20代男性におすすめの転職サイト・転職エージェント10選|転職5回のプロが徹底解説

20代男性におすすめの転職サイト

20代男性におすすめの転職サイト・転職エージェントはどこか?

20代男性向けの転職サイトは数多くありますが、20代全般におすすめなのは下記の2つです。

■ 今より年収を上げたい20代向け転職サイト
『ビズリーチ』

■ ワークライフバランスを重視した転職がしたい
『リクルートエージェント』

本記事は、転職の専門家であるmotoが、20代男性におすすめの転職サイトと転職エージェントを比較・ランキング形式でご紹介します。

【転職の専門家】motoについて

moto

戸塚俊介。moto株式会社代表取締役。リクルートマイナビなど7社へ転職。転職経験やキャリアに関する発信がForbes日経ビジネスに取り上げられ、X(旧Twitter)フォロワー数は12万人超。著書に『転職と副業のかけ算』『WORK』。詳細はプロフィールをご覧ください。

目次

20代男性におすすめの転職サイト・転職エージェントランキング

20代男性におすすめの転職サイトのランキングをご紹介します。

20代男性におすすめの転職サイト・転職エージェント
リクルートエージェント 業界最大手のリクルートが運営する転職サービス
ビズリーチ 200万人の転職者が利用する転職サイト
doda転職エージェント 求人が豊富でサポートも手厚い転職エージェント
マイナビジョブ20’s マイナビが運営する20代の若手求人が豊富な転職サイト
type転職エージェント 若手からシニアまで豊富な求人を保有
Geekly(ギークリー) ITベンチャーの求人に特化した転職エージェント
20代男性の未経験におすすめの転職サイト・転職エージェント
doda 業界トップの求人数とコンテンツが充実
PaceBox 転職する・しないに関わらず利用できる
マイナビ転職 首都圏だけでなく地方の求人も豊富に掲載している転職サイト
リクナビNEXT 業界最大手の求人数を保有する日本最大の転職サイト
UZUZ(ウズウズ) 第二新卒経験者が面談をしてくれる転職エージェント

また、20代向け転職サイトや、おすすめ転職サイト記事も合わせてご覧ください。

1:リクルートエージェント

リクルートエージェント

口コミ:リクルートエージェント 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:394,711(2024年5月1日現在)
求人数増減:+8,173(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.r-agent.com/

20代男性向け転職サイトの1位は、20代の転職で毎回利用した『リクルートエージェント』でした。20代で利用し、実際に数社の内定につなげてもらいました。幅広い求人を持つ、業界最大の転職エージェントなので、まず登録しておいて間違いないです。

20代の初めての転職や2回目以降の転職において、非常に役立ちました。使い方として、事前に『リクナビNEXT』で求人を見てから転職エージェントに相談すると良いです。

求人のレコメンドや面接日時の設定、応募から内定までの流れが非常にスムーズで安心感がありました。システム的に送られてくる求人のレコメンドはイマイチでしたが、それ以外はとても良かったです。

出典:公式サイト

2:ビズリーチ

ビズリーチ

口コミ:ビズリーチ 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:258,960(2024年5月1日現在)
求人数増減:+2,161(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp/

20代男性向け転職サイトの2位は、200万人以上の転職者が活用している大手転職サイトが『ビズリーチ』。

登録者の7割以上が「今の自分の転職市場価値」を確かめるためにサービス利用しており、今すぐ転職する予定がない人でも気軽に使えます。

ビズリーチは求人検索ができるだけでなく、企業の人事担当者から面接や面談が確約されたスカウトが届きます。書類選考免除のオファーメールもあるので、効率的に転職活動を進めることができます。

スカウトは人事担当者だけでなく転職エージェントからも届きますが、スカウトを送ってくる転職エージェントの評判自体をチェックできるので、優秀な転職エージェントのみを探すこともできます。

大手企業の求人を探したり「自分の市場価値はどれくらいなのか?」「自分にはどんなスカウトが届くのか?」を知りたい人におすすめの転職サイトです。

出典:公式サイト

3:doda転職エージェント

doda

口コミ:doda 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:238,913(2024年5月1日現在)
求人数増減:+531(先週比↑up)
【公式サイト】https://doda.jp/

20代男性向け転職サイトの3位は『doda転職エージェント』でした。ほかの転職エージェントと比較すると、求人の幅が広く、若手の未経験でも受けられる求人が多くありました。また、転職サイト内の「人気企業ランキング」も役立つので見ておくと良いです。

doda転職エージェントは本当にたくさんの求人を提案してくれるので、いろいろな求人を幅広く見て比較したい、という人に向いてます。転職エージェントとしての機能も大手エージェントの中では高めです。

dodaでは「dodaプレミアムトークセッションオンラインdoda×moto」などのイベントも毎年開催しています。

20代男性での転職では「数多くの求人」を見ることが大事です。転職サイトと転職エージェントの両方に登録して、多くの求人をもらうのがおすすめです。

出典:公式サイト

4:マイナビジョブ20’s

マイナビジョブ20’s

口コミ:マイナビジョブ20’s 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:5,880(2024年5月1日現在)
求人数増減:-5(先週比↓down)
【公式サイト】https://mynavi-job20s.jp/

