
私はこれまでに5回の転職活動を経験してきました。
地方ホームセンターからキャリアをスタートし、第二新卒でも転職活動をしてきました。
これまでにリクルートや楽天、ベンチャー企業などに転職してきましたが、第二新卒の転職活動では主に転職サイトと転職エージェントを利用してきました。
これまでのキャリアで、50社近い転職サイトと転職エージェントを使ってきましたが、その中で第二新卒の転職活動で実際に役立ったおすすめ転職サイトと転職エージェントをご紹介します。
目次
第二新卒における転職サイトと転職エージェントのおすすめ活用方法
経験年数や社歴の浅い第二新卒での転職活動におすすめな方法が、転職サイトで応募したい企業や求人を見つけ、転職エージェントを通じて応募する方法です。具体的には下記の手順で進めます。
【転職サイトと転職エージェントを使った応募方法】
1. 第二新卒に強い転職サイトに登録する
2. 転職サイトで求人情報を検索する
3. 気になった求人を転職エージェントに伝える
4. 転職エージェントから推薦状付きで応募する
この方法を使うと、転職サイトで応募しただけでは落ちてしまう求人にも、転職エージェントに推薦してもらうことで書類選考の通過率が大きく上がります。第二新卒の転職には非常に有効な手段です。
第二新卒に強い転職サイトで求人を出している企業は、転職サイトからの応募者に対して、学歴フィルターや会社名、転職回数などのフィルターを設けていることがあるため、転職サイトの応募では機械的に落とされてしまうことがあります。
そのため、第二新卒で転職回数の多い方や、知名度の低い会社から転職される方は、転職サイトだけでなく、転職エージェントも合わせて活用するのがおすすめです。
実際に僕が第二新卒で転職活動をしていたときに、転職サイトから応募して書類で落ちた企業に、転職エージェント経由で内定をもらった経験もあるので、是非やってみてください。
第二新卒の転職で最も役立ったおすすめ転職サイトと転職エージェント
第二新卒の転職活動で最もおすすめな転職サイトと転職エージェントをご紹介します。迷ったらこの転職サイトに登録しておけば間違いないです。少なくとも、転職サイトへ登録して自分の市場価値を知るだけでも価値あります。
リクルートエージェント
おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】 https://www.r-agent.com
実際に内定まで繋げてもらったのが『リクルートエージェント』。第二新卒に限らず、毎回の転職で利用しています。業界最大の転職エージェントとあって、登録しておいて間違いないです。
おすすめな使い方として、事前に転職サイトの「リクナビNEXT」で第二新卒の求人を探しておき、気になった求人を転職エージェントに見せて相談すると良いです。
特に「第二新卒求人の特集」などには多くの第二新卒向けの求人が掲載されているので、その求人をもとに転職エージェントへ相談すると面談もスムーズになるのでおすすめです。
doda
おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】 https://doda.jp
転職サイトの『doda』はリクナビネクストに次いで大手の転職サイト。第二新卒専用の転職サイトではありませんが、第二新卒の大手企業や中小、ベンチャー企業の求人が数多くありました。また、サイト内にある「転職人気企業ランキング」が非常に参考になります。
転職サイトのリクナビNEXTに比べると「第二新卒の求人」が探しにくかったので『doda転職エージェント』と併用して使うのがおすすめです。転職サイトのdodaで求人を探して、転職エージェントのdodaで応募する使い方が良いです。
第二新卒で少しでも転職を考えている人は、転職サイトのdodaにだけ登録して求人を見るだけでも良いと思います。
マイナビ転職
おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】 https://tenshoku.mynavi.jp
『マイナビ転職』は未経験でも応募できる求人が多く、社歴が浅い状態でも役立ちました。
僕は第二新卒で地方ホームセンターに勤めていたときに利用しましたが、他社の転職サイトには掲載されていない穴場的な求人が結構あり、非常に便利でした。
ほかの転職サイトと違って地方にも支社があるため、地元の求人にも強いです。地方での転職活動には特にマイナビ転職が便利でした。
第二新卒の転職で使って良かったおすすめ転職エージェント
