50代におすすめ転職サイト・転職エージェント13選|転職の専門家が徹底解説

50代のおすすめ転職サイト

50代におすすめの転職サイト・転職エージェントはどこなのか?

結論からお伝えすると、50代におすすめの転職サイト・転職エージェントは下記の2つがおすすめです。

■ 転職で年収を上げたい
『リクルートエージェント』

■ 転職を成功させたい
『doda転職エージェント』

50代の転職は厳しいと言われていますが、あなたに合った転職サイトを選んで活用すれば、転職成功率を大きく上げることが可能です。

しかし、50代の転職は転職サイトとの相性がかなり重要になります。転職先選びは管理職経験の有無、キャリアに自信があるかないかで大きく変わります。もし間違った求人を選んでしまったり、転職サイトに登録するだけで満足してしまうと、50代での転職成功は難しくなります。

本記事では、50代が登録すべき転職サイトの選び方、登録後の転職サイトの活用方法についてもお伝えしていきます。

目次

【転職の専門家】motoについて

moto

戸塚俊介。moto株式会社代表取締役。リクルートマイナビなど7社へ転職。転職経験やキャリアに関する発信がForbes日経ビジネスに取り上げられ、Twitterフォロワー数は12万人超。著書に『転職と副業のかけ算』『WORK』。詳細はプロフィールをご覧ください。

本記事は、転職の専門家であるmotoが、50代におすすめの転職サイトを比較・ランキング形式でご紹介しています。

転職を考えている、キャリアに悩んでいる、どの転職サイトや転職エージェントを使おうか迷っている50代の転職者の方はぜひ参考にしてみてください。

※全年代におすすめの転職サイト記事も合わせてご覧ください。

50代におすすめの転職サイト・転職エージェント

50代の転職におすすめの転職サイトをご紹介します。転職すること自体が厳しくなってくる50代の転職活動では、ミドルシニアに特化した転職サイトの利用がおすすめです。

50代におすすめの転職サイト
リクルートエージェント 業界最大手のリクルートが運営する転職サービス
マイナビミドルシニア 40代以上の全国求人に特化した転職サイト
FROM40 40代・50代の求人に特化した転職サイト
パソナキャリア 豊富なハイクラス求人で50代に対応する転職エージェント
doda転職エージェント 求人が豊富でサポートも手厚い転職エージェント

1位:リクルートエージェント

リクルートエージェント

口コミ:リクルートエージェント 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:366,541(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://www.r-agent.com/

50代におすすめの転職サイト1位は『リクルートエージェント』。

リクルートエージェントは求人案件数・内定決定数ともに業界No.1の転職エージェントです。幅広い年齢層に対応しており、50代の転職においても手厚いサポートをしてもらえます。

若手の担当が多いですが、希望すれば近しい年代の担当に変えてもらうこともできるので、自分がやりやすい担当を見つけて転職活動を進めていくことができます。総合転職エージェントとあって、求人はかなり豊富です。リクルートエージェントにしかない独占求人などもあるので、すべての50代におすすめの転職サイトです。

出典:公式サイト

リクルートエージェントの口コミ評価

  • 51歳・女性
    20~30代よりも選択肢が狭くなってしまうのは覚悟して転職活動をしなければならないと思います。だからこそ必ず転職エージェントを利用するべきだと感じました。精神的にタフになることを念頭に置いて、利用するべきだと思います。

  • 55歳・男性
    様々なエージェントを利用した中では、リクルートエージェントが50代でもキャリアやスキルを見て求人を紹介してくれます。ただ、求人数は少ないと感じました。マネジメント経験もないとなるとかなり厳しいと思います。

  • 希望通りのマッチングになるかは難しいところだと思うので、たくさんの求人を見ることが大切だと思いました。担当者の方は最後までしっかりサポートしていただけたので助かりました。

2位:マイナビミドルシニア

マイナビミドルシニア

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おすすめ度:★★★★・
公開求人数:200,114(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://mynavi-ms.jp/

50代におすすめの転職サイト2位は『マイナビミドルシニア』。

マイナビミドルシニアは40代・50代・60代を対象とした転職サイトで、全国の都道府県ごとにサイトが分かれているため、希望のエリアで求人を探すことができます。正社員だけでなく派遣求人なども多く、ビル管理や介護職・調理関係の求人も多く掲載されています。

マイナビミドルシニアの特徴として「ノック機能」があります。このノック機能を使えば書類選考や面談の前にご自身が、採用対象であるかを企業に確認することができるのでとても便利です。

未経験可の求人も多いので、50代からの転職を考える人におすすめです。

出典:公式サイト

マイナビミドルシニアの口コミ評価

  • 51歳・男性
    40代の時に転職した会社が業績悪化で倒産してしまい、転職することになりました。50代での転職活動となる為、紹介して貰うことを優先に転職サイトを選びました。その中でマイナビミドルシニアは高年齢層に特化したサイトで、こちらの状況を理解して進めて貰うことができ、心強かったです。

  • またヒアリング時に、正直に可能なことと希望通りにはいかないことを伝えていただけたのも好印象でした。50代転職のリアルな市場理解が出来たので、自己分析と応募求人の選定がとてもスムーズにできました。満足できる転職活動となりました。

  • 53歳・男性
    長年同じ会社で勤めてきましたが、父親の介護と母親が骨折で入院という事態が重なり、会社も別の場所へ移転となり居住地から離れてしまいました。両親のことを考えると同じ会社で働き続けることは難しく、転職市場からすると高齢ではありましたが転職を決意しました。

