「30代未経験でのIT転職は厳しい?」「30代未経験のIT転職は現実的ではない?」といった悩みを持つ人は多くいます。
本記事では、30代未経験のIT転職について実際に転職活動を行って成功・失敗したSNS上の口コミをまとめて解説します。
30代未経験でIT・Web業界に強い転職エージェントはどこなのか?
日本には、約26,000社の転職エージェント(厚生労働省 令和4年度職業紹介事業報告書)が存在し、年間約60万人もの人が転職エージェントを利用して実際に転職をしています。
その中で最もおすすめの転職エージェントは下記の2社です。
■利用者の60%が年収アップ
→『リクルートエージェント×IT』
■ オリコン顧客満足度ランキング1位
→『マイナビITエージェント』
上記2つが30代未経験でIT・Web業界におすすめの転職エージェントとなりますが、本記事では求人数や特徴、口コミによる評判などもご紹介しますので、自分に合った転職エージェントを見つけてみてください。
本記事は、転職の専門家であるmotoが、30代未経験のITとエンジニアにおすすめの転職エージェントを比較・ランキング形式でご紹介しています。
転職を考えている人やキャリアに悩んでいる人、どの転職エージェントを使うか迷っている人は参考にしてみてください。すべての人におすすめの転職サイトも合わせてご覧ください。
30代未経験のIT・Web業界におすすめの転職エージェントランキング
30代未経験のIT・Web業界への転職におすすめの転職エージェントをご紹介します。
1:はじめてのエンジニア
口コミ:はじめてのエンジニア 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://hajien.jp/
30代未経験のIT業界におすすめの転職エージェントが『はじめてのエンジニア』。株式会社ホールハートが運営する未経験のエンジニア転職に特化した転職エージェントになります。
はじめてのエンジニアは、未経験でも応募が可能な独自の求人案件を保有しており、未経験でエンジニア転職を考えている人も安心して利用できます。
平均30日で未経験からITエンジニア転職への実績があるので、ITエンジニア転職を目指している方には登録をおすすめします。
出典:公式サイト
2:社内SE転職ナビ
口コミ:社内SE転職ナビ 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
公開求人数:5,633(2024年12月11日現在)
求人数増減:+17(先週比↑up)
【公式サイト】https://se-navi.jp/
30代未経験のIT業界におすすめの転職エージェント2つ目が『社内SE転職ナビ』です。
社内SEを目指すエンジニア向けの転職エージェントで、主にSI、Webエンジニア、ゲーム業界に転職したい人におすすめです。
SEの求人に特化しており、求人数は約7,000件、紹介可能企業は約4,000社あります。数多くの求人の中から自分にあった求人を探すことができます。
また、社内転職ナビの面談にはカジュアル面談、キャリア面談、オンライン面談の3つがあるため、自身の状況に合わせて面談の形式を選択することができます。
「いずれ転職したいが、まだ具体的には考えていない」という人がカジュアル面談から利用するのがおすすめです。
出典:公式サイト
3:リクルートエージェント×IT
口コミ:リクルートエージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:503,690(2024年12月11日現在)
求人数増減:-989(先週比↓down)
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
『リクルートエージェント』は業界最大手ということもあり、30代未経験のIT業界求人が豊富にあります。
職種はプログラマーから品質管理、社内SE、テクニカルサポート、組込み・制御エンジニアなどさまざまです。
リクルートエージェントの中には「リクルートエージェント×IT」というコンテンツがあり、ITエンジニア求人が約10万件掲載されています。掲載求人の約50%が年収800万円以上との条件となっており、非常にITに強い転職エージェントとなっています。
リクルートエージェントに掲載されている求人の約20%は大手企業の求人なので、安定した企業を志望する人におすすめです。
出典:公式サイト
4:マイナビITエージェント
口コミ:マイナビITエージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/it/
『マイナビITエージェント』は業界大手のマイナビが運営するIT特化型の転職エージェントです。
業界大手ならではの求人数を誇り、非公開求人数も他社より多く掲載されています。企業規模も大手からベンチャーまで幅広く掲載されています。求人もITコンサルタントやセールス、エンジニアなど幅広い職種を網羅しています。
また、キャリアアドバイザーのサポートに定評があり、転職希望者と面談を行い、対面で今までのキャリアや転職先の希望などのヒアリングをしてくれます。
