【看護師】病院以外の職場おすすめ11選|人気の転職先と理由・年収を徹底解説

【看護師】病院以外の職場おすすめ

「看護師が病院以外で働く場所はあるのか?」「病院から転職したいけど、どんな職場がいいのか?」「看護師の資格を活かしてのんびり働きたい!」

病院で看護師として働く方の中には、病院以外の職場に就職・転職したい方もいらっしゃると思います。

本記事では看護師の方が病院以外で働く場所として、おすすめの職場をご紹介していきます。

【看護師】病院以外の人気職場11選

看護師には病院が人気ではあるものの、病院以外でも働ける多くの  職場があります。ここでは病院以外で看護師が働く場所をご紹介します。

1:美容クリニック

美容クリニックは保険外診療であることが多く、病院の収益が高いため、一般のクリニックよりも年収が高いのが特徴です。

美容クリニックにおける看護師の仕事は多岐にわたります。

<主な仕事内容>
カウンセリング:患者の希望や悩みを聞き、適切な施術や治療を提案します。美容手術や治療に関する知識が必要です。

施術のサポート:医師とともに手術や治療を行う際のサポートをします。具体的には、器具の準備や使用、患者の体調管理、施術後の処置などがあります。

術後のケア:手術や治療後の患者のケアやフォローアップを担当。痛みや腫れなどのトラブルがないかの確認や、アフターケアの指導を行います。

患者教育:施術や治療に関する知識を患者に伝え、安全なケアを提供します。また、施術後の生活指導や注意点などを教えることもあります。

器具や機器の管理:美容クリニックではさまざまな機器や器具が使用されるため、その消毒やメンテナンスが必要です。看護師はこれらの器具の管理や整理、また必要に応じての発注も行います。

医療安全管理:医療事故を防ぐためのプロトコルの確立や遵守、スタッフの教育など、クリニック全体の医療安全を担保する役割も果たします。

受付や電話応対:小さなクリニックでは、受付業務や電話対応も行うこともあります。

また、美容クリニックは診療時間が長く、休日・祝日に出勤を求められる傾向もあります。年収を上げて転職したい看護師の人や、出勤が柔軟に対応できる方は、美容クリニックへの転職がおすすめです。

2:一般のクリニック

看護師が病院以外の転職先で最も多いのが一般のクリニックです。

主な仕事内容は医師の診療補助や問診、バイタル測定、採血や点滴などの看護行為全般を行います。

<主な仕事内容>

基本的な看護ケア:患者の健康状態のモニタリング、投薬管理、点滴や採血、バイタルサインのチェックなど。

健康相談:患者や家族からの健康に関する相談に応じること。疾患の症状や治療方法、生活習慣などについてのアドバイスを提供する。

在宅ケア:一部の看護クリニックでは、在宅医療のサポートを行っている場合があります。この場合、患者の家を訪問してケアを行うことが含まれることがあります。

健康教育:患者や家族に疾患や治療、予防方法などに関する情報を提供し、理解を深めるサポートをします。

日常の診察サポート:医師の診察の際のサポートや手術の際のアシスタントなどを行います。

患者のサポート:患者や家族の精神的なサポートや、リハビリや生活習慣の改善のためのサポートを行います。

クリニックの運営サポート:アポイントメントの管理、電話対応、レセプト作成、クリニック内の清潔管理など。

協力医療機関との連携:患者の紹介や情報の共有を行うための連携。

記録とドキュメンテーション:患者の健康情報や治療経過を記録し、必要に応じて共有する。

ほとんどのクリニックには入院機能がないため、夜勤が発生しにくく、勤務時間も固定されるため人気があります。看護師と比較するとクリニックによってはのんびり働ける職場もあります。

