
三重で転職するなら、大手の総合求人型で求人の母数を押さえ、地域求人特化型で地元企業の情報を補うのが基本です。ここでは、その両方から三重で使えるおすすめの転職エージェントを紹介します。
見るべきは求人数だけではありません。勤務地、通勤時間、地元企業への理解、U・Iターン支援の有無。特に四日市・鈴鹿・津・松阪・伊賀といったエリアごとに求人の出方が変わるので、最初から使うサービスを絞りすぎない方が比べられます。選択肢はあとから減らせます。
本記事を監修しているmotoは、地方のホームセンターに就職し、転職活動をしていました。その後、リクルートやベンチャー企業など7社へ転職し、転職に関する知見を発信し、さまざまなメディアで取り上げられています。
X(旧Twitter)@moto_recruitのフォロワーは12万人を超え、自身の転職経験を書いた書籍『転職と副業のかけ算』はAmazonランキングで総合1位のベストセラーとなりました。
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三重で転職エージェントを選ぶ際の考え方

三重で転職エージェントを選ぶなら、まずは大手の総合求人型で求人の母数を見て、地域求人特化型で地元企業の情報を補うのがおすすめです。
役割が違います。大手の転職エージェントは、三重県内にとどまらず愛知・岐阜・滋賀まで含めて求人を比べたい方に向いていて、地域求人特化型は、三重本社の企業、転勤なしの求人、通勤30分圏内の求人といった生活に近い条件で相談したい方に合う可能性があります。片方だけでは見えない求人があります。
大手総合型と地域特化型を分けて使う
三重の求人を探すときは、大手総合型を1~2社、地域特化型を1社。合計2~3社の組み合わせから始めてください。
「転職エージェントは何社受けるべきか」と聞かれることがありますが、最初から5社も6社も登録する必要はありません。登録した数だけ面談、日程調整、求人の確認が発生するため、社数を増やすほど1社あたりに割ける時間は減ります。まずは2~3社。紹介求人の質と担当者の説明を見て、足りなければ追加してください。
リクルートエージェントやマイナビ転職エージェントのような大手は求人数の確認に向いています。O-GOEやリージョナルキャリア三重のような地域特化型は、三重県内の企業事情やU・Iターンの相談に向いています。
求人を多く見たい方は大手を先に登録し、地元企業の雰囲気や通勤条件まで確認したい方は地域特化型も早めに使ってください。
勤務地と通勤条件を最初に伝える
意外と差が出るのが、勤務地の伝え方です。
四日市・鈴鹿エリアで製造業や技術職を探すのか、津・松阪エリアで管理部門や営業職を探すのか、名古屋勤務まで広げるのか。これだけで紹介される求人は変わります。U・Iターンなら、引っ越し時期や家族の生活圏も担当者に伝えてください。
「三重県内ならどこでも」ではなく、「通勤は片道何分まで」「転勤は避けたい」「名古屋勤務も条件次第で見る」など、応募前に条件を分けておけば、担当者は的を絞って求人を出せます。
転職エージェントに任せきりにしない
転職エージェントは無料です。ただし、紹介された求人をそのまま受ける必要はありません。
担当者は求人紹介、応募書類の添削、面接対策、日程調整、条件交渉まで支援してくれます。ただし、求人票だけでは残業時間、配属部署、転勤の有無、評価制度までは見えにくいことがあります。
「転職エージェントは使わない方がいいのでは」と考える方もいます。希望条件が担当者に伝わらないまま応募を進めれば、そう感じることはあります。ただ、三重のように県内の求人が都市部ほど多くない地域では、非公開求人や地元企業の採用背景を聞ける相手がいるかどうかで見える選択肢が変わります。合わないと感じたら、担当者の変更を申し出るか、別のエージェントに切り替えてください。使う使わないで迷っている方は転職エージェントは使わない方がいい?も読んでみてください。
応募前には、仕事内容、給与の内訳、勤務地、転勤範囲、選考で見られる点を担当者に確認してください。口コミは参考になりますが、部署や時期で変わるため、最後は公式サイトや面談で確認するのがおすすめです。
三重県でおすすめの転職エージェントはどれ?
迷ったら大手が先です。求人を幅広く見たい方はリクルートエージェントかマイナビ転職エージェント、三重県内の地元企業を深く知りたい方はO-GOEかリージョナルキャリア三重をおすすめします。
20代・第二新卒で、応募書類の書き方や面接の受け答えから整えたい方はマイナビ転職エージェント。求人数を優先して比較したいならリクルートエージェント。年収を上げたい方や管理職・専門職での転職を考えている方には、パソナキャリアが候補になります。
U・Iターンなら話は別です。県外から三重に戻る方は地域特化型を早めに入れておくと、三重本社の企業、転勤なしの求人、職場見学、U・Iターン相談といった、大手だけでは拾いきれない情報まで確認できます。
私自身、地方のホームセンターで働きながら転職活動を始めましたが、地方の転職で効いたのは求人の数よりも、その会社の中身をどれだけ具体的に聞けたかでした。
【総合求人型】三重の求人に強い大手転職エージェント3選
まずは大手から。三重の求人を幅広く確認できる3社を紹介します。求人数が多いので、県内にとどまらず東海エリア全体まで見たい方にも向いています。
1:マイナビ転職エージェント