ITエンジニア専門のキャリアアドバイザーもいるので、エンジニアの仕事内容を理解した上で、求人を紹介してくれるので、30代未経験で初めて転職する方や希望に合った求人を紹介してほしい方におすすめです。
※マイナビのプロモーションを含みます
出典:公式サイト
【30代後半向け】未経験でIT・Web業界に強い転職エージェント
1:ユニゾンキャリア
口コミ:ユニゾンキャリア 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
公開求人数:5,000件以上(2024年12月11日現在)
【公式サイト】https://unison-career.com/job-change/
30代後半未経験のIT業界におすすめの転職エージェントは『ユニゾンキャリア』です。
IT・Web・ゲーム業界の転職に特化した転職エージェントで、キャリアアドバイザーはIT業界中心で業界のリアルな事情に詳しく、企業ごとの表裏を把握した上で自分に合った企業を提案してくれます。アドバイザーとの面談は、オンラインや電話で可能です。
ユニゾンキャリアでは、応募書類の添削や企業ごとに合った面接対策、年収交渉など転職活動全般をサポートしてくれるので、初めてIT業界に転職する人にも安心です。
利用者の約87%が年収アップに成功という実績もあり、IT業界で年収アップを実現したいという人におすすめです。
出典:公式サイト
2:dodaエンジニアIT
口コミ:doda 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:254,815(2024年12月11日現在)
求人数増減:+376(先週比↑up)
【公式サイト】https://doda.jp/
30代後半未経験のIT業界におすすめの転職エージェント2つ目は『doda』。大手転職サイトとあって公開・非公開を併せて10万件以上の豊富な求人を保有しています。
dodaは、IT・Web業界に特化したdodaエンジニアITというサービスを展開しており、IT・Web業界への転職を考える30代後半におすすめの転職エージェントです。
出典:公式サイト
【30代女性向け】未経験でIT・Web業界に強い転職エージェント
1:type女性の転職エージェント
口コミ:type女性の転職エージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:12,727(2024年12月11日現在)
求人数増減:+85(先週比↑up)
【公式サイト】https://type.woman-agent.jp/
30代女性未経験のIT業界におすすめの転職エージェント1つ目は『type女性の転職エージェント』。サービス名にあるように女性の転職サポートに特化した転職エージェントです。社会人経験なし・業界未経験の女性の転職サポートに強みを持っています。
在籍するキャリアアドバイザーは年間5,000名以上の女性のカウンセリングを行っており、さまざまな悩みの相談に乗ってくれます。
キャリアアドバイザーは基本的に女性が担当しているため、女性ならではの転職に関する悩みを解決してくれます。キャリアアップしたい、ライフワークバランスを重視したい、出産を機に働き方を変えたいなど、要望に合った提案を丁寧にしてくれる点がおすすめです。
出典:公式サイト
2:マイナビ転職 女性のおしごと
口コミ:マイナビ転職 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:30,250(2024年12月11日現在)
求人数増減:-153(先週比↓down)
【公式サイト】https://tenshoku.mynavi.jp/
30代女性未経験のIT業界におすすめの転職エージェント2つ目は『マイナビ転職 女性のおしごと』。
女性求人の中でも大手企業や、未経験歓迎求人など幅広い求人が豊富にあるため、幅広い求人の中から転職先を選ぶことができます。
また、マイナビ転職 女性のおしごとは、無料で参加できる転職フェアなども開催しているため、気になるIT企業が出展している場合は、ぜひ参加してみてください。
※マイナビのプロモーションを含みます
出典:公式サイト
30代未経験でIT・Web業界の転職エージェントと合わせて見るべき口コミサイト
IT企業はベンチャー・スタートアップ企業も多く、情報収集が難しいため、下記のサイトを合わせて見ておくことをおすすめします。
1:転職会議
口コミ:転職会議 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:432,329(2024年12月11日現在)
求人数増減:+2,399(先週比↑up)
【公式サイト】https://jobtalk.jp/
「転職会議」は、現社員・元社員からの「企業への口コミ」や「求人情報」を掲載している口コミサイトです。企業の評判や年収などのリアルな情報をチェックできるため、転職活動中の企業研究に役立ちます。