  • 仕事・介護・自分の家族の関係、それぞれをバランスよく考慮した求人をハローワークで探しましたが、中々希望通りの求人を探すのは困難でした。そんな中マイナビミドルシニアという50代転職に強みを持っていると評判の転職に登録しました。

  • 大手の人材会社系列ということもあり、50代求人も他の転職サイトやハローワークよりも豊富にあり、居住地から徒歩圏内の求人を紹介いただけました。通勤時間が省かれて、今まで以上に家族との時間が作ることができて満足しています。

3位:FROM40

FROM40

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おすすめ度:★★★★・
公開求人数:16,869(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://www.from-40.jp/

50代におすすめの転職サイト3位は『FROM40』。

FROM40は50代のさまざまなキャリアに対応しています。掲載されている求人はエグゼクティブから施工管理、介護職など、どの転職サイトよりも幅広い職種の求人が掲載されているのが特徴です。

また、非公開求人も3,000件以上あるので、職種や業界にかかわらず、50代で転職を考える人におすすめの転職サイトです。企業からオファーが届くスカウト機能もあるので、転職活動に時間をあまり取れない50代にも向いています。

転職サイト大手であるリクナビNEXTなどと比較すると求人は少ないですが、50代に特化した転職サイトの中ではトップクラスの求人数を誇っているため、登録しておくことをおすすめします。

出典:公式サイト

FROM40の口コミ評価

  • 50歳・女性
    この年齢で初めての転職になりまず驚いたのが、この年齢層の求人数の少なさです。ハローワークでは非正規雇用のものが多く、困っていたときに紹介していただいたのがFROM40でした。

  • ミドルクラスの求人が幅広く揃えられており、正規雇用求人が多かったことが嬉しかったです。転職サポートも丁寧にしていただき、無事に転職できたことを感謝しております。

  • 52歳・男性
    50代の転職でどうしていいかわからずにいましたが、書類作成から面接対策まで一貫してサポートいただきました。企業への理解や、私自身の意欲やアピールの仕方まで、一人ではなかなかうまくまとめることができないことも行うことができ、転職における疑問点が解決できてよかったです。

4位:パソナキャリア

パソナキャリア

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おすすめ度:★★★★・
公開求人数:36,745(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://www.pasonacareer.jp/

50代におすすめの転職サイト4位は『パソナキャリア』。

50代向けの求人は比較的少ないものの、手厚いサポートでしっかりと転職活動を支援してくれます。

サポートの充実度については、利用者からも高い評価を受けており、オリコン顧客満足度調査の転職エージェント部門で3年連続第1位を獲得しています。

50代の転職にもパソナは丁寧に対応してくれます。パソナには幅広い年代のキャリアアドバイザーがいるため、50代の転職相談にも親身に乗ってくれます。ほかのエージェントよりも時間をかけてヒアリングし、求人の提案から選考サポートまで行ってくれるので、ハイクラスな50代におすすめの転職サイトです。

出典:公式サイト

パソナキャリアの口コミ評価

  • 50歳・男性
    この年齢になると市場に求人があるか、あったとしても選択の余地があまりなく厳しいものになるのではと思っていました。パソナキャリアでは同じ年齢によるケースもいくつも紹介していただき、選考に打ち勝つためのサポートを徹底的にしていただきました。

  • 50代の転職はある程度の専門性や経験・知識が必要になるので、難しい部分もありますが内定をもらうまで助けていただけて感謝しています。

  • 54歳・男性
    まず求人時代はしっかりあります。もちろん20代、30代の市場と比べたら少なめではありますが、経験やキャリアに応じたポジションの求人を紹介してもらえます。

  • むしろこの年齢で何故転職をするのか、企業に自分の付加価値を伝えられるかが大切になってくるので、その点をアドバイザーに相談させていただきました。模擬面接等を行ってくれるので、そういった不安もなく転職活動を進めることができると思います。

5位:doda転職エージェント

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おすすめ度:★★★★★
公開求人数:188,850(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://doda.jp/

50代におすすめの転職サイト5位は『doda転職エージェント』。

dodaは人材業界大手とあって、業界・職種を問わず非公開求人も含めて約16万件の求人が掲載されています。50代向けの求人も約1万件と豊富にあるため、いろいろな選択肢を持つことができます。

doda転職エージェントは、企業への応募から書類選考、面接日程の調整など入社までの一連のやりとりを手厚く行ってくれます。

50代であってもしっかりと転職のサポートをしてくれるので、非常におすすめの転職エージェントです。

出典:公式サイト

doda転職エージェントの口コミ評価

  • 53歳・男性
    50代で転職をしようと思ったら、しっかり準備をして臨まなければいけません。ミドル層以上に向けた求人はマネジメント業務を期待されていたり、役職採用を行っていたりするので、求人の数自体が格段に少ない印象を受けました。

  • 待遇も現状維持やより良いものを求めるのは厳しく、それ相応の覚悟が必要になると転職活動していて思いました。dodaでは求人を紹介する前に現状の把握とその上での転職をするのかどうかを確認した上でサポートしてくれるので、話をまず聞きに行くのは良いと思います。

  • 50歳・男性
    転職成功のポイントを押さえて転職するなら、dodaが良いと思います。色々な転職サービスがありますが、年齢に応じたものを選ばないとより苦労すると思います。また、長期的に見た転職をすることをおすすめします。

  • 50代は即戦力ながらマネジメント能力なども問われるので、経験があまりないと結構苦労とすると思います。長期になってもアドバイザーはきちんと対応していただけるので、まずはdodaから利用してみてはいかがでしょうか。