口コミ:マイナビ転職エージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/
まず紹介するのは『マイナビ転職エージェント』です。
マイナビ転職エージェントが向くのは、初めて転職する方です。応募書類や面接の受け答えを早めに整えたい方にも合います。三重県内にとどまらず、東海エリアの求人も確認できます。
株式会社マイナビは三重県津市に三重支社を置いています。ただ、対面にこだわる必要はありません。まずはオンラインや電話で相談して、希望職種や勤務地に合う求人があるか確認してみてください。
併用が効きます。マイナビ転職エージェントで求人紹介や面接対策を受けながら、マイナビ転職で自分でも検索しておくと、紹介求人と公開求人を並べて比べられます。
※マイナビのプロモーションを含みます
出典:公式サイト
2:リクルートエージェント

口コミ:リクルートエージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:750,000(2026年8月3日現在)
求人数増減:±0(先週比→keep)
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
次におすすめする転職エージェントは『リクルートエージェント』です。
強みは求人数です。三重県の公開求人は公式サイトで確認でき、登録後は非公開求人の紹介も受けられます。まず選択肢を広く見たい方に向いています。
三重県内だけで探す方はもちろん、名古屋・岐阜・滋賀まで勤務地を広げられる方にも使いやすいサービスです。製造業、営業職、管理部門、IT系など、複数の職種を比較したい方は登録しておきましょう。県境をまたいで探すなら、岐阜県のおすすめ転職エージェントも合わせて確認してみてください。
ただ、数は諸刃です。希望条件をあいまいにしたまま登録すると紹介数だけが増えて求人の確認に時間を取られるので、面談では勤務地、年収、転勤の有無、職種の優先順位を先に伝えてください。
出典:公式サイト
3:パソナキャリア

口コミ:パソナキャリア 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:52,718(2026年8月3日現在)
求人数増減:+125(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.pasonacareer.jp/
三重の転職で役立つ大手転職エージェントの3社目は『パソナキャリア』です。
パソナキャリアが向くのは、管理職・専門職・年収アップを狙う方です。三重県では四日市支店があり、四日市・津・鈴鹿・松阪・桑名などの求人を探す方が相談できます。
数より精度です。求人を大量に見るよりも、これまでの経験をもとに応募先を絞りたい方に合う可能性があり、特に製造業の技術職、管理部門、営業職、ハイクラス求人を確認したい方は登録してみてください。
一方で、未経験職種への転職や第二新卒の求人を広く見たい方は、マイナビ転職エージェントやリクルートエージェントも合わせて使うと比較できます。
出典:公式サイト
【地域求人特化型】三重の求人に特化した転職エージェント2選
三重で働くことを前提に転職活動をするなら、三重の地域求人に強い転職エージェントも合わせて使ってみてください。
強いのは情報の細かさです。地元企業の採用背景、社風、通勤事情、転勤の有無まで確認できます。三重県内に残って働きたい方、U・Iターンで戻りたい方、求人票だけでは会社の雰囲気を判断しにくい方に向いています。
1:O-GOE