比較的ネガティブな口コミが多くなっていますが、あまりネガティブなコメントばかりを気にせず、ポジティブな部分に目を向けて企業を決める際の参考材料にしてみてください。
出典:公式サイト
2:ミイダス
口コミ:ミイダス 評判を確認
おすすめ度:★★★★・ 料金:無料 登録:あり
口コミ社数:437,342社(2024年12月11日現在)
【公式サイト】https://miidas.jp/
現時点で自分にどれくらいの市場価値(年収)があるのかを調べられるのが『ミイダス』です。
登録する際に、いくつかの質問に答えるだけで、自分の年収や紹介される求人がわかります。転職において提示されるオファー金額の妥当性や、どれくらいの年収で転職するべきかというラインの参考になるためおすすめです。
出典:公式サイト
3:OpenWork
口コミ:OpenWork 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:85,983(2024年12月11日現在)
求人数増減:+17(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.openwork.jp/
企業のクチコミを見ながら転職活動ができるサイト『OpenWork』。登録ユーザー数は約600万人。企業のリアルな年収情報や、中途採用の求人が掲載されています。また、あなたの履歴書を登録しておくと、企業からのスカウトも届きます。
すべてのクチコミを見るには「会社評価レポートの回答」「Web履歴書の入力」のいずれかが必要ですが、月額課金(1,100円(税込)/月)で閲覧することも可能です。
出典:公式サイト
4:エンゲージ 会社の評判
口コミ:エンゲージ 会社の評判 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
口コミ社数:264,418社(2024年12月11日現在)
【公式サイト】https://en-hyouban.com/
『エンゲージ 会社の評判』はエン・ジャパン株式会社が運営する転職者向けの企業口コミや評判が掲載されている口コミサイトです。
2024年7月に「ライトハウス」から「エンゲージ 会社の評判」へ名称変更し、日本全国の企業22万社超の口コミが掲載されており、日本最大級の口コミ・評判プラットフォームとなっています。
転職エージェントを展開するエン・ジャパン独自の調査による企業データによる比較や、企業評価の可視化など、企業に関する知りたい情報が口コミをベースにまとめられています。
利用者も多く、日本全国の企業について実際の社員や元社員のリアルな口コミを見ることができる、と高い評価を得ています。
出典:公式サイト
5:JobQ
口コミ:JobQ(ジョブキュー) 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://job-q.me/
『JobQ』は匿名でキャリアや転職に関する相談ができる無料のサービスです。企業の人事経験者や転職エージェントなどから回答をもらうことができます。
「おすすめの転職エージェントはどこか」「どの業種に転職するのがおすすめか」など、さまざまな質問や相談をすることができるため、転職を考える人におすすめです。相談や口コミの投稿数は約7万件を超えているため、過去の相談内容を検索するだけでも得られる情報は多いです。
メールアドレスなどを入力するだけで利用できるため、転職活動の悩みを解消したい人におすすめです。
出典:公式サイト
30代未経験でIT・Web業界に強い転職エージェントの選び方
IT転職エージェントにはさまざまな種類があり、一概に比較できないことから、自分に合ったものを絞り込むのが難しいです。
転職エージェント選びに失敗してしまうと「スキルや経験に求人が合わず転職活動が進まない」「入社後にイメージとのギャップを感じて転職を後悔してしまう」など、転職活動に失敗してしまう可能性が高くなります。
ここでは転職エージェントを選ぶ際に、見るべき4つのポイントをご紹介します。
1.求人広告型転職サイトか転職エージェントで決める
転職サイトには「求人広告型転職サイト」と「エージェント型」の2つがあります。
前者は転職サイト、後者は転職エージェントと呼ばれますが、それぞれに違いがあります。それぞれの違いについては後述しますが、まずは自分にどちらが合うかを選ぶのがおすすめです。
転職活動に慣れてきたら両方利用することで、より効率的に転職活動を進めることができるようになります。
2.求人数やサポート機能の多さで選ぶ
転職エージェントを選ぶ際に重要になるのが「求人数の多さ」です。数多くの求人を持っている転職エージェントを利用する方が、あなたにあった求人に出会える可能性が高くなります。
また、その求人を検索するためのサポート機能や求人を受け取るためのスカウトサービスなど、各転職エージェントにおけるサポート機能の使いやすさで選ぶことも大切です。
「未経験OK」や「土日祝休み」「リモートワーク可」などの検索項目の有無や、スカウト機能の有無などで転職エージェントを選ぶようにしてください。
3.現年収や希望年収に合わせて選ぶ