50代の男性におすすめの転職サイト・転職エージェント

50代の転職で、これまでの自分のキャリアやタイプに合った求人を探したいという人は、自分の特徴に合った転職サイトや転職エージェントを利用するのがおすすめです。ここでは50代のハイクラス転職におすすめの転職サイトと転職エージェントを紹介します。

1位:JACリクルートメント

JACリクルートメント

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おすすめ度:★★★★★
公開求人数:14,889(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://www.jac-recruitment.jp/

50代の男性におすすめの転職サイト1位は『JACリクルートメント』。

ハイクラス転職を得意とする転職エージェントです。転職で年収を上げたい、現年収を維持したいという50代にはおすすめの転職エージェントです。

JACリクルートメントが保有する求人はハイクラスな求人が多く、年収も800~1800万と高めです。しかしほかの転職エージェントでは扱っていないようなエクゼクティブ求人も多くあるため、50代でエクゼクティブ転職を成功させたい人には向いています。

50代の求人数はそこまで多くないので、転職のビズリーチと合わせて利用するのがおすすめです。

出典:公式サイト

JACリクルートメントの口コミ評価

  • 53歳・男性
    もともと管理職を務めていたのですが、別の企業の経営も見てみたくなり、転職を決意しました。JACリクルートメントは求人数が多めなので条件のいい転職先を探すことができ、年収も少ないですがアップしました。また転職することがあればJACリクルートメントを利用したいです。

  • 50歳・男性
    50歳になって初めての転職活動をしました。やはり50という年齢と、大したスキルや実績が無いことがネックとなり選考に通らないことが多かったのですが、担当者と何度も調整をして無事に内定を頂けました。他社と比べて求人が多めで、高い年齢の自分でも選択肢が広くて良かったです。

  • 年収も20万円アップしましたし、より責任感のあるポジションに入ることができたので、JACリクルートメントには感謝しています。

2位:リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

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おすすめ度:★★★★★
公開求人数:415,068(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://directscout.recruit.co.jp/

50代の男性におすすめの転職サイト2位は『リクルートダイレクトスカウト』。

リクルートダイレクトスカウトはリクルートが運営するハイクラスやエクゼクティブに特化した転職サイトです。50代向けの求人を見ると役職付が多く、経営層に近い経験を求められるため、年収800万〜2,000万円の求人が多く掲載されているため、これまでのキャリアを活かして転職したい50代におすすめです。

リクルートダイレクトスカウトに登録しておくと、ヘッドハンターや転職エージェントからもスカウトが届くので、一般的にはオープンにならない求人などに出会える可能性も高いです。

ただ、ビズリーチと比較すると求人は少ないため、50代の場合はビズリーチやリクルートエージェントと併用するのをおすすめします。

出典:公式サイト

リクルートダイレクトスカウトの口コミ評価

  • 54歳・男性
    ヘッドハンティング方式なので、ひとまず登録だけでもと思い利用しました。今までの経歴を見てオファーをしていただけるので、自分が思っている以上に高待遇でのオファーをいただけることが多かったです。管理職経験やマネジメント経験が豊富な方は、登録しておくだけでもおすすめです。

  • 52歳・男性
    リクルートダイレクトスカウトはスカウトオファー方式で、慌てることなく時間をかけてゆっくり企業を選べるのが良い点だと考えます。そのためファクトベースで応募先企業に伝えていけるので、年齢に関係なく転職活動を行えてとてもよかったです。

3位:ビズリーチ

ビズリーチ

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おすすめ度:★★★★・
公開求人数:83,275(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp/

50代の男性におすすめの転職サイト3位は『ビズリーチ』。

年収1,000万円を超える求人も多く掲載されているサイトです。50代で管理職などの役職のある転職者におすすめの転職サイトです。

新規事業企画室や、経営企画、CEOやCFO、COOなどの役職ポジションの求人は他社の転職サイトよりも多く掲載されているので、ハイクラス求人に特化しているため、役員を狙う50代の転職者におすすめできます。

また、ヘッドハンターや転職エージェントからのスカウトも届くため、自分の希望条件を登録してスカウトをもらう、という使い方もおすすめです。

出典:公式サイト

ビズリーチの口コミ評価

  • 51歳・男性
    50代の転職は、自分に合った求人を見つけるのが難しくなります。ですがハローワークで探すよりは、実績のある転職サービスを利用した方が絶対にいいです。ビズリーチは自分に合った求人は難しくありつつも、スキルと経験を考慮した求人に出会えるように努めてくれる印象を受けました。

  • 書類の整理が苦手な方も、アドバイザーが献身的にサポートしてくれますので、安心して利用できると思います。

  • 50歳・男性
    年収・キャリアアップを目標に管理職に転職したいなと思い、ビズリーチを利用することにしました。希望条件で検索すると、自分の希望に合ったヘッドハンターがいらっしゃったので、話を聞いてもらうことにしました。

  • 相談したところ、親身に話を聞いてくださいましたし、的確なアドバイスをもらえて今後やるべきことの方向性を見出すことができました。オファーもいくつかもらうことができて、利用してよかったなと思います。

4位:クライス&カンパニー

クライス&カンパニー

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おすすめ度:★★★★・
公開求人数:7,416(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://www.kandc.com/

50代の男性におすすめの転職サイト4位は『クライス&カンパニー』。

50代向けの求人数はそこまで多くないですが、50代で転職できる求人を丁寧に提案し、年収交渉から内定まで丁寧にサポートしてくれます。求人はハイクラス向けなものが多いため、50代でキャリアアップを狙った転職をする人におすすめです。

