東京都のおすすめ転職エージェント6選!大手サイト&首都圏特化型の活用法

転職エージェント 東京

本記事では、転職経験5回のプロが、東京(首都圏)での転職に役立つおすすめの転職エージェントをランキング形式で紹介します。

本記事を監修しているmotoは、地方のホームセンターに就職し、転職活動をしていました。その後、リクルートやベンチャー企業など7社へ転職し、転職に関する知見を発信し、さまざまなメディアで取り上げられています。

X(旧Twitter)@moto_recruitのフォロワーは12万人を超え、自身の転職経験を書いた書籍『転職と副業のかけ算』はAmazonランキングで総合1位のベストセラーとなりました。

motoのキャリアやこれまでの実績はプロフィールページをご覧ください。

東京で転職する際の転職エージェントの選び方

都内での転職には転職エージェントを使うのが便利です。本記事では、大手の転職エージェントを中心に、首都圏エリアに強みを持つ転職エージェントをご紹介します。

まずはじめに、転職エージェントについて簡単にご説明します。

転職エージェントは、キャリアコンサルタントやキャリアアドバイザーと言われる担当者が、自分に合った求人を送ってくれる転職サービスです。

自分で求人を探す転職サイトと違って、おすすめの求人や応募書類の準備、面接対策、推薦文や入社までフォローをしてくれるので、効率的に転職活動をすることができるのが特徴です。

転職サイトから応募するのも良いですが、個人的には転職エージェントも活用して、推薦文などをつけてもらったほうが、書類選考を通過する企業のレベルや年収は高くなると感じました。

転職エージェント各社にはそれぞれの特徴があるため、その特徴を理解して面談に臨んだほうが良いです。ここを知っておくだけで、いい求人を紹介してもらえる可能性が上がります。

転職エージェントの登録の流れ

転職エージェントに登録すると「面談のご案内」という連絡がメールで届きます。

その後、各転職エージェントの担当者と日程を調整し、60分ほどの面談を通して「自分に合う求人」を紹介してもらう流れになります。その後は書類の添削や面談対策なども行ってくれます。

転職エージェントは基本的に無料で利用することができ、書類の添削から面談、入社時期交渉や年収交渉まで行ってくれます。転職サイトと違って第三者となる転職エージェントがやってくれるので、転職活動をストレスなく効率的に行うことができます。

首都圏求人に強い大手転職エージェント6選

東京でおすすめの転職エージェントは、都内に拠点があり、転職市場の動向にも精通している転職エージェントが良いでしょう。

東京での転職に強い転職エージェント6社の特徴を以下に説明していきます。

1.リクルートエージェント

リクルートエージェント

口コミ:リクルートエージェント 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:495,676(2024年11月20日現在)
求人数増減:+2,536(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.r-agent.com/

都心での転職に強いおすすめ転職エージェントは『リクルートエージェント』です。リクルートエージェントは東京都内に2つの拠点があります。東京都千代田区に東京本社、東京都立川市に西東京支社を展開しています。

リクルートエージェントでは首都圏の求人に最も力を入れており、東京の公開求人は137,000件以上掲載されています。

転職エージェントとの面談では、非公開求人をもらったり、面接対策などを受けることができ、内定獲得につながるようにきちんとサポートしてくれます。

私も実際に利用した経験がありますが、総合的に求人を提案してくれたので、満足度は高かったです。また、非公開求人もマイページで検索できるため、他社にない求人を見ることができます。転職活動時には登録しておいて間違いのない転職エージェントです。

出典:公式サイト

2.マイナビエージェント

マイナビエージェント

口コミ:マイナビエージェント 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/

次にご紹介するのは『マイナビエージェント』です。

マイナビエージェントは全国各地に支社を持っており、東京都内の求人にも強い転職エージェントです。

マイナビは東京都内に3つの拠点があります。東京都新宿区に新宿オフィス、東京都中央区に銀座オフィス、東京都立川市に西東京支社を展開しています。電話でも面談などに対応してくれるため、まずは登録して相談に乗ってもらうことをおすすめします。

マイナビエージェントは初めての転職で書類の書き方や、面接が不安な人におすすめの転職エージェントです。マイナビ転職も合わせて見ておくと、幅広い業界の求人を見ることができるのでおすすめです。