一般クリニックへの転職は、幅広い業務内容を経験したい方や、ライフプランを優先して働きたい看護師の方におすすめです。

3:保育園・幼稚園

保育園や幼稚園も病院以外の看護師の転職先として人気のある職場です。

主な業務内容は、園児の体調管理やケガの応急処置、感染症対策、保護者への保健指導などです。

<主な仕事内容>

健康チェック:健康チェックを行い、子どもたちの健康状態を確認します。また、体調が悪い、または異常がある場合の対応や判断も担当します。

怪我や病気の応急処置:子どもが保育園内でけがをしたり、体調を崩した際の初期対応や応急処置を行います。

健康教育:園児たちやその保護者、保育スタッフ向けの健康や栄養、衛生に関する指導や教育を行います。

感染症の管理と予防:感染症の発生や拡大を防ぐための対策を立てるとともに、感染が疑われる場合の迅速な対応や情報提供を行います。

健康診断の実施:定期的な健康診断を行ったり、外部の医療機関と連携して実施する場合もあります。

保護者とのコミュニケーション:子どもの健康状態や体調に関する情報の提供、相談対応など、保護者との連携やコミュニケーションを図ります。

保育スタッフへのサポート:子どもたちの健康状態や特定の健康上のニーズに関して、保育スタッフへの情報提供やアドバイスを行います。

健康に関する記録の管理:園児の健康チェックの結果や薬の投与記録、怪我や病気の詳細などを記録し、管理します。

外部との連携:医療機関や地域の保健所との連携を図り、必要に応じて情報交換や協力を行います。

子供が患者となるため、小児科の経験を持つ看護師は採用時に高く評価されます。保育園看護師は求人数が少なく人気もあるため、転職の難易度が高い職場の一つです。

4:訪問看護

訪問看護も病院以外の就職・転職先で人気の職場の一つです。

訪問看護では、主治医が作成する「訪問看護指示書」に基づいて、健康状態のチェック、療養指導、医療処置、身体介護などを行います。

<主な仕事内容>

健康状態の評価: 患者の健康状態や生活環境を評価し、必要なケアやサポートを決定します。

医療的ケア: 医師の指示に基づき、薬の管理、傷の手当て、注射、点滴、カテーテルケアなどの医療的処置を行います。

リハビリテーション: 日常生活の動作や運動機能の維持・回復をサポートします。

生活支援: 食事、入浴、排泄のサポートやアドバイスを提供します。

健康教育: 疾患の管理方法、生活習慣の改善、再入院予防などに関するアドバイスや指導を行います。

心理的サポート: 患者や家族の心理的な困難や不安をサポートし、対応する方法を提案します。

生活環境の評価と改善: 患者の生活環境や住宅状況を評価し、必要に応じて安全性やアクセス性の向上を提案します。

連携: 医師、ソーシャルワーカー、リハビリテーション専門家などの他の医療・福祉専門家との連携をとり、適切なサポートを実現します。

記録と報告: 訪問の度に看護記録を作成し、必要に応じて医師や関係機関へ報告します。 継続的な学習と研修: 新しい医療技術や知識を習得するための継続的な学習や研修を受けます。

訪問看護の仕事は夜勤がないものの、オンコールがあります。とはいえ、病院に比べて働く日数や時間が調整しやすいため、プライベートの時間が取りやすい職場となっています。

5:一般企業勤務の産業看護師

産業看護師と、一般企業で働く看護師のことです。企業内の健康管理室や医務室に配属されます。デスクワークがメインとなるため、病院に比べて看護処置を行う機会も少ないです。

産業看護師の主な仕事として、健康診断の対応や、社員の急病やケガの応急処置、健康管理やメンタルヘルス対策などがあげられます。

<主な仕事内容>

健康診断の実施・フォローアップ: 従業員の定期健康診断や特定健康診断のサポート、結果に基づく健康相談やフォローアップの実施。

健康相談: 従業員からの健康に関する相談対応。ストレス、睡眠障害、生活習慣病などの問題に対してアドバイスや指導を行う。

健康教育・啓発活動: 健康に関するセミナーやワークショップの開催、健康啓発資料の作成や配布。 緊急時の対応: 事故や怪我、体調不良など緊急時の対応。応急処置や必要に応じた外部の医療機関への紹介。

職場環境の改善提案: 従業員の健康を保護・向上させるための職場環境の改善提案や、健康リスクの低減策の提案。

ストレスチェックの実施・フォローアップ: ストレスチェックの実施サポートや結果に基づくカウンセリング。

リハビリテーション: 事故や病気からの復帰をサポートするためのリハビリテーション指導。

保健室の運営・管理: 必要な医療用品の管理や、健康に関する資料の整備。

従業員のメンタルヘルスサポート: メンタルヘルスに関する相談やサポート、外部の専門家との連携など。

看護師資格を活かしながら、一般企業の働き方で生活できることも魅力です。看護師の一般企業への転職については、「看護師転職サイトおすすめランキング15選」をご覧ください。