エクゼクティブやハイクラスな求人は年収900万円~2,000万円の求人がありました。採用の背景なども説明してもらった上で応募できるので、納得して面接に進むことができます。

出典:公式サイト

クライス&カンパニーの口コミ評価

  • 50歳・女性
    ハイクラスに特化した転職エージェントなので、高収入やキャリアアップしたい人に向いていると思いました。求人数は他の大手エージェントに比べると少ないと思います。私はクライス&カンパニー経由で内定が出ましたが、他にもいくつかエージェント会社を併用しておいた方がより良いです。

  • クライス&カンパニーの利点としては、他ではあまり見ない優良企業の紹介をいただけるのはありがたかったですね。

  • 52歳・男性
    もともと外資系企業に勤務していたため、次も外資系を念頭に転職活動を検討していました。『クライス&カンパニー』からは希望していた外資だけではなく、日系大手企業の紹介をいただくことが多くありました。

  • 多くが年収800万~1,500万円とかなりのハイクラス求人が揃っているのが魅力だと思います。転職についての知見も広く深く、多くのことを学ばせていただきました。

ハイクラス転職におすすめの転職サイトと転職エージェントはこちらの記事にもまとめています。

50代の女性におすすめの転職サイト・転職エージェント

50代女性におすすめの転職サイトをご紹介します。

1:doda Woman Career

doda転職エージェント

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おすすめ度:★★★★★
公開求人数:188,850(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://doda.jp/

50代女性におすすめの転職サイト1つ目が『doda Woman Career

dodaには女性向けコンテンツ「Woman Career」があります。dodaの中から女性向け求人だけを切り出したコンテンツになっているため、50代女性の求人も探しやすくなっています。

dodaは求人の量と質ともに女性に人気にある転職サイトなので、登録して求人を眺めるだけでもおすすめです。サイト内にある「転職人気企業ランキング」は参考になるので見てみてください。

求人数が業界No.1ということもあって、50代の女性でも数多くの求人を見ることができます。

出典:公式サイト

doda Woman Careerの口コミ評価

  • 51歳・女性
    転職を有利に進める方法を教えていただきました。私のレジュメに対して細かいご指導・修正アドバイスをいただけたことが良かった点です。より自分のアピールにつながるレジュメを作成することができ、大変助かりました。

  • 転職に不慣れだった自分は、転職を有利に進めるテクニックなどをまったく身につけておらず、一つの書類選考を通じて親身に指導いただけて、とても勉強になりました。私の年代では転職は厳しいと思っていましたが、手厚いサポートのおかげで正規雇用での採用をいただけました。

  • 52歳・女性
    転職の際に利用しました。50代ということもあり、ただの転職条件の話ではなく、今後の人生をどうしたいのか、というところを問われたときにはっとすることも多く、とても印象的な面談でした。

  • それくらいこちらのことを考えてくださり、その上でのアドバイスをしていただけました。多少時間はかかりましたが、無事内定をいただくことができました。

2:LIBZ(リブズ)

LIBZ

口コミ:LIBZ(リブズ) 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:467(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://career.prismy.jp/

LIBZ』は女性に特化した転職サイトです。正社員案件を厳選して紹介してくれるので、50代の女性でも利用することができます。

リブズは「女性がワークライフバランスを大切にしながら活躍できる社会」を目指しているため、求人もワークライフバランスを重視したものが多くなっています。

子育てなどを終えた50代の女性でこれからまた働きたい、と考えている人におすすめです。

出典:公式サイト

LIBZの口コミ評価

  • 50歳・女性
    マネジメント力を活かせるポジションに就きたく、数ある転職エージェントの中の一つとしてリブズを利用しました。また、家族のことまで配慮していただき、在宅でもできる企業求人があると提案していただけました。

  • 家族にとっていい環境づくりに一歩近づけたのはありがたいですし、希望していたマネジメント業務に就くことができました。やりがいのある仕事を続けられることに感謝しています。

  • 53歳・女性
    自分のバックグラウンドをしっかりと深堀する質問をいただき、自己分析をやり直すきっかけになりました。そのおかげもあり、慣れない面接でも自分の話したいことをきちんと伝えられるようになったと思います。

  • 色々と相談に乗ってもらっていただいたこともあり、この年でも今後のキャリアプランをしっかり考えることができました。サポートは高品質だと思いました。

3:マイナビエージェント(女性の転職)

マイナビエージェント

口コミ:マイナビエージェント(女性の転職) 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/womanwill/

50代女性におすすめなのが『マイナビエージェント(女性の転職)』。

マイナビエージェント(女性の転職)は、マイナビが運営する転職エージェントです。主に、女性が活躍している会社の求人や情報をメインに取り扱っています。

「マイナビが女性におすすめする求人」や「女性の転職に役立つコンテンツ」が多く掲載されているので、幅広い年代の女性から人気があります。50代の女性が転職活動をする際の参考になるでしょう。

求人を見ると、ワークライフバランスを重視したい人向けの求人が多いため、これまでバリバリとキャリアを積み上げてきて、これからさらにキャリアアップをしたいと考える50代の女性にはあまり向いていません。

キャリア志向の方は、リクルートエージェントなどのほかの転職サイトも利用することをおすすめします。

出典:公式サイト

マイナビエージェント(女性の転職)の口コミ評価

  • 50歳・女性
    ワーフライクバランスの問題を感じ、転職を決断。しかし書類選考の通過がなかなか出ないので、面接の機会を得ることが難しく、非常に厳しい状態でした。しかしそういったケースも少なくなく、都度相談に乗っていただけたのもあり、なんとか続けることができました。