20代男性向け転職サイトの4位は社歴が浅くても利用できる『マイナビジョブ20’s』でした。私も20代で利用していましたが、転職サイトに登録しなくても希望を伝えれば求人を紹介してくれるので、ふわっとした状態でも転職相談ができました。

20代に特化した転職エージェントなので、経験年数が浅くても書類選考の通過率など、ほかの転職エージェントと比較しても高かったです。

また、職務経歴書や履歴書について詳しくアドバイスをもらうことができるので、20代での初めての転職や、書類選考が不安な人におすすめです。

※マイナビのプロモーションを含みます
出典:公式サイト

5:type転職エージェント

type転職エージェント

口コミ:type転職エージェント 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:9,499(2024年5月1日現在)
求人数増減:-71(先週比↓down)
【公式サイト】https://type.career-agent.jp/

20代男性向け転職サイトの5位は『type転職エージェント』。20代で経験が浅いタイミングでも、日系大手の書類選考を通してくれました。地方に拠点を持っていないためか、都心企業の求人が多くありました。

都内の求人を探すには良いですが、地方の求人を探すのであれば『リクルートエージェント』など、ほかの転職エージェントを使ったほうが良いです。

typeでは20代の転職者向けに『転職アンテナ』motoが教える20代の勘違い転職5つのこと「大手企業出身、新人MVP……その肩書き“だけ”では戦えない」という取材もしてもらいました。

type転職エージェントは、面接前に企業の人事担当と直接やりとりしている営業マンから直接、面接対策をしてもらえました。20代で初めて転職した際に利用しましたが、他社の転職エージェントと比較してとても丁寧な印象を受けました。

出典:公式サイト

6:Geekly(ギークリー)

Geekly(ギークリー)

口コミ:Geekly(ギークリー) 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:22,565(2024年5月1日現在)
求人数増減:+189(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.geekly.co.jp/

20代男性向け転職サイトの6位の『ギークリー』は20代の時に大手の転職エージェントでは書類すら通過できなかった企業に、面接までつないでくれました。中でもベンチャー企業の人事とのリレーションが強いので、ベンチャー企業の求人に対する交渉力があります。

20代の特別ポジション案件なども紹介してもらえたので、20代の転職にはかなり便利です。ギークリーさんには「転職は“できること”、副業では“やりたいこと”をする」 motoさん×転職エージェント「Geekly」が考えるこれからの働き方という取材もしてもらいました。

年収交渉も強く、ベンチャー企業でも高めの年収でオファーを貰うことができました。20代でIT業界やベンチャー企業を目指す人には特におすすめです。

出典:公式サイト

20代男性の未経験におすすめの転職サイト・転職エージェント

20代男性の未経験におすすめの転職サイトと転職エージェントをご紹介します。

1:doda

doda

口コミ:doda 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:238,913(2024年5月1日現在)
求人数増減:+531(先週比↑up)
【公式サイト】https://doda.jp/

20代男性の未経験におすすめの転職サイトが『doda』。求人の量と質ともに満足度が高い転職サイトでした。20代や第二新卒向けの大手、外資系企業、ベンチャー企業の求人が幅広くあります。

dodaはエージェント機能も持っており、転職エージェントとしても使えます。20代男性の転職であれば、dodaの転職サイトと転職エージェントを併用するのが良いです。

大手の転職エージェントというだけあって特に不満はなし。業界2番手で、とても使いやすい転職サイトでした。

出典:公式サイト

2:PaceBox

PaceBox

口コミ:PaceBox 評判を確認

おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://pacebox.jp/

20代男性の未経験におすすめの転職サイトが、すぐに登録できると評判の『PaceBox』。

オンラインサポートが充実しており20代の若手転職で初めての方におすすめです。自分の希望条件や職務経歴を入れると、自分に合ったオファーが届いたり、おすすめ求人をレコメンドしてくれます。

「今すぐ転職したい」という人だけでなく、「何かいい仕事があったら見たい」「いろいろな求人を見て比較したい」という感じでも使えるので、20代でまずは自分の希望にあった求人やオファーをもらいたい人におすすめです。

また、上場企業の株式会社i-plugのグループ会社のため安心して利用できます。

出典:公式サイト

3:マイナビ転職

マイナビ転職

口コミ:マイナビ転職 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:23,631(2024年5月1日現在)
求人数増減:+2,007(先週比↑up)
【公式サイト】https://tenshoku.mynavi.jp/

20代男性の未経験におすすめの転職サイトが『マイナビ転職』。未経験でも応募できる求人が多く、社歴が浅い状態でも役立ちました。

僕は20代で地方ホームセンターに勤めていたときに利用しましたが、他社の転職サイトには掲載されていない穴場的な求人が結構あり、非常に