6:介護施設

介護施設は、介護士と連携し、入居者のサポートを行う仕事です。特別養護老人ホームや有料老人ホームなどの介護施設は年々増加しているため、看護師のニーズが多く転職しやすい職場の一つです。

<主な仕事内容>

健康状態のモニタリング: 日常的なバイタルサインのチェック(血圧、体温、脈拍、呼吸など)。 慢性的な疾患の管理とモニタリング。 症状や異変が出た際の対応。

医療行為: 薬の管理、配布、飲み忘れなどのチェック。 点滴、皮下注射、筋肉内注射などの必要な医療行為の実施。 傷や皮膚トラブルのケア。

生活のサポート: 食事、排泄、入浴、移動などの日常生活動作のサポート。 ケア計画に基づいたリハビリや体操のアシスタンス。

ケア計画の策定と評価: 利用者の健康状態やニーズに基づき、ケア計画を策定、評価、更新。 他の職種(介護職員、リハビリスタッフ、ソーシャルワーカーなど)と連携して最適なケアを提供。

緊急対応: 急な健康トラブルや事故に際しての応急処置。 必要に応じて救急車の手配や病院との連絡。

情報共有・連携: 医師や他の医療関連スタッフとの情報共有。 家族や保護者とのコミュニケーション。

教育・指導: 利用者や家族への健康教育、病気に関する知識提供。 スタッフへの研修や指導。

医療機関と違って、体力的な負担も少ないのが特徴ですが、容態が急変した際は、看護処置を求められる場合もあります。

7:治験コーディネーター(CRC)

治験コーディネーターはCRC(ClinicalResearchCoordinator)と呼ばれています。治験がスムーズに進められるように、被験者への説明や資料作成、スケジュール管理などを行う仕事です。

治験コーディネーターの具体的な仕事内容には、下記のようなものがあります。

<主な仕事内容>

患者のケアとフォローアップ: 治験に参加する患者のケアやフォローアップを行い、副作用や治験薬の効果などの状態をモニタリングします。

情報提供: 治験の目的、方法、リスク、利益などについて患者やその家族に説明し、同意取得をサポートします。 データの収集と管理: 治験に関するデータを正確に記録し、データベースに入力する作業を行います。

プロトコルの遵守: 治験プロトコルの要件を正確に理解し、それに従って治験が行われるように確認と監督を行います。

連絡とコミュニケーション: 医師や研究者、モニター、治験関連の業者など、関連する全てのステークホルダーとのコミュニケーションをとります。

サンプルの採取: 必要に応じて、血液サンプルや他の生体サンプルの採取をサポートまたは行います。

教育とトレーニング: 新しいCRCや医療スタッフに対して、治験に関する教育やトレーニングを提供することがあります。

安全性の報告: 患者からの副作用や異常な反応などの報告を受け取り、関連する部署や当局に適切に報告します。

文書管理: 治験に関するすべての文書や書類を整理し、保管します。これには、治験計画書、同意書、患者の医療記録などが含まれます。

治験コーディネーターには夜勤がないため、給与は看護師と比較して低い傾向にあります。事前に年収などを確認しておきましょう。

8:障害者福祉施設

障害者福祉施設は、医師や理学療法士、作業療法士と連携しながら、入居者のケアを行うのが主な仕事です。

<主な仕事内容>

健康管理: 施設入所者の健康状態のモニタリング 薬の管理や投与 病状の変化や新しい症状の監視

医療的ケア: 切り傷、打撲などの初期治療 カテーテルや経鼻給餌などの医療的処置のサポート、必要に応じての医師との連絡や協力

生活サポート: 日常生活の補助(食事や入浴のアシスタンスなど) 移動のサポート(車椅子の使用や移乗支援など)

健康教育: 施設入所者やその家族への健康や病気に関する教育やアドバイス リハビリテーションや生活習慣に関する指導

記録とドキュメンテーション: 入所者の健康情報や治療の進行状況の記録 医師や他の医療スタッフとの連絡のドキュメンテーション

協力とコミュニケーション: 他のスタッフや関係者(リハビリテーションスタッフ、ソーシャルワーカー、カウンセラーなど)との連携 家族や保護者とのコミュニケーション

緊急対応: 施設内での緊急事態(事故や急病など)に対応し、適切な処置や救命措置を行う

障害者福祉施設ではサービス管理責任者などのポジションを任されることもあるため、転職でキャリアアップを希望する看護師の人におすすめの職場です。

9:医療機器メーカー(フィールドナース)