口コミ:O-GOE 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
公開求人数:400件以上(2026年8月3日現在)
【公式サイト】https://www.o-goe.com/lp-consul/
『O-GOE』は、三重県での就職・転職サポートを行う地域特化型の転職エージェントです。
会社見学の同行や給与交渉まで相談できます。求人票では分かりにくい職場の雰囲気、残業、通勤時間、転勤の有無。このあたりを確かめてから決めたい方に向いています。
伝え方が肝心です。三重県内で長く働きたい方、転勤なしの求人を探したい方、未経験から営業職や事務職に挑戦したい方は、面談で希望条件をできるだけ具体的に出してみてください。
大手エージェントと比べると求人の数は限られるため、O-GOEだけでなく、リクルートエージェントやマイナビ転職エージェントも併用するのがおすすめです。利用者の声はO-GOEの口コミと評判にまとめています。
出典:公式サイト
2:リージョナルキャリア三重

口コミ:リージョナルキャリア 評判を確認
おすすめ度:★★★・・
公開求人数:2,695(2026年8月3日現在)
求人数増減:+19(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.regional.co.jp/
『リージョナルキャリア三重』は、三重へのU・Iターン転職支援に強い転職エージェントです。運営会社は株式会社アーリー・バード・エージェント。三重県内の求人や相談会の情報を公式サイトで確認できます。
急いでいなくても大丈夫です。今すぐ転職したい方はもちろん、中長期で三重への移住と転職を考えたい方、県外に住みながら戻るタイミングを探している方、家族の生活圏まで含めて勤務地を決めたい方の相談にも対応しています。
リージョナルキャリア三重は、地元企業の求人や企業インタビューも掲載しているため、社名だけでは分かりにくい会社の考え方や採用背景を確認しながら応募先を選べます。
三重県内に絞るならリージョナルキャリア三重。求人の数も広く見たい方は、大手総合型も合わせて登録してください。
出典:公式サイト
三重の転職で転職エージェントを利用するメリット
価値は求人紹介そのものより、応募前に企業の中身を確認できる点にあります。三重の転職で効いてくるメリットを3つ挙げます。
1.三重の企業事情や転職情報を聞ける
転職エージェントを利用すると、転職サイトの求人票だけでは分からない情報を確認できます。
三重は製造業が盛んな県です。四日市、鈴鹿、亀山、いなべ、伊賀。エリアが変われば、募集の多い職種も企業のタイプも変わります。求人を探す前に、どの地域にどんな企業が多いのかを把握しておきましょう。
地域特化型の転職エージェントであれば、地元企業の採用背景、職場の雰囲気、通勤事情、転勤の有無まで相談できるので、応募前に配属部署、残業時間、給与の内訳、評価制度をまとめて担当者に確認してください。聞ける相手がいるうちに聞いておく。それだけで入社後のズレは減ります。
2.三重の非公開求人を紹介してもらえる
非公開求人は、どちらのタイプも扱っています。
非公開になる理由はいくつかあります。採用を急いでいる、応募が集まりすぎる、社内事情で公開しにくい。三重本社の企業や地元の優良企業では、担当者経由で候補者にだけ紹介される求人もあります。
ただし、非公開だから条件が良いとは限りません。仕事内容、勤務地、年収、転勤、選考基準をひととおり確認した上で、公開求人と並べて判断してください。数が少ない分、比較の目は自分で持っておく必要があります。
3.年収や入社条件を交渉してもらえる
転職エージェントの収益源は、企業から受け取る紹介手数料です。だから求職者は無料で使えます。
言いにくい話ほど、間に人を挟んだ方が進みます。自分で応募すると内定後の年収交渉や入社日の調整は切り出しにくいものですが、転職エージェントなら担当者が企業との間に入り、年収、入社時期、配属予定、勤務条件を確認してくれます。
地元企業への転職なら、見るのは給与だけではありません。通勤時間、転勤範囲、休日、家族の生活との相性。内定が出てから迷わないよう、応募前に担当者へ確認してもらいましょう。