  • マイナビエージェントは単なる求人紹介だけではなく、その人のことをしっかり分析して求人案内をしてくれます。アドバイザーさんのやる気もとても感じられて、素晴らしいと思いました。無理に転職を勧めてきたり、意見を押し付けたりすることもないので安心して利用できました。

  • 53歳・女性
    転職活動におけるサポートが大変丁寧だと思いました。面談時もこちらに寄り添って安心感を与えてくれるので、不安を取り除いていただいた上で転職活動を行うことができます。50代女性の転職でどこに登録しようかと迷ったら、マイナビエージェントを一旦登録しておくのが良いと思います。

4:type女性の転職エージェント

type女性の転職エージェント

口コミ:type女性の転職エージェント 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:10,529(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://type.woman-agent.jp/

大手企業とのパイプが強く、50代女性のキャリアにも強いのが『type女性の転職エージェント』。

type女性の転職エージェントは、女性の転職に特化した転職エージェントで、他社の転職エージェントと比べても女性転職実績を豊富に持つ転職エージェントです。

女性のキャリアアドバイザーが多く、面接の服装相談や無料のメイクアップサービスなど、きめ細やかな対応をしてくれるのが特徴です。

女性向けの非公開求人も多いので、自分に合った求人の紹介を受けたい、という人におすすめの転職エージェントです。

出典:公式サイト

type女性の転職エージェントの口コミ評価

  • 52歳・女性
    お電話でお話をすることが多かったのですが、親身になって話を聞いてくれました。年齢がネックになるのは覚悟していましたし、厳しい部分もあることもきちんと話してくださいました。その上で不安な私にアドバイスと気遣いと正確な情報を与えてくださり、とても良い方に巡り会えたと感じました。

  • また転職相談では経歴以外の部分でも自分の話を聞いてくれて、どのような会社に合うか悩んでいただきました。電話も30分以上可能で、よくお話を聞いてくださいました。

  • 51歳・女性
    同年代の知人に薦められて利用しました。50代での転職活動だったので不安が大きかったのですが、担当の方が履歴書・職務経歴書の書き方や面接での対応についてサポートしてくれたので、自信を持って面接に臨むことができました。

  • 面接時の身だしなみやメイクについても事細かに教えてくれたりと、女性に対して本当に親身になってくれるエージェントだと思います。

50代が転職サイトと合わせて見るべきサイト

会社の情報は事前に必ずチェックしておいたほうが良いです。特に年収の高い転職は慎重になりがちです。私は転職前に必ずOpenWorkをチェックしています。

1:ミイダス

ミイダス

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おすすめ度:★★★★・
【公式サイト】https://miidas.jp/

現時点で自分にどれくらい市場価値(年収)があるのか『ミイダス』で調べることができます。いくつかの質問に答えるだけで、自分の年収や紹介される求人のレベルがわかります。

50代の転職において提示されるオファー金額の妥当性や、どれくらいの年収で転職するべきかというラインの参考になるため、登録してやってみてください。

出典:公式サイト

2:転職会議

転職会議

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おすすめ度:★★★★・
公開求人数:254,746(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://jobtalk.jp/

50代の転職は次のキャリアへの影響が大きいため、しっかり下調べをする必要があります。私は『転職会議』を見ることで企業の下調べを徹底していました。

中でも年収と退職理由を中心に見ることで「どんな理由で辞めているのか」「年収はどれくらい上がるのか」を確認しました。転職サイトで募集されている正社員のコメントだけでなく、派遣社員や契約社員の口コミもあるので、情報を幅広く見ることができます。

出典:公式サイト

3:OpenWork

OpenWork

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おすすめ度:★★★★★
公開求人数:52,586(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://www.vorkers.com/

個人的には信憑性が高いと思っている『OpenWork』。組織風土や給与などについて詳しく書かれており、直近の書き込みも多くあるので参考になります。年収と社風を参考にしています。

転職エージェントや転職サイトの情報だけでは確実に不足なので、見ておいたほうが良いです。上位役職者のコメントなどは少ないので、あくまで現場の意見として参考にすると良いです。

出典:公式サイト

転職サイトを利用した転職活動の流れ

これから転職活動をする方向けに転職サイトの特徴、登録の流れ、使い方についてご説明します。

転職サイトとは

転職サイト

「転職サイト」とは、好きな求人を自分で探して、応募から面接まで進めることのできる転職サービスです。一例ですと、dodaやリクナビNEXT、ビズリーチなどが転職サイトに該当します。

転職サイトを使うメリットは「自分で好きな求人を探して応募できること」です。登録しておくだけでスカウトが届いたり、多くの求人から自分が興味のある求人を検索して応募することができます。

一方でデメリットとして、転職サイトは応募者に対して、学歴フィルターや会社名、転職回数などでフィルターをかけているケースがあります。

転職活動をする上では、自分で好きな求人に応募するのも良いですが、書類選考の通過率を高めるためにも、転職エージェントを併用して使うのがおすすめです。

転職サイトにおける登録の流れ

転職活動の進め方

転職サイトの流れは大きく5つです。

【転職サイトの登録の流れ】
STEP1. 自己分析をする
STEP2. 転職サイトに登録をする
STEP3. 応募書類を作成する
STEP4. 求人に応募する
STEP5. 企業との面接・内定