上記3社にに加え、「第二新卒向けの求人が多い」「紹介求人の質が高い」「書類選考の通過率が高い」という3つの条件を満たしていた第二新卒に強い転職エージェントをご紹介します。
マイナビジョブ20’s
おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】 https://mynavi-job20s.jp
どの転職サイトよりも第二新卒に特化していたのが『マイナビジョブ20’s』。転職サイトである「マイナビ転職」よりも第二新卒や20代の求人が多く、数多くの求人を紹介してくれます。
経験年数が浅くても、書類など通してくれたので第二新卒の転職に慣れている感じがありました。
第二新卒の転職で利用しましたが、職務経歴書や履歴書について詳しくアドバイスももらえました。第二新卒の転職活動で、書類選考や面接に不安がある人におすすめな転職エージェントです。転職サイトと併用すると良いです。
doda転職エージェント
おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】 https://doda.jp
マイナビに次いで第二新卒の転職に強いのが業界大手の転職エージェント『doda転職エージェント』です。マイナビ20’s同様、第二新卒向けの求人に力を入れており、豊富に求人をもらえました。
業界・業種を問わず、第二新卒の求人を数多く提案してくれるので、転職サイトよりも多くの求人が見れます。色々な求人を幅広く見た上で判断したい人に向いてます。
転職サイトの『doda』も見ておくと良いですが、第二新卒を探すのが大変だったので、転職エージェントから求人の提案をもらう方が楽でした。
パソナキャリア
おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】http://www.pasonacareer.jp
第二新卒のときに利用して、丁寧にキャリア相談に乗ってくれたのが『パソナキャリア』。ほかの転職エージェントよりも幅広く求人を提案してくれました。
自分で転職サイトを使って求人を探すより楽に見つけることができます。第二新卒の求人は多くはありませんが、第二新卒求人に限らず、相談に乗りながら多く求人を提案してくれるため、色々な求人を幅広く見た上で判断したい人におすすめです。
type転職エージェント
おすすめ度:★★★★・
【公式サイト】https://shoukai.type.jp
第二新卒の転職に力を入れ始めているのが『type転職エージェント』。確かに第二新卒向けの求人は多くありましたが「地方企業」の求人はほぼなかったので、地方で探すならリクルートエージェントを使った方が良いです。
担当者に若手の転職エージェントが多いので話しやすく、面接前には面接対策などしてもらえました。僕が第二新卒で転職活動をしていたときには、過去に出た問題や、内定する人の傾向などを細かく教えてもらえたので、すごく助かりました。
第二新卒の転職でよく使った転職サイト
ここで紹介する転職サイトは「第二新卒の求人が多い」「第二新卒で探せる」「他社転職サイトに無い求人がある」という基準で選びんでいます。
転職サイトは数多くありますが、全部使うと「会員登録がめんどくさい」「既視求人(被り)が多い」「DMが大量に来る」という状態になるので、この下記の転職サイトで充分だと思います。
リクナビNEXT
おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】 https://next.rikunabi.com
「第二新卒特集」が常に更新されているのが『リクナビNEXT』。大手転職サイトとあって、求人数が非常に多かったです。
初めての転職活動で利用したときは、リクナビNEXTの「履歴書」と「職務経歴書」を無料で作成できるツールを利用しましたが、これはとても便利でした。第二新卒が使う転職サイトとしては使いやすいと思います。
リクナビNEXTには、特集や検索軸に「第二新卒」があり、ほかの転職サイトに比べて求人を探しやすいです。ただ、求人数が多すぎるので、リクルートエージェントも併用して応募すると良いです。
また、第二新卒の求人はスカウトメールでも届いたので、スカウト機能にも登録しておくと良いです。
キャリトレ
おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】 https://www.careertrek.com
第二新卒と20代に特化している転職サイトが『キャリトレ』。すぐに登録できてラクでした。自分の希望条件や職務経歴を細かく入れなくても、自分にあったおすすめ求人をレコメンドしてくれます。