三重で求人を比較するときの確認ポイント
「三重県の勝ち組企業はどこか」と考える方もいます。ただ、働きやすさは社名で決まりません。三重は大手メーカーの工場や事業所が多く、同じ会社に入っても配属先、職種、勤務時間、転勤範囲によって毎日の過ごし方はまるで変わります。有名かどうかだけで選ばない方がよいです。
確認するのは中身です。仕事内容、勤務地、年収の内訳、残業時間、転勤の有無、評価制度。製造業なら、工場勤務か本社勤務か、交替勤務があるかも見ておきましょう。
担当者には遠慮なく聞いてください。「この会社で長く働けそうか」「未経験でも応募できる理由はあるか」「選考でどこを見られるか」。返ってくる答えがあいまいなら、別の求人や別のエージェントにも相談してみましょう。
三重県の公的な就職支援や転職フェアも合わせて使う
無料で使える窓口は、転職エージェントだけではありません。津駅前のアスト津にある「おしごと広場みえ」では、キャリア相談や面接対策、県内企業の情報提供を受けられます。県外から三重へ移るU・Iターンなら、東京・有楽町の「美し国みえ 移住相談センター」。三重の就職専門アドバイザーが常駐しています。
転職フェアも使えます。三重県や三重労働局が主催する合同企業説明会は津市や四日市市で開かれていて、求人票では分からない社風を短時間でまとめて見られるので、応募先を絞る前の下見にちょうどいいです。東京圏から県内の対象求人へ就職して移住する場合は、最大100万円の移住支援金の対象になることもあります。条件は年度で変わります。県の移住ポータルや「みえの仕事マッチングサイト」で確認しておきましょう。
三重の転職市場について
三重の有効求人倍率
三重の有効求人倍率は1.41倍(2026年6月)となっており、全国平均である1.18倍を上回っています。(※参考元:三重労働局)
有効求人倍率とは
有効求人倍率とは、企業からの求人数(有効求人数)を、公共職業安定所(ハローワーク)に登録している求職者(有効求職者数)で割った値のことで、雇用状況から景気を知るための統計資料の1つです。
有効求人倍率 = 企業からの求人数(有効求人数) ÷ ハローワークに登録している求職者の数(有効求職者数)
有効求人倍率は、求職者1人に対して何件の求人があるかを示す数字です。
・有効求人倍率が1を上回る⇒求職者数よりも求人数が多い、比較的就職・転職しやすい
・有効求人倍率が1を下回る⇒求職者数に対し求人数が少ない、競争率が高くなりやすい
※有効求人数はハローワークを通じた求人情報を利用するため、求人情報誌や転職情報サイトなどの求人情報は含まれていません。
三重の平均年収
三重の平均年収は408万円となっています。男性は464万円、女性は339万円です。(参考元:doda平均年収ランキング最新版)

また、総務省が発表している「消費者物価地域差指数」は、三重は全国18位となっています。
三重の転職エージェントまとめ
三重の転職は、組み合わせで決まります。大手総合型と地域求人特化型、両方を使ってください。
求人を広く見たい方は、リクルートエージェントやマイナビ転職エージェントで三重県内と東海エリアの求人を確認し、三重本社の企業やU・Iターン転職を考えている方は、O-GOEやリージョナルキャリア三重も合わせて登録しておきましょう。
大事なのは登録した社数ではありません。紹介された求人の中身をどこまで具体的に確認できたかです。勤務地、通勤時間、転勤の有無、配属部署、給与の内訳。気になる求人があれば、応募前に担当者へひとつずつ聞いてみてください。
執筆者・監修者のmotoについて
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起業家・著述家(Wikipedia)。実名は戸塚俊介。広告・人材・IT業界など8社へ転職。副業でmoto株式会社を起業し、上場企業へM&A。現在はHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)代表取締役。著書:『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)