転職エージェントは年収別で利用できるサイトが異なってきます。そのため年収に合わせて、どのサービスを利用するのかを選択すると、よりあなたに合った求人を見つけられる可能性が高くなります。下記に参考となる転職エージェントをご紹介しておきます。
現年収 | おすすめ転職エージェント |
~300万円 | ワークポート |
300~500万円 | レバテックキャリア、マイナビITエージェント |
500~700万円 | ギークリー、リクルートエージェントIT |
700万円~ | プロコミットキャリア |
4.目指す業界や職種から転職エージェントを選ぶ
転職エージェントには「総合型転職エージェント」のほかに「IT業界に特化した転職エージェント」や「エンジニアに特化した転職エージェント」など、特定の業界や職種に特化した転職エージェントがあります。
もしあなたが未経験でIT業界を目指すのであれば、こうした特化型の転職エージェントを選ぶのがおすすめです。
業界や職種に特化した転職エージェントには、そのサイトにしかない求人が数多く掲載されているため、転職における選択肢を広げることができるようになります。
転職エージェントの基礎知識
転職エージェントについて説明しておきます。
1.転職エージェントとは
転職エージェントとは、キャリアコンサルタントやキャリアアドバイザーが、自分に合った求人を送ってくれる転職サービスです。一例だとリクルートエージェントやマイナビエージェント、JACリクルートメントなどが転職エージェントにあたります。
自分で求人を探す転職サイトとは違い、おすすめの求人や応募書類の準備、面接対策、推薦文や入社までフォローをしてくれるので、効率的に転職活動をすることができます。
転職サイトから応募するのも良いですが、転職エージェントも活用して、推薦文などをつけてもらったほうが、書類選考を通過する企業のレベルや年収は上がる可能性が高いです。
2.転職エージェントと転職サイトの違い
転職エージェントは、自分で求人を探す転職サイトとは違い、おすすめの求人や応募書類の準備、面接対策、推薦文や入社までフォローをしてくれるので、効率的に転職活動をすることができます。
下記の表に転職サイトと転職エージェントの違いをまとめておきます。
転職サイト | 転職エージェント | |
求人情報 | 非公開求人は確認できないが、求人数は多い | 転職サイトにはない、“非公開求人”にも応募できる |
情報収集 | 転職サイトに掲載されている求人情報だけを頼りに情報収集をしていく必要がある | 専任の転職エージェントが企業の内部情報や面接官の特徴など転職に必要な情報を提供してくれる |
転職相談 | なし | 専任エージェントのアドバイスを受け、市場価値やキャリアの発見ができる |
書類選考対策 | 転職サイトには職務経歴書や履歴書のサポートツールもあるが客観的なアドバイスはもらえない | 専任のエージェントから職務経歴書・履歴書のポイントや通過率をアップさせるノウハウを教えてもらえる |
面接対策 | なし | 専任のエージェント次第で模擬面接を行ってくれ、企業別に面接対策を行える |
調整 | なし | 専任エージェントが面接日程の調整や入社時期の調整を行ってくれる |
年収交渉 | なし | 専任エージェントに年収交渉を依頼できる |
料金 | 無料 | 無料 |
転職サイトから応募するのも良いですが、転職エージェントも活用して、推薦文などをつけてもらったほうが、書類選考を通過する企業のレベルや年収は上がる可能性が高いです。
転職活動をする上では、転職サイトで自分で好きな求人に応募するのも良いですが、書類選考の通過率を高めるためにも、転職エージェントを併用して使うのがおすすめです。
転職エージェントを利用する流れ
転職エージェントの登録の流れは大きく5つです。
【転職エージェントの登録の流れ】
STEP1. 転職エージェントに登録する
STEP2. 面談・カウンセリングを受ける
STEP3. 希望する求人の紹介を受ける
STEP4. 書類添削・面接対策
STEP5. 企業との面接・内定
1.転職エージェントに登録する
まずはじめに、本記事でおすすめしている転職エージェントに登録します。登録するとすぐに「面談のご案内」という連絡がメールや電話で届きます。
メールには担当者との面談の日時調整を行うように書かれているので、転職エージェントの担当者と面談の日程を調整してください。面談は転職エージェントとの面談なので、気軽に受けてください。
2.面談・カウンセリングを受ける
転職エージェントとの面談は、オンラインか電話、または対面で行います。
担当エージェントと会話をする中で「なぜ転職するのか」「どのような求人が希望か」「どんなキャリアにしたいか」など、ざっくばらんにキャリアについて話をするだけです。
転職エージェントはこの会話をもとにあなたに合った求人を紹介してくれるので、取り繕わずに、思ったことをそのまま伝えてみてください。ここでのコミュニケーションがズレてしまうと、紹介してもらえる求人に満足できなくなる可能性があるので、素直に伝えることを心掛けてください。