※マイナビのプロモーションを含みます
出典:公式サイト

3.パソナキャリア

パソナキャリア

口コミ:パソナキャリア 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:44,393(2024年11月20日現在)
求人数増減:+328(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.pasonacareer.jp/

首都圏の転職で役立つ大手転職エージェントの3社目は『パソナキャリア』です。

パソナキャリアは、オリコン顧客満足度調査で「転職エージェント部門4年連続1位」を獲得した満足度の高い転職エージェントです。パソナキャリアも上記2社同様に、東京都内に3つの拠点があります。東京都千代田区にパソナキャリア東京/丸の内、東京都渋谷区にパソナキャリア新宿支店、東京都立川市にパソナキャリア立川支店を展開しており、都内エリアの求人に強いです。

満足度が高い理由は、パソナの転職エージェントによる丁寧なカウンセリングです。しっかりと面談で話を聞いた上で求人を提案、マッチングしてくれます。

「とても丁寧に面談してくれた」「ほかの転職エージェントに比べてたくさんの求人を出してくれた」「求人が多いから比較しやすかった」という口コミもとても多くありました。

私も利用しましたが、本当に幅広く求人を出してくれるのでとても便利でした。パソナは人材派遣のイメージが強いですが、最近は転職にも力を入れており、求人も比較的豊富にあります。

出典:公式サイト

4.type転職エージェント

type転職エージェント

口コミ:type転職エージェント 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:12,517(2024年11月20日現在)
求人数増減:+60(先週比↑up)
【公式サイト】https://type.career-agent.jp/

type転職エージェント』は、首都圏エリアを中心に日系大手企業とのパイプが強い転職エージェントです。20代で初めて未経験業界へ転職する際に利用しましたが、20代の経験が浅いタイミングでも日系大手の求人に書類選考を通してくれました。

担当者は若手の転職エージェントが多いので話しやすく、面接前に企業の人事担当と直接やりとりしている方から面接対策をしてもらえました。過去に出た問題や、内定する人の傾向なども細かく教えてもらえたので、すごく助かりました。他社の転職エージェントと比較して、丁寧な印象を受けました。

出典:公式サイト

5.LHH転職エージェント

LHH転職エージェント

口コミ:LHH転職エージェント 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:14,184(2024年11月20日現在)
求人数増減:-183(先週比↓down)
【公式サイト】https://jp.lhh.com/

LHH転職エージェント』は、ベンチャーから大手まで幅広く扱っているアデコグループ運営の転職エージェントです。

僕は30代前半のときに「LHH転職エージェント」経由で都内のベンチャー企業へ内定、入社をしたことがあります。求人の数は少ないですが、質の高い案件(年収高い、ポジションあり)が多かった印象です。

企業担当と面談担当の距離が近いため、企業の情報についても詳しく知ることができました。特にしつこくプッシュしてくる感じもなく、こまめに連絡が取れてスムーズでした。

出典:公式サイト

6.クライス&カンパニー

クライス&カンパニー

口コミ:クライス&カンパニー 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:9,482(2024年11月20日現在)
求人数増減:+153(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.kandc.com/

クライス&カンパニー』は、30代を中心に年収800万円以上、マネージャー以上の転職支援を得意する転職エージェントです。どの転職エージェントよりも求人のマッチング精度が高く、内定率も高いです。20代でちょっと上の求人を狙う転職で使うエージェントとしてもおすすめです。

事前の面談や面接のフォローもとても丁寧で素晴らしく、求職者の目線で親身になって相談に乗ってくれます。求人のラインアップも質が良く、業界未経験であっても年収交渉やキャリア相談について他社エージェントより手厚くフォローしてくれました。

人材業界の中の人たちからも評判の良い転職エージェントで、30代からキャリアアップを狙った転職をする人におすすめです。広告代理店や事業会社、外資系スタートアップのハイレイヤー職、外資系コンサルのエクゼクティブ求人など年収900万円~1,000万円の求人が多くあり(採用ハードルは高そうでした)、採用の背景などもしっかりと説明してもらった上で応募できます。

