず良い求人が見つかる、というものでもないです。使う前に、できることと苦手なことを押さえておきましょう。
メリット:求人を比較しながら自分のペースで進められる
転職サイトを使うと、職種、勤務地、年収、働き方などの条件を変えながら求人を比較できます。今すぐ応募しない場合でも、どんな企業が20代を募集しているか確認できます。
スカウト機能を使えば、企業側から連絡が届くこともあります。現職が忙しい方は、通勤時間や休日に求人を確認し、気になる求人だけ保存しておく使い方もできます。
デメリット:求人の見極めや交渉は自分で行う場面がある
求人広告型の転職サイトでは、応募先の見極め、面接日程の調整、年収交渉を自分で行うことがあります。求人票だけでは、職場の雰囲気や実際の残業時間まで分からないこともあります。
条件交渉や面接対策に迷う方は、エージェント型も使ってください。求人検索は転職サイト、応募前の相談はエージェントという分け方でも問題ありません。
20代向け転職サイトの利用の流れ
流れはシンプルです。登録、求人検索、応募書類の作成、応募、面接、内定の順。登録だけで応募が決まるわけではないため、情報収集から始めても問題ありません。
1. 自己分析をする
転職サイトに登録する前に、これまでの経験、得意な業務、苦手な環境、転職で変えたい条件を整理してください。20代の転職では、完璧なキャリアプランよりも、なぜ転職したいのかを自分の言葉で説明できることが求められます。
2. 転職サイトに登録する
登録時には、氏名、連絡先、職歴、希望職種、希望勤務地などを入力します。スカウト型を使う場合は、職務経歴書の内容がスカウト数や質に影響します。担当業務に加えて、成果や工夫した点も書いてください。
3. 求人を比較する
年収だけで決めない。求人を見るときは、仕事内容、残業時間、休日、勤務地、転勤の有無、評価制度、試用期間の条件まで確認しましょう。似た求人を複数見比べると、条件の良し悪しが分かります。
4. 応募書類を作成する
履歴書と職務経歴書は、応募企業ごとに少しずつ調整してください。未経験職種に応募する場合は、これまでの経験をどう活かせるかを具体的に書きます。書き方に迷う方は、エージェントに添削してもらってください。
5. 面接・内定
面接では、退職理由、転職理由、志望動機、これまでの経験、入社後にやりたいことを聞かれることが多いです。内定後は、年収、入社日、配属先、業務内容を確認してから承諾しましょう。条件が曖昧なまま承諾しないようにしてください。
20代が転職サイトを使うときの注意点
ゴールは内定ではありません。続けられる職場です。20代の転職では、早く内定を取ることだけに寄せすぎず、次の職場で続けられるかまで見てください。求人の数より、応募先の中身を確認しましょう。
1. 希望条件を絞りすぎない
最初から年収、勤務地、職種、働き方を細かく絞りすぎると、見られる求人が少なくなります。まずは条件を広めにして求人を見て、その後で譲れない条件を3つほどに絞ってください。
2. ポテンシャルだけでなく再現性を伝える
20代はポテンシャル採用の対象になりやすいですが、やる気だけでは評価されにくいです。前職で工夫したこと、数字で説明できる成果、次の仕事に活かせる経験を具体的に伝えてください。
3. 転職回数が多い場合は理由を整理する
20代で転職回数が多い場合、面接で理由を聞かれることがあります。職場や上司への不満だけで話すのではなく、次の会社で何を実現したいのかまで整理しておきましょう。短期離職がある方は、応募前にエージェントへ相談するのもおすすめです。
4. スカウトは内容を確認してから返信する
スカウトが届いても、すべてが自分に合う求人とは限りません。玉石混交です。求人内容が曖昧なもの、希望勤務地と違うもの、経験と大きくずれるものは、返信前に確認してください。条件が合うスカウトだけに絞る方が、面談の時間を有効に使えます。
5. 退職前に内定条件を書面で確認する
内定が出ても、すぐに退職を伝える必要はありません。条件が合わなければ、承諾前に辞退することもできます。複数社で選考が進んでいる場合は、返答期限も先に確認しておきましょう。年収、勤務地、入社日、配属先、業務内容、試用期間の条件を確認してから判断してください。口頭で聞いた条件と書面の内容が違う場合は、承諾前に担当者や応募先へ確認しましょう。
20代の転職サイトに関するよくある質問
Q:20代におすすめの転職サービスはどれですか?
A:まずはdoda、リクルートエージェント、ビズリーチを比較してください。第二新卒や未経験職を考える方は、マイナビジョブ20’s、UZUZ、Re就活エージェント、ハタラクティブも候補になります。最初から多く登録せず、2~3社で始めるのがおすすめです。
Q:dodaとリクルートエージェントはどっちがいいですか?
A:自分でも求人を探しながらエージェントに相談したい方はdoda、担当者に相談しながら非公開求人や面接対策まで進めたい方はリクルートエージェントが合います。迷う場合は両方登録し、紹介求人、担当者の提案、連絡頻度を比べてください。
Q:ビズリーチとdodaはどっちがいいですか?