転職エージェントとの面談は約1時間程度で、専任のエージェントとの1対1のケースがほとんどです。
3.希望する求人の紹介を受ける
面談後、即日~3日間ほどであなたに合った求人をメールで紹介してくれます。
もし気になる求人があったら、担当者に連絡して応募してみてください。すぐに書類選考、面接へと進むことができます。
もし自分の希望とは合わない求人が送られてきたら、その旨について担当者に連絡してください。それでも自分に合った求人が届かない場合は、転職エージェントの担当者変更を申し出るか、ほかの転職エージェントと面談をして自分に合うエージェントを見つけることをおすすめします。
4.書類添削・面接対策
気になる求人を見つけたら、応募する前に転職エージェントに連絡し、書類の添削を依頼してください。
転職エージェントはすべて無料で利用でき、書類の添削から面談、入社時期交渉や年収交渉まで行ってくれます。第三者となる転職エージェントがやってくれるので、転職活動をストレスなく効率的に行えるのがメリットです。
履歴書や職務経歴書を作成したら転職エージェントに添削してもらい、問題なければ応募してもらってください。また、不安であれば面接対策なども行ってもらえるので「面接対策をしてほしい」と伝えてください。
過去にどんな質問をされたのか、どんな人が内定したかなど、詳細に教えてもらえるので、詳しく聞いて面接の対策をしていってください。
また、合わせて面接の対策本も読んでおくと良いです。『【厳選】転職の面接対策に役立つ本当におすすめの本10選』も参考にしてみてください。
面接でどんなことを話せばいいかについては「【対策必須】転職で面接対策しないと難しい質問と回答を転職の専門家が徹底解説」を合わせて読んでみてください。
5.企業との面接・内定
書類選考を通過すると企業との面接になります。
マイナビの調査では、転職希望者の応募社数平均は8.4社なので、とにかく数多くの企業に応募して面接を受けることをおすすめします。場数をこなすことで面接にも慣れていきます。
面接の結果については転職エージェントから連絡がきます。面接が終わったあとに不安であれば転職エージェントに連絡し、企業側へ印象の確認をしてもらうこともおすすめです。
「緊張してうまく話せなかった」「思ったように伝えられなかった」など、面接で感じたことを素直に転職エージェントに伝えておくと、転職エージェントが企業側にその旨を連絡してくれます。このやり取りをしておくことも転職活動における大切なポイントです。
無事内定となれば、転職エージェントを通じて年収交渉を行って転職活動は終了となります。
30代未経験でIT・Web業界への転職成功に必要なポイント
30代未経験でITへ転職する際に大切なポイントは3つあります。
1.複数の転職エージェントに登録する
転職活動は、基本的に転職エージェントを複数利用するのがおすすめです。多くの求人に目を通すことで応募先を増やすことができるためです。
また、転職エージェントを複数社使うことで自分に合った転職エージェントを見つけることもできます。IT業界やエンジニアは求人の流れが速いため、手当たり次第に求人をくれるエージェントより自分に合った求人を出してくれるエージェントと出会うほうが効率的に転職活動を勧められます。
自分に合った転職エージェントを見つけるためにも、複数の転職サービスに登録してみてください。
2.IT・Web業界の知識を学んでおく
未経験だからといってIT・Web業界の知識がまったくないのでは転職は成功しません。
IT・Web業界に特化して転職エージェントの中には、無料で資格サポートやプログラミングスクールのサービスを受けられるエージェントがあります。
【無料の転職支援付き転職エージェント】
・GEEK JOB
・0円スクール
まとめ
IT業界は慢性的な人材不足で、求人数は常に多く存在します。30代でもIT・Web業界未経験への転職は十分に可能です。
本記事では30代未経験のIT・Web業界の転職におすすめの転職エージェントを紹介しましたが、技術の流行りすたりが激しいIT業界では、転職テクニックよりも自分のスキルを伸ばすしかありません。
自分のスキルを上げるためにも、意味のある転職を重ねてキャリアを積み上げていってください。もし時間のある求職者の人は、厚生労働省が発表している「雇用を取り巻く環境と諸課題について(PDF)」という調査などにも目を通してみてください。
今後のキャリアの参考になれば幸いです。
執筆者・監修者のmotoについて
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戸塚俊介。1987年長野県生まれ。地方ホームセンターやリクルート、ベンチャー企業など6回の転職を経験後、「転職アンテナ」を運営するmoto株式会社を上場企業へ売却。現在はHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)の代表取締役。著書は『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)、YouTubeチャンネルは『motoの転職チャンネル』がある。