STEP1.自己分析をする

まずはじめに自己分析をします。求人を探す前に、自分がどのようなキャリアを歩みたいのか、今後どうなりたいのか、希望年収、希望勤務地、福利厚生など、自分が希望する条件を書き出してみてください。

その際、すべてを叶えることは難しいので、自分の中で譲れる条件と譲れない条件を分けておくのがおすすめです。こうした条件をもとに、求人検索する条件を見極めていきます。

自己分析には「リクナビNEXT」に中にある「グッドポイント診断」を利用してみてください。「グッドポイント診断」は、リクルートが持つキャリア開発のノウハウを活かして提供している、約30分でできる本格的な診断サービスです。

ビジネスパーソンが持っている強みを18種類に分類し、そのうちあなたに当てはまる5つを発見することができます。診断は無料なので、まずはこちらで自己分析をしてみてください。

STEP2.転職サイトに登録する

自己分析が終わったら転職サイトに登録します。上記でおすすめした転職サイトに登録し、自分が希望する求人を検索していきます。

転職サイトでは、勤務地や年収、職種、業界、働き方など、さまざまな条件を入力して検索することができます。総合型の転職サイトで数多くの求人を見た後に、特化型の転職サイトで業界を絞って求人を探していくのもおすすめです。この段階ではとにかく多くの求人を見ることを心掛けてください。

リクナビNEXTの調査によると、転職サイトに登録している人の平均登録サイト数は2.1社ですが、転職決定者は約2倍の4.2社の転職サイトへ登録しています。多くの転職サイトに登録するほうが、転職活動を効率的に進めることができます。まずはじめは数多くの転職サイトに登録することをおすすめします。

STEP3.応募書類を作成する

自分が気になる求人を見つけたら、受かるか受からないかは別としてとにかく応募してください。入社するかどうかは内定後したあとに考えればよいので、とにかく応募数を増やすことが大切です。

応募書類は主に履歴書と職務経歴書です。エンジニアやデザイナーはポートフォリオやスキルシートなども合わせて提出しておくのがおすすめです。

職務経歴書の書き方については【転職】企業に刺さる“戦略的”職務経歴書の書き方(テンプレート付)で詳しく解説しているので、合わせて読んでみてください。職務経歴書のサンプルもおいているので、ダウンロードしてそのまま利用できます。

無料で利用できる職務経歴書のテンプレートもあります。リクルートエージェントの中にある「職務経歴書エディター」や「職務経歴書フォーマット」を利用すると無料で書類を作成できるのでおすすめです。書き方についても詳しく解説されているので、応募書類の書き方に困ったら見てみてください。

STEP4.求人に応募する

履歴書や職務経歴書を揃えたら求人に応募してください。応募ボタンを押して、添付書類を送れば完了です。

応募すると企業からDMが届きます。おおよそ7日から10日の間で企業から書類選考の結果が届くので、それまではほかの企業の求人を探してみてください。

マイナビの調査によると、各年代別の応募社数平均は8.4社です。年代別に見ると年齢が上がると応募者数は増える傾向にあります。50代前半は14.5社、50代後半は14.5社へ応募しています。

各年代別の応募社数平均
~19歳 4.1社
20〜25歳 6.3社
26〜30歳 7.1社
31〜35歳 8.2社
36〜40歳 8.7社
41〜45歳 10.1社
46〜50歳 12.1社
51〜55歳 14.5社
56〜60歳 14.5社
61歳以上 15.2社

STEP5.面接・内定

書類選考に通過すると、面接へ進みます。おおよそ3回から5回の面接で内定になります。

マイナビの調査によると、転職活動を行って内定を得た人の書類選考通過率は30%、そこから一次面接を通過する確率が30%、その後最終面接を通過し、内定を得る確率は50%とのことです。

これらのデータからみると、転職活動では1社に応募するのではなく、複数の企業に応募するのが重要なポイントになると思います。選考通過率から考えても、内定を得るためにも6~10社は応募しておくと良いです。

複数の企業に応募し、面接を受けるにはそれなりに時間がかかります。転職活動はおおよそ3カ月を見ておけば終えられると思います。

50代向け転職サイトの正しい選び方

50代向け転職サイトの正しい選び方をお伝えしていきます。50代の転職者は、下記のポイントを意識して転職サイトを選んでみてください。

50代向けの求人数が多い転職サイトを選ぶ

50代の転職活動では、大手企業が運営する転職サイトを選ぶのがおすすめです。

50代の求人は数が多くないため、求人数の少ない転職サイトでは十分に求人を得ることができません。そのため50代の転職では、人材業界大手が運営する転職サイトを利用することをおすすめします。

業界大手の転職サイトは求人数が多く、扱っている求人の質も高いです。そのため50代であっても数多くの求人を見ることができます。50代の転職は数多くの求人を見てから絞るほうが良いので、まずは大手の転職サイトを選ぶようにしてください。

転職エージェント機能を持った転職サイトを利用する

50代の転職では、転職サイトだけなく転職エージェントも利用したほうが良いです。転職サイトとの違いは「非公開求人」「専任の転職エージェントのサポート」が主になります。下記に比較表をご紹介します。

  転職エージェント 転職サイト
求人情報 転職サイトにはない“非公開求人”にも応募ができる 非公開求人は確認できないが、求人数は多い
情報収集 専任の転職エージェントが企業の内部情報や面接官の特徴など転職に必要な情報を提供してくれる 転職サイトに掲載されている求人情報だけを頼りに情報収集をしていく必要がある
転職相談