A:求人を自分で検索して幅広く応募したい方はdoda、職務経歴書を登録してスカウトから市場価値を測りたい方はビズリーチが向いています。20代なら、応募型のdodaを主軸にしつつ、ビズリーチにも登録してどんな企業から声がかかるか見ておくと、自分から動くルートとスカウトを待つルートの両方を確保できます。
Q:転職サイトはやめたほうがいいですか?
A:転職サイトを使うこと自体が悪いわけではありません。求人を自分で探せる反面、求人票の見極めや条件交渉を自分で進める場面があります。初めての転職、未経験職への応募、短期離職後の転職では、転職サイトだけでなくエージェントも併用してください。
Q:転職エージェントを使わないほうがいい20代は?
A:自分のペースで求人を探したい方は、転職サイトだけでも問題ありません。エージェントは求人紹介や日程調整を任せられる反面、面談や連絡の時間が必要です。週1回以上の電話や面談が負担なら、まず求人検索から始めてください。ただし、初めての転職や未経験職への応募では、書類添削だけでも使う価値があります。
Q:転職をやめたほうがいい20代はいますか?
A:転職理由が「なんとなく辞めたい」だけの状態なら、応募前に条件を整理してください。現職で部署異動や働き方の相談ができる場合は、転職以外の選択肢もあります。反対に、長時間労働、賃金、仕事内容、将来性などが明確な理由なら、求人を見ながら比較を始めて問題ありません。
Q:転職しちゃいけない時期はありますか?
A:暦の上の時期よりも、準備が整っていない状態での退職を避けてください。転職理由を自分の言葉で説明できない、生活費の見通しがない、内定条件を書面で確認していない。このどれかに当てはまるうちは、退職を急がず在職中に求人を見ることから始めましょう。条件が固まっていれば、応募の時期そのものは大きな問題になりません。
Q:20代で転職すると年収は下がりますか?
A:年収が上がるか下がるかは、職種、業界、経験、転職理由によって変わります。同職種で経験を活かす転職なら上がる可能性がありますが、未経験職種への転職では一時的に下がることもあります。年収だけでなく、残業時間、休日、将来の昇給幅も合わせて見てください。
Q:20代は平均して何回転職していますか?
A:平均回数として言い切れる公的データはありませんが、厚生労働省の雇用動向調査では転職入職率は若い年代ほど高い傾向があり、20代の転職自体は珍しくありません。選考で見られるのは回数より理由です。24歳で2回など回数が気になる方は、それぞれの退職理由と、次の会社で続けられる根拠を整理してから応募してください。
Q:20代で未経験業種への転職はできますか?
A:20代は未経験業種へ転職できる可能性があります。特に営業、IT、事務、販売、カスタマーサポートなどは未経験可の求人もあります。ただし、未経験歓迎でも誰でも採用されるわけではありません。なぜその業界に行きたいのか、前職の経験をどう活かすのかを説明できるようにしてください。
Q:20代でとっておくべき資格はありますか?
A:資格は、目指す職種に関係するものから選んでください。事務なら簿記やMOS、ITならITパスポートや基本情報技術者、営業なら普通自動車免許が求人条件になることがあります。資格だけで内定が決まるわけではないため、応募職種で使う場面があるかを見て選びましょう。
Q:転職サイトとハローワークはどっちがいいですか?
A:民間企業の求人を幅広く見たい方は転職サイト、地元企業や職業訓練も含めて相談したい方はハローワークが合います。20代の場合は、転職サイトで求人相場を見ながら、必要に応じてハローワークも使う形で問題ありません。
Q:転職サイトを使ってもうまくいかないときはどうしたらいいですか?
A:応募しても書類選考で落ちる場合は、応募条件と職務経歴書を見直してください。面接で落ちる場合は、転職理由や志望動機の伝え方を改善する必要があります。1人で修正が難しい場合は、リクルートエージェント、doda、マイナビジョブ20’sなどで書類添削や面接対策を受けてください。
まとめ
20代の転職サイト選びでは、まず総合型を1~2社、目的に合う特化型やスカウト型を1社加えるのがおすすめです。求人を広く見たい方はdodaやリクルートエージェント、年収アップや大手企業を狙う方はビズリーチ、第二新卒や未経験職に挑戦したい方はマイナビジョブ20’sやUZUZを比較してください。
転職サイトは、登録して終わりではありません。求人を比べる、職務経歴書を整える、面接で伝える内容を見直すところまで進めて、初めて次に応募する求人が見えてきます。まずは2~3社に登録し、求人の質、担当者との相性、スカウトの内容を比べながら進めてください。
■参考資料
厚生労働省「令和6年度職業紹介事業報告書の集計結果(速報)」
厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況」
厚生労働省「令和6年雇用動向調査結果の概要」
doda公式サイト
リクルートエージェント公式サイト
ビズリーチ公式サイト
マイナビジョブ20’s公式サイト
UZUZ公式サイト
ハタラクティブ公式サイト
Re就活エージェント公式サイト
Geekly公式サイト
レバテックキャリア公式サイト
Green公式サイト
AMBI公式サイト
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起業家・著述家(Wikipedia)。実名は戸塚俊介。広告・人材・IT業界など8社へ転職。副業でmoto株式会社を起業し、上場企業へM&A。現在はHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)代表取締役。著書:『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)