フィールドナースは、医療機器メーカーなどに所属し、製品の営業やサービスのサポートをする職業です。クリニカルコーディネーターやクリニカルスペシャリストとも呼ばれます。

<主な仕事内容>

製品のデモンストレーション: 医療機器を実際に使用する際の操作方法や注意点を、医療関係者や患者に対して指導やデモンストレーションを行う。

製品のサポート: 医療機器のトラブルシューティングや疑問に答えるため、病院や患者の元を訪問する。

トレーニング: 新しく導入された医療機器の使い方や最新の治療方法に関するトレーニングを行う。

フィードバックの収集: 医療機器の使用感や問題点などのフィードバックを収集し、メーカーへの改善要望として報告する。

患者のケア: 家庭訪問を行い、医療機器の使用方法やケアに関するアドバイスを提供する。特にホームケアが必要な患者に対してのサポートが求められることが多い。

情報提供: 最新の医療機器や治療法に関する情報を医療関係者や患者に提供する。

市場調査: 現場でのニーズや反応を調査し、製品開発やマーケティング戦略の参考とする。

連携: 医療関係者やその他のステークホルダーとの連携を深め、良好な関係を築く。

フィールドナースのメリットは夜勤がないことです。企業にもよりますが休日も土日祝日となるため、プライベートの時間を充実させやすいのも特徴です。

10:健診センター

健診センターは、健康診断や人間ドックを行う職場です。日によっては1日に100人以上の採血を行ったりすることもあります。

<主な仕事内容>

問診の実施: 健康診断の前に患者の健康状態や生活習慣、既往症などをヒアリングする。

生体測定: 身長、体重、視力、聴力などの基本的な測定を行う。

採血: 健康診断で必要な血液検査のための採血を行う。

尿検査: 尿の採取指導や、尿の状態を確認する。

ストレスチェック: 心電図や腹部エコーなどの検査補助を行う場合もある。

ワクチン接種: 必要に応じてワクチンの接種や説明を行う。

健康教育: 健康に関する情報やアドバイスを提供する。 検査結果の説明: 検査結果をもとに患者に説明やアドバイスを行うこともある。

機器の管理と整備: 使用する機器の点検や整備、消耗品の補充などを行う。

受付や事務業務: 患者の受付、予約管理、健診結果の報告書の作成や発送などの業務を担当することもある。

連携: 検査の結果によっては、専門の医師や病院への紹介を行ったり、他の医療スタッフと連携して対応することもある。

衛生管理: センター内の清潔さや感染予防のための管理を行う。

患者とコミュニケーションを取る場面などがないのが特徴です。採血や測定を繰り返すため、急な対応事項も少ないです。淡々とした業務が得意な看護師の方におすすめの転職先です。

11:大学の保健室

大学の保健室は、看護師の転職先として人気の職種です。小中学校の保健室で働く場合には、学校保健師などの資格取得が必要ですが、大学は看護師の資格だけあれば働けるため、とても人気があります。