長い目で今後のキャリアもしっかり考えてくれるので、面談に行って求人を出してもらうだけでも価値があります。転職に迷っていても相談する価値ありです。

出典:公式サイト

東京の転職で転職エージェントを利用するメリット

東京での転職活動で転職エージェントを利用するメリットをご紹介します。

1.東京の企業事情や転職情報が手に入る

転職エージェントを利用することで、転職サイトに掲載されている求人情報だけではわからない部分を教えてもらえます。

どのエリアにどんな企業が多いのか、首都圏ではどのような職種の募集が増えているかなど、求人概況を知ることは東京で転職活動をする上でとても大切な情報です。

こうした情報はネットだけでは入手しにくいので、首都圏の求人に強い転職エージェントに聞くのがおすすめです。

特に、都内での転職に強い転職エージェントは、各企業の事情を詳しく把握しているキャリアアドバイザーがいるため、的確なアドバイスを事前に受けることできます。

社内の雰囲気・仕事内容や給与についてなど、転職エージェントに確認しておくことをおすすめします。

2.東京の非公開求人がもらえる

東京都内に特化した求人を載せている転職エージェントには「非公開求人」が掲載されています。

都内の優良企業の場合、給与や待遇などの条件が良い求人には応募が殺到するため、各転職エージェントのキャリアアドバイザーが直接紹介する形にしているケースが多いです。

非公開求人は転職エージェントとの関係性によって違うため「そのエージェントにしかない独占求人」も存在します。こうした求人にも目を通すことでキャリアの選択肢は大きく広がるため、転職サイトだけでなく、首都圏に強い転職エージェントも利用することをおすすめします。

3.年収交渉をしてもらえる

転職エージェントは、転職者の入社が決まって初めて売上になる「成果報酬型」のビジネスで成り立っています。報酬の相場は転職者のオファー年収の30%~40%程度。年収が高ければ高いほど、彼らの売上は高くなります。

そのため転職エージェントを使うことで、年収交渉については彼らが行ってくれます。自分で年収交渉することに抵抗を感じる人もいると思うので、こうした交渉を代行してもらえるのは転職エージェントを使う大きなメリットです。

また、転職エージェントには大手から中堅、個人会社などさまざまな規模の会社がありますが、会社の規模やネームバリューよりも「転職エージェント個人」の力に依存するため、担当する転職エージェントによって、当たりハズレが大きくあります。

会社名よりも個人として信頼のおける転職エージェントを利用してみてください。

東京の転職市場について

東京の有効求人倍率

東京の有効求人倍率は1.09倍(2024年9月)となっており、全国平均である1.24倍を下回っています。(※参考元:東京労働局

 有効求人倍率とは
有効求人倍率とは、企業からの求人数(有効求人数)を、公共職業安定所(ハローワーク)に登録している求職者(有効求職者数)で割った値のことで、雇用状況から景気を知るための統計資料の1つです。
有効求人倍率 = 企業からの求人数(有効求人数) ÷ ハローワークに登録している求職者の数(有効求職者数)
有効求人倍率は、求職者1人に対して何件の求人があるかを示す数字です。
・有効求人倍率が1を上回る⇒求職者数よりも求人数が多い、比較的就職・転職しやすい
・有効求人倍率が1を下回る⇒求職者数に対し求人数が少ない、競争率が高くなりやすい
※有効求人数はハローワークを通じた求人情報を利用するため、求人情報誌や転職情報サイトなどの求人情報は含まれていません。

東京の平均年収

東京の平均年収は455万円となっています。男性は514万円、女性は400万円です。(参考元:doda平均年収ランキング最新版

関東の平均年収

また、総務省が発表している「消費者物価地域差指数」は、東京は全国1位となっています。

東京の転職エージェントまとめ

東京での転職には、首都圏での求人に強いエージェントを利用するのがおすすめです。転職サイト最大手であるリクナビNEXTの調査によると、転職が決まった人は平均して4.2社への転職サイトへ登録しているというデータがあります。

リクナビNEXTの調査

転職サイトに登録している人の平均登録サイト数は2.1社ですが、転職決定者は約2倍の4.2社の転職サイトへ登録しているようです。多くの転職サイトに登録するほうが転職活動を効率的に進めることができます。

東京での転職にも4社ほどの転職エージェントを利用してみてください。参考になれば幸いです。

執筆者・監修者のmotoについて

moto
moto

戸塚俊介。1987年長野県生まれ。地方ホームセンターやリクルート、ベンチャー企業など6回の転職を経験後、「転職アンテナ」を運営するmoto株式会社を上場企業へ売却。現在はHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)の代表取締役。著書は『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)、YouTubeチャンネルは『motoの転職チャンネル』がある。

運営者情報