
ミイダスの基本情報とサービス紹介
まずはじめにミイダスの基本情報をご紹介します。
| サービス名 | ミイダス |
|---|---|
| 運営会社 | ミイダス株式会社 |
| 種類 | 転職支援サービス |
| 料金 | 無料 |
| 企業数 | 447,743社(2025年12月17日現在) |
| 特徴 | ・市場価値診断で自身の適正年収を知ることができる ・パーソルグループが運営 |
| 公式サイト | https://miidas.jp/ |
ミイダスの評判
『ミイダス』は、「現時点で自分にどれくらいの市場価値(年収)があるのか?」というのを、ざっくりと調べられる転職サービスのアプリです。いくつかの質問に答えるだけで、自分の年収や紹介される求人のレベルを把握することができます。
転職において提示されるオファー金額の妥当性や、どれくらいの年収で転職するべきかというラインの参考になるため、やってみて損はないです。私も転職時に参考データとして使っています。
ただ、個人的な実感値としては少し年収は高めに出ている気がします。表示される年収より-50万円~-100万円くらいがリアルな数字と捉えておいた方がいいです。
転職における自分の価値はしっかりと把握しておくべきですし、その後のキャリアにおいても年収は重要な要素の1つですので、ぜひ参考としてやってみることをおすすめします。
診断結果をどう活かす? ミイダスの数値を転職活動に活用するポイント
ミイダスで表示される「適正年収」や「市場価値」は、あくまで登録情報や過去実績に基づく目安です。実際の求人オファーや転職先の提示額と必ず一致するわけではないため、結果を「自分の希望年収ラインを決めるひとつの材料」として使うのが賢明です。
たとえば、表示された年収から-50万円~-100万円を余裕を持った目安として考え、実際の求人では年収や待遇を条件交渉する余地も残しておきましょう。
出典:公式サイト
ミイダスを利用した人の口コミ
ミイダスを実際に利用した人の声を、良い評判と気になる点の両方からご紹介します。
ミイダスの良い(ポジティブ)口コミ評価
「ミイダスの診断を受けたことで、自分の強みや得意分野が明確になりました。今まで気づかなかった適性が分かり、転職活動の方向性を決めるきっかけになりました。ミイダスで転職できた人の体験談を見て登録しましたが、私も診断結果を活かして理想の職場に出会うことができました。」(30歳/女性/事務)
「自己分析ツールとして使ってみたら、かなり具体的な診断が出て驚きました。自分の性格傾向や人間関係の築き方など、職場選びに活かせる内容が多かったです。企業からのオファーも届き、キャリアアップの可能性を感じました。」(34歳/男性/営業)
「アプリの操作がシンプルで、登録から診断までスムーズでした。診断結果をもとに企業からスカウトが届くので、待っているだけでも転職のきっかけが生まれます。忙しくて転職活動に時間を割けない人にもおすすめです。」(28歳/女性/Webデザイナー)
ミイダスの悪い(ネガティブ)口コミ評価
「ミイダスは悪質という口コミを見たことがあり、最初は不安でした。実際に使ってみたところ、診断自体は良かったのですが、登録後に営業メールが多く届きました。診断目的で使いたい人は、通知設定を見直したほうが良いと思います。」(27歳/男性)
「診断結果は面白いですが、スカウトメールの内容が自分の希望と合っていないものが多く、少し期待外れでした。条件を細かく設定しても完全に反映されない印象で、結局自分で求人を探すことが多かったです。」(32歳/女性/経理)
「職種によっては求人が少なく、業界による偏りを感じました。特に地方だとオファーがほとんど来ないこともあります。診断ツールとしては優秀ですが、転職サービスとしては地域差を感じる部分がありました。」(38歳/男性/SE)
しつこい通知や希望外スカウトを減らすコツ
通知やスカウトが多いと感じたら、希望職種・勤務地・年収などの条件を見直すと整理しやすいです。条件が広いままだと、合わないオファーも増えがちです。例えば希望条件を具体的にし、連絡頻度の設定も調整してみてください。地方や専門職は件数が限られることもあるので、他サービス併用も選択肢になります。
会社にバレるのが不安なときは非公開企業設定を
会社に知られたくないなら、非公開企業設定で現職や取引先をブロックしておくと安心です。指定した企業の検索画面に、あなたの情報が表示されにくくなるためです。設定から企業名を追加してみてください。なお、応募・面談申込み時は連絡先が開示されるので、会社PCや共有端末では開かず、職務経歴に部署名などの固有情報を書き過ぎないよう注意しましょう。
料金・退会はどうなる?登録前後に知っておきたいこと
ミイダスは求職者側の利用料金がかからず、不要になったら退会もできます。診断結果やスカウトを受け取れるため、まずは自己分析の延長として始める使い方もあります。通知が負担に感じた場合は設定を調整し、合わなければ退会できる選択肢がある、と捉えておくのがおすすめです。
出典:公式サイト
ミイダスと合わせて登録すべきサイト
ミイダスだけではなく、ほかの適職診断ツールも活用利用することで、自己分析を深め、より転職活動を効率的に進めることができます。下記にいくつか適職診断ツールをご紹介します。
適職診断(キャリアインデックス)

口コミ:適職診断(キャリアインデックス) 評判を確認
おすすめ度:★★★★・ 料金:無料 登録:あり
【公式サイト】https://careerindex.jp/aptitude_assessment
グッドポイント診断(リクナビNEXT)

口コミ:グッドポイント診断(リクナビNEXT) 評判を確認
おすすめ度:★★★★・ 料金:無料 登録:あり
【公式サイト】https://next.rikunabi.com/goodpoint/
ジョブリシャス診断(マイナビ転職)

口コミ:ジョブリシャス診断(マイナビ転職) 評判を確認
おすすめ度:★★★★★ 料金:無料 登録:あり
【公式サイト】https://tenshoku.mynavi.jp/opt/joblicious/
ICQキャリアタイプ診断(doda)

口コミ:ICQキャリアタイプ診断(doda) 評判を確認
おすすめ度:★★★★★ 料金:無料 登録:あり
【公式サイト】https://doda.jp/dcfront/personality/personalityIndex/
自己診断ツール(厚生労働省)

口コミ:自己診断ツール(厚生労働省) 評判を確認
おすすめ度:★★★★★ 料金:無料 登録:なし
【公式サイト】https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Search/Top
エニアグラム適職診断(indeed)

口コミ:エニアグラム適職診断(indeed) 評判を確認
おすすめ度:★★★★★ 料金:無料 登録:なし
【公式サイト】https://jp.indeed.com/cm/enneagram
執筆者・監修者のmotoについて
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起業家・著述家。実名は戸塚俊介。広告・人材・IT業界など8社へ転職。副業でmoto株式会社を起業し、上場企業へM&A。現在はHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)代表取締役。著書:『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)、YouTubeチャンネル:『motoの転職チャンネル』。