<主な仕事内容>

健康相談: 学生や教職員からの健康に関する相談に応じる。これには、体調不良や怪我、生活習慣病の予防などの情報提供も含まれます。

応急処置: 学内での怪我や体調不良時に応急的な手当てを行います。必要に応じて、病院への受診を促したり、救急車の手配をしたりします。

健康診断の実施: 年次の学生健康診断の際に、計測や検査の補助、結果の管理、アドバイスなどを行います。

健康教育: 健康に関するワークショップや講演を実施し、学生や教職員の健康意識の向上を促す。

学生の精神的サポート: ストレスや精神的な問題に関する相談を受け付け、必要に応じて専門家への紹介を行う。

予防接種: 季節の変わり目や大学イベント前後など、流行する可能性のある感染症に対する予防接種の実施や情報提供を行う。

感染症対策: 学内の感染症のアウトブレイク時には、情報収集、対策の提案、感染拡大の防止策を実施します。

保健資料の管理・整理: 学生や教職員の健康情報の管理や、健康に関する資料・文献の整理と保管を行います。

連携: 大学外の医療機関や公的機関との連携を取り、必要な情報交換や連携を行います。

採用人数が少ない上に、人気のある職種であるため求人が少ないのが現状です。また、大学によっては英語スキルを求められる場合もあります。

病院以外の転職におすすめの看護師転職サイト

病院以外の看護師転職におすすめの転職サイトを紹介します。

1:レバウェル看護

レバウェル看護

口コミ:レバウェル看護 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:153,827(2024年4月24日現在)
求人数増減:-176(先週比↓down)
【公式サイト】https://kango-oshigoto.jp/

レバウェル看護』は国内トップクラスの看護師専門転職サイトです。非公開求人を含む約14万件の求人数を保有しているため、自分に合った転職先を探すことができます。

レバウェル看護のキャリアコンサルタントは、年間4,000回以上の病院や施設訪問を行っており、現場のリアルな情報を詳細にわたって把握しています。そのため、施設の雰囲気や職場環境、辞めた人の転職理由など、あなたが知りたい情報を的確かつ細かく教えてくれます。

求人情報をLINEやメールで受け取ることもできるので、隙間時間に求人などを見ることができる点もおすすめです。

出典:公式サイト

2:ナース人材バンク

ナース人材バンク

口コミ:ナース人材バンク 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:21,769(2024年4月24日現在)
求人数増減:+36(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.nursejinzaibank.com/

ナース人材バンク』は、年間10万人以上の看護師が利用する転職サイトです。登録者数が多いだけなく、利用者の約97%が満足している評判の良い転職サイトです。

全国に13拠点を持っているため、地域専任のキャリアアドバイザーから転職のサポートを受けることができます。地域の医療機関について熟知しているため、UターンやJターン、Iターン転職にも使うことができるのも特徴です。

求人数は約20万と看護師転職サイトの中では最大級の求人を保有しています。各都道府県ごとに1,000件以上の求人情報を掲載しているため、地方の転職にもおすすめです。

キャリアアドバイザーが専任でつき、給与や勤務条件、入職時期の交渉なども行ってくれるため、忙しい人にもおすすめの転職サイトです。

出典:公式サイト

3:マイナビ看護師

マイナビ看護師

口コミ:マイナビ看護師 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:65,054(2024年4月24日現在)
求人数増減:+399(先週比↑up)
【公式サイト】https://kango.mynavi.jp/

マイナビ看護師』は、大手人材紹介会社の株式会社マイナビが運営する看護師に特化した転職サイトです。最近では波留さんが出演するCMも話題になりました。

病院の求人だけでなく、一般企業や美容クリニック、トラベルナースなど幅広い求人が掲載されているため、他の転職サイトでは出会えない求人を見つけることができます。

キャリアアドバイザーから無料で履歴書の書き方や面接対策、退職交渉などのサポートを受けることができます。マイナビ看護師の特徴は、キャリアアドバイザーが職場の雰囲気や人員体制、働いている人の口コミなど、求職者の方が調べにくい情報なども教えてくれるため、初めて転職する看護師におすすめです。

※マイナビのプロモーションを含みます
出典:公式サイト

4:看護roo!

看護roo!

口コミ:看護roo! 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:88,042(2024年4月24日現在)
求人数増減:+621(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.kango-roo.com/career/

看護roo!』は東証プライム上場企業の株式会社クイックが運営する看護師向け転職サイトです。看護師の利用満足度も96.3%とほかの転職サイトと比較して高いのが特徴です。

病院の掲載数は業界最大級で、求人数は約5万件以上あります。月給42万円以上、年休130日以上など、質の高い厳選された求人が掲載されているのでおすすめです。

オンラインで登録を行ったあと、電話やオンライン面談を通じて条件を伝えるだけで、病院の求人を紹介してくれます。実際に転職していった人の話などを聞くことができるので、安心して転職活動をしたい人におすすめです。

