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motoが読んで良かったビジネス書
これまでに様々なビジネス書を読んできましたが、今回は特に面白かったビジネス書10冊をご紹介します。
下記におすすめする本は、環境の変化や自分の置かれた立場によって得られる情報が変わるため、何度読んでも学びがあるビジネス書です。
※今回ご紹介する書籍は青山ブックセンターの企画「motoさんの選書フェア」特設コーナーで2022年1月に展開されました。
1.なぜハーバード・ビジネススクールでは営業を教えないのか?
おすすめ度:★★★★★
「営業とは一体なにか?」を探るべく、世界中のビジネスエキスパートたちに聞いた“営業の真実”が詰まった珠玉の一冊です。
「営業はモノを売るだけではない」ということがわかるため、職種関係なく、仕事で大切にしたいマインドが学べます。
この本は新R25のこちらの記事でも僕から紹介させていただきました。
2.コンテナ物語
おすすめ度:★★★★★
「標準コンテナ」の発明・活用が物流のコスト構造を大きく変え、グローバル経済の発展に寄与していた、という史実が丹念に描かれています。
一見単純に思えることが、実際にはものすごいイノベーションにつながっていたという点が面白いです。より大きな枠組みで考えるとどうなるか、自分の仕事を別の角度から見直すきっかけになりました。
3.起業の天才!
おすすめ度:★★★★★
リクルートを創業した江副さんを取材した一冊。創業時にどんなことを考えていたのか、どのようにして拡大し、なぜ逮捕されたのかという軌跡がしっかり書かれています。
今までの江副氏に関する本では明かされていなかった部分も多く、改めてリクルートの根幹を知ることができました。
江副さんが新入社員に送った言葉などについては、こちらの記事でまとめています。
4.Think CIVILITY
おすすめ度:★★★★・
「礼節を重んじる」という、当たり前だけど大切なことが書かれています。無礼が周りに影響するマイナス面の大きさには驚かされますし、いつも機嫌がいい人と不機嫌な人の違いがどこにあるのかがよくわかります。
基本としての礼儀正しさを身につけておくことで、人間関係が円滑になることを再認識できます。
5.ザ・ゴール
「ボトルネック要因を見出し、解消に集中することで全体最適につなげる」――エリヤフ・ゴールドラット氏が提唱するTOC理論を解説した小説仕立てのビジネス書です。
会社経営の改善に活かせる内容が、ストーリーを読み進めるだけで理解が深まるように構成されています。経営者視点を身につけたい人におすすめです。
6.ビジョナリーカンパニー②
おすすめ度:★★★★★
一般的な普通の会社がいかにして“偉大な企業”に変貌するかの違いやポイントが「飛躍の法則」としてまとめられています。
日々の小さな積み重ねにおいても、自分は何を意識して仕事をすればいいのか、どのようなリーダーが素晴らしい会社を築き上げることができるのか、という一歩上の視点を学べます。
7.7つの習慣
おすすめ度:★★★★★
全世界で4000万部、日本でも240万部を超える大ベストセラーです。僕は仕事やキャリアなど、何かに迷った時に読み返しています。
すべての時代と人種、年齢や性別を問わず、どんな人にも当てはまる普遍的な原則で、ビジネスの場でも応用できます。重厚な本なので、長期休みのタイミングなどで読んでみてください。
8.シンプルに考える
おすすめ度:★★★★・
9.一勝九敗
おすすめ度:★★★★・
10.伝え方が9割
執筆者・監修者のmotoについて
moto
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戸塚俊介。1987年長野県生まれ。地方ホームセンターやリクルート、ベンチャー企業など6回の転職を経験後、「転職アンテナ」を運営するmoto株式会社を上場企業へ売却。現在はHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)の代表取締役。著書は『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)、YouTubeチャンネルは『motoの転職チャンネル』がある。