専任エージェントのアドバイスを受け、市場価値やキャリアの発見ができる なし
書類選考対策 専任エージェントから職務経歴書・履歴書のポイントや通過率をアップさせるノウハウを教えてもらえる 転職サイトには職務経歴書や履歴書のサポートツールもあるが、客観的なアドバイスはもらえない
面接対策 専任エージェント次第で模擬面接を行ってくれ、企業別に面接対策を行える なし
調整 専任エージェントが面接日程の調整や入社時期の調整を行ってくれる なし
年収交渉 専任エージェントに年収交渉を依頼できる なし
料金 無料 無料

転職サイトと転職エージェントの違いを見ていくと、転職エージェントは「非公開求人」に応募できること、専任エージェントから転職に関するすべてのサポートを完全無料で受けることができるため、転職を行うにあたって力強い味方となってくれます。

どちらにもメリット・デメリットはありますが、50代の転職では転職サイトと転職エージェントの両方を活用することをおすすめします。50代は30・40代に比べて求人数が少ないため、非公開求人なども見る必要があるためです。

50代に特化した転職サイトを選ぶ

50代の転職者は、50代に特化した転職サイトを利用してください。ミドルの転職やハイクラス転職サイトなども利用してみてください。

求人数や知名度だけで転職サイトを選ぶのも良いですが、50代に特化した転職サイトや転職エージェントは、転職実績が多くあるため、50代の転職ノウハウを多く持っています。

50代特化の転職サイトは求人数が多くありませんが、質の高い求人やマッチング率が高くなります。40代の転職では、特化型の転職サイトも利用してみてください。

転職サイト・転職エージェントを利用するメリット

50代が転職サイトと転職エージェントを利用するメリットをご紹介します。

1.非公開求人を紹介してもらえる

転職エージェントは、転職サイトや企業の採用HPでは公開していない「非公開求人」を持っています。

そのため、転職サイトでは探すことのできない求人に出会える可能性があります。公開されている求人だけでなく、オープンになっていない非公開の求人も保有しているため、求人数が多い点が転職エージェントを利用する最大のメリットです。

2.履歴書・職務経歴書の添削、面接対策をしてもらえる

エージェントの担当者は、あなたに合った求人を紹介してくれますが、それだけではなく、応募に必要な書類の添削やアドバイス、面接対策なども行ってくれます。

添削を受けるだけでなく、企業情報や業界情報に詳しいため、担当エージェントから企業の雰囲気や求めている人材、採用の背景など詳しい情報を入手できます。

3.企業の人事に推薦してもらえる

転職エージェントを利用して応募すると、転職エージェントの担当者が「推薦文」をつけてくれます。

企業側の人事に対して推薦状を付けてもらうことで、書類選考の通過率は大きく上がります。同じ企業の同じ求人に転職サイトから応募して見送りになっても、転職エージェントから応募すると通過することがあるので、転職エージェントを使って応募することもおすすめです。

4.年収交渉・入社調整などをしてもらえる

転職エージェントは年収交渉もしてくれます。

転職エージェントは、転職者の入社が決まって初めて売上になる「成果報酬型」のビジネスで成り立っています。報酬の相場は転職者のオファー年収の30%~40%程度。年収が高ければ高いほど、彼らの売上は高くなります。

交渉力の高いエージェントを味方にすれば、自分の年収は大きく上がります。転職エージェントはできるだけ活用したほうが良いでしょう。

よくあるQ&A

50代の転職でよくあるQ&Aをまとめておきます。

Q:50代におすすめの転職サイトはどこですか?
A:まずは求人数の多い転職サイトと転職エージェントを見てみるのがおすすめです。dodaやリクルートエージェントなどを利用してみてください。大手転職サイトを見た後に、業界特化型や中規模な転職サイトや転職エージェントを利用するのがおすすめです。

Q:転職サイトと転職エージェントの違いはなんですか?
A:「転職サイト」は好きな求人を自分で探して、応募から面接まで進めることのできる転職サービスです。また、「転職エージェント」は、キャリアコンサルタントやキャリアアドバイザーが、自分に合った求人を送ってくれる転職サービスを指します。

Q:50代の転職は難しいでしょうか?
A:転職すること自体はできます。ただ、転職サイトに掲載されている求人には、応募者に対して年齢や学歴、転職回数などでフィルターが設けられていることがあるため、転職サイトから応募するだけでは、機械的に落とされてしまう可能性があります。そのため50代の転職では転職エージェントも併用することをおすすめします。

Q:転職サイトは何社に登録したほうがいいですか?
A:転職サイト最大手であるリクナビNEXTの調査によると、転職決定は平均して4.2社へ登録しているというデータがあります。転職サイト登録者の平均登録サイト数は2.1社ですが、転職決定者の平均登録サイト数は約2倍の4.2社です。多くの転職サイトに登録するほうが転職活動は効率的に進めることができます。

Q:転職しなくても転職サイトに登録していいのでしょうか?
A:問題ありません。転職する・しないは個人の自由なので、転職する・しないに関わらず登録できます。個人的には社外における自分の市場価値を知るためにも、スカウトなどを受け取れる状態にしておくことをおすすめします。

Q:同じ企業に2つ以上の転職サイトから応募していいのでしょうか?
A:問題ないです。募集している企業と転職エージェントの関係性によって求人への通過率が変わることがあるので、転職エージェントAで応募して落ちても、転職エージェントBで応募したら通過する可能性もあります。そのため複数の転職サイトから応募するのがおすすめです。