出典:公式サイト

【病院以外】看護師転職サイトを利用する流れ

ここからは、転職活動をする方向けに転職サイトの特徴、登録の流れ、使い方について説明します。

転職活動の進め方

転職サイトの流れは大きく5つです。

【転職サイトの登録の流れ】
1. 自己分析をする
2. 転職サイトに登録をする
3. 応募書類を作成する
4. 求人に応募する
5. 企業との面接・内定

1:自己分析をする

まずはじめに自己分析をします。求人を探す前に、自分がどのようなキャリアを歩みたいのか、今後どうなりたいのか、希望年収、希望勤務地、福利厚生など、自分が希望する条件を書き出してみてください。

その際、すべてを叶えることは難しいので、自分の中で譲れる条件と譲れない条件を分けておくのがおすすめです。こうした条件をもとに、求人検索する条件を見極めていきます。

2:転職サイトに登録する

自己分析が終わったら、転職サイトに登録します。本記事でおすすめした転職サイトに登録し、自分が希望する求人を検索していきます。

転職サイトでは、勤務地や年収、職種、業界、働き方など、さまざまな条件を入力して検索することができます。総合型の転職サイトで数多くの求人を見た後に、特化型の転職サイトで業界を絞って求人を探していくのもおすすめです。この段階では、とにかく多くの求人を見ることを心掛けてください。

3:応募書類を作成する

気になる求人を見つけたら、受かる/受からないは別としてとにかく応募してみてください。入職するかどうかは内定後に考えればよいので、とにかく応募数を増やすことが大切です。

また、無料で利用できる職務経歴書のテンプレートもあります。リクルートエージェントの中にある「職務経歴書エディター」や「職務経歴書フォーマット」を利用すると無料で書類を作成できるのでおすすめです。書き方についても詳しく解説されているので、応募書類の書き方に困ったら見てみてください。

4:求人に応募する

履歴書や職務経歴書を揃えたら求人に応募してください。応募ボタンを押して、添付書類を送れば完了です。

応募すると企業からDMが届きます。おおよそ7~10日の間で企業から書類選考の結果が届くので、それまではほかの企業の求人を探してみてください。

5:面接・内定

書類選考に通過すると、面接へ進みます。おおよそ3~5回の面接で内定となります。

複数の企業に応募し、面接を受けるにはそれなりに時間がかかります。転職活動はおおよそ3カ月を見ておけば終えられると思います。

看護師が病院以外に転職するときに知っておくべき3つの注意点

病院以外への転職を考えた際に知っておくべき注意点をまとめておきます。

1.病院以外の求人数は少ないことを理解する

病院以外の転職を希望する看護師は多いですが、看護師求人の半数以上は病院の求人となっており、一般企業が募集する看護師求人は1-2%ほどしかありません。

もし、病院以外の人気の職場を検討している方は、一般的な転職サイトも参考にしてみてください。「【転職サイト】おすすめ比較ランキング20選」も合わせてご覧ください。

2.病院以外の職場は年収が下がる可能性が高い

病院以外の多くの求人は夜勤が発生しないため、年収が下がる可能性が高いです。今現在で病院に勤務している看護師の人で、病院以外を希望される方は、基本給から夜勤手当を引いた金額が手取りになる、と考えておきましょう。

3.新卒の看護師は病院を選ぶ

新卒の場合、病院以外を選ぶのではなく、まずは病院で働くことをおすすめします。

新卒から病院以外の転職する場合、企業側から十分な経験やスキルがないと判断されてしまうため、まずは病院で経験を積むのがおすすめです。

看護師が病院以外でのんびり働ける職場を探す方法

落ち着いた環境でのんびり働きたい方は、病院以外の勤務先を選ぶことをおすすめします。

病院以外の勤務先を選ぶ方法は転職サイトを利用することです。転職サイトのキャリアアドバイザーから、看護師の資格を活かしてのんびり働ける職場を紹介してもらいましょう。

勤務時間や残業の有り無しを明確に伝えることで、より具体的に提案を貰うことができます。

【病院以外】看護師転職まとめ

病院以外の転職を効率的に行うためには、タイプ別にあった転職サイトの利用がおすすめです。勤務形態や志望先に合った転職サイトを選んで利用してみてください。

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執筆者・監修者のmotoについて

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戸塚俊介。1987年長野県生まれ。地方ホームセンターやリクルート、ベンチャー企業など6回の転職を経験後、転職メディアを上場企業へ売却。現在は「転職アンテナ」を運営するmoto株式会社およびHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)の代表取締役。著書は『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)、YouTubeチャンネルは『motoの転職チャンネル』がある。

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