第二新卒向けかつ未経験でも応募できる求人が多め。「今すぐ転職したい」というより「何かいい仕事があったら見たい」という感じでも使えるので、まず求人を見たい人におすすめです。
求人はベンチャーから大手企業まで幅広くあり、第二新卒を中心に募集をしている求人も多かったので、まずは自分にどんな求人が来るか知りたい人におすすめです。
Green
おすすめ度:★★★★・
【公式サイト】 https://www.green-japan.com
転職サイト『Green』はIT企業が多いものの、大手転職サイトのリクナビNEXTなどに載っていない求人が多くありました(もちろん大手の求人もありました)。第二新卒向けの求人も多く、転職サイトとしても使いやすかったです。
Greenは返信用のメールがテンプレとしてあるため、面接日時の設定や、内定辞退の連絡などは手間が少ないのが便利でした。また、企業側のアクションも活発で、求人の「気になるボタン」を押すだけで企業との面接に繋がったこともありました。
IT業界の求人が多めなので、メーカーや商社などを検討している人には向いていないと思います。
第二新卒の転職サイトと合わせて見るべきサイト
20代の転職を失敗しないためにも情報収集は大切です。転職サイトや転職エージェントの情報だけでは「この会社大丈夫かな?」と不安があると思います。その際に参考となるのがその企業で働いている人の口コミと自分の市場価値です。僕は下記のサイトを参考にしています。
ミイダス
【公式サイト】 https://miidas.jp
第二新卒での転職で、自分にどれくらいのオファーがもらるのか?というのを「ミイダス」で調べることが出来ます。第二新卒の転職で提示されるオファー年収や、どれくらいの年収で転職するべきかというラインの参考になります。
いくつかの質問に答えるだけで、自分の年収や紹介される求人のレベルがわかるので、第二新卒における自分の価値を知っておくと良いです。20代の転職における年収は、後のキャリアにおいても重要なのでやってみることをおすすめします。
転職会議
【公式サイト】 https://jobtalk.jp
『転職会議』は転職サイトと合わせて必ず見てました。転職サイトに掲載されている企業のほとんどが網羅されおり、20代の投稿も数多くみられます。
どれくらい信憑性があるかわかりませんが、少なからず参考になるので見ておいて損はないです。正社員だけでなく、派遣社員や契約社員の投稿も多くあるので、そちらも参考に見てみると良いです。
OpenWork(旧VORKERS)
【公式サイト】 https://www.vorkers.com
組織の状況や給与などについて詳しく書かれていて、個人的に信憑性が高いと思っているの『OpenWork(旧VORKERS)』。
転職サイトや転職エージェントから教えてもらう年収は今時点の年収しかわからないため、OpenWorkで入社後の年収の上がり方や社風を調べて参考にしています。第二新卒のキャリアを考える上で、転職サイトと合わせて見ておくと良いです。
第二新卒の転職活動で大切にすべきこと
第二新卒の転職活動は、下記のポイントを大切すると良いです。
・転職先が決まる前に今の職場を辞めない
・退職理由をネガティブなものにしない
・転職先で譲れないポイントを明確にしておく
転職先が決まる前に今の職を辞めるのはよっぽどのことがない限りやめておいたほうが良いです。需要があるのはあくまで「第二新卒」であり「職に就いてない若手」ではありません。
退職理由については、職場の人間関係や年収などのネガティブな理由を上げてしまうと、求人を出している会社の人事に「なんかあったらまた辞めてしまうのでは?」と懸念されてしまう可能性があります。
退職理由については「自分として○○を実現したいが、今の会社では実現できないため」など前向きなものにするのが経験上おすすめです。
また、第二新卒は初めての転職の人が多く、転職エージェントの言いなりになりがちです。転職で失敗しないためにも、譲れないポイントを明確にしておいてください。
「年収は400万以上がいい」「職種は○○がいい」「勤務地は○○がいい」などを詳細に転職エージェントに伝えて、自分に合った求人を出してもらうと効率も良いですし、ミスマッチも減ると思います。
第二新卒の転職は今後のキャリアに大きく影響してくるので、焦らずしっかりと考えて転職活動をしましょう。
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