Q:在籍している会社に転職活動をしていることはバレないのでしょうか?
A:転職サイトの設定の中に、現在の勤務先や取引先企業などに見られないようにする設定があります。自分の会社や取引先を除外しておくことでバレることを防ぐことができます。ただ、勤務中に面接に行くなどはバレてしまうことがあるので、有給などを使っていくことをおすすめします。

Q:転職サイト経由で内定をもらったら転職しないといけないのですか?
A:しなくても大丈夫です。自分が行きたいと思う企業であれば行くのが良いですが、内定したからといって無理に転職する必要はありません。転職エージェントの情報だけでなく、自分の今の環境や状況を見て転職を決めるのがおすすめです。

Q:50代におすすめの業界はどこですか?
A:平均年収の高い業界に転職することをおすすめします。各業界における平均年収は「業界別平均年収ランキング」などで検索すればすぐにわかります。転職サイトであるdodaマイナビ転職などを参考にしてみてください。

Q:50代はハローワークなどの就職支援機関を利用すべきですか?
A:利用することをおすすめします。ハローワークは仕事探しから就職までの一貫的なサポートが特徴で、すべて無料で利用できます。ハローワークが取り扱う求人は中小零細企業が中心ですが、転職サイトにはない求人もあります。

地方への転職の際にはハローワークのほうが良い、という口コミもあるので近くのハローワークを利用してみるのもおすすめです。

50代の転職事情

50代の転職はこれまでの職務内容、役職、年収、転職回数が重点的に見られます。総務省統計局「労働力調査(詳細集計)」によると、45歳~64歳の転職者は約100万人となっています。

これは転職者数全体の30%を占めていますが、転職者の人数や占める割合を見ても、特に他の年齢と大きく差が開いている訳ではありません。

きちんと転職サイトを使って求人を探すことで、50代でも正社員求人への応募は可能です。しかし、転職成功率を見ると厳しい数字が浮き上がってきます。厚生労働省による「年齢階層別転職入職率」の統計にある「転職入職率」は「離職から1年以内に転職した人」の割合を示しています。

厚生労働省のデータを見ると、年齢を重ねるごとに入職率は下がっており、45~54歳の転職入職率の割合からは20%を切っています。50代の転職は、正社員にこだわり過ぎると転職が難しくなる危険もあるため、幅広く求人を見ることをおすすめします。

50代の転職サイト・転職エージェントまとめ

これは基本でもありますが、転職活動は「自分という“商品”を企業に売り込む営業活動」です。

これまで積み上げてきた“自分の経験やスキル”を商品にして「どんなことができるのか」「どう役立つか」「値段はいくらなのか」という“自分の営業”を展開していくのが転職活動の基本です。

「御社のサービスに魅力を感じて」とか「優秀な人が多いので」という自分が志望企業に入りたい理由を伝えるより「自分を雇うことのメリット」を伝えたほうが、採用する側の納得度は高まります。

また「自分を雇うメリット」が相手のニーズと合致していれば、採用確度はさらに高くなります。

転職活動も営業も「自分のスゴいところ」を推すのではなく「相手が求めていることに対して、自分にできること」を伝えるのが基本です。50代の転職では、この部分ができていないと厳しい転職活動になると思います。

50代の転職はキャリアにおいて重要な選択となるので、自分に合った転職サイトと転職エージェントを使って転職しましょう。

50代のおすすめ転職サイト比較

最後に、50代の転職に役立つ転職サイトと転職エージェントの求人数やおすすめポイントをまとめた比較表です。こちらから自分に合ったサイトを比較して、検討してみてください。

サービス名リクルートエージェントマイナビミドルシニアFROM40パソナキャリアdodaJACリクルートメントリクルートダイレクトスカウトビズリーチクライス&カンパニーdoda Woman CareerLIBZ(リブズ)マイナビエージェント(女性の転職)type女性の転職エージェントミイダス転職会議OpenWork
運営会社株式会社リクルート株式会社マイナビミドルシニア株式会社ダトラ株式会社パソナパーソルキャリア株式会社株式会社ジェイエイシーリクルートメント株式会社リクルート株式会社ビズリーチ株式会社クライス&カンパニーパーソルキャリア株式会社株式会社リブ株式会社マイナビ株式会社キャリアデザインセンターミイダス株式会社株式会社リブセンスオープンワーク株式会社
公開求人数366,541200,11416,86936,745188,85014,889415,06883,2757,416188,850467非公開10,529非公開254,74652,586
非公開求人数273,842非公開3,000件以上非公開39,086非公開非公開107,54616,58339,086非公開非公開18,714非公開非公開非公開
おすすめ度★★★★★★★★★・★★★★・★★★★・★★★★★★★★★★★★★★★★★★★・★★★★・★★★★★★★★★★★★★★★★★★★・★★★★・★★★★・★★★★★
利用料金無料無料無料無料無料無料無料有料無料無料無料無料無料無料無料有料
対象年代20代~50代40代〜60代40代〜50代20代〜40代20代〜50代20代〜40代30代〜40代20代〜40代30代20代〜50代30代〜40代20代〜40代20代〜40代20代〜40代20代〜50代20代〜50代
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(公開求人数、非公開求人数:2023年3月22日現在)

執筆者・監修者のmotoについて

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戸塚俊介。1987年長野県生まれ。地方ホームセンターやリクルート、ベンチャー企業など6回の転職を経験後、転職メディアを上場企業へ売却。現在は「転職アンテナ」を運営するmoto株式会社およびHIRED株式会社の代表取締役。著書に『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)がある。(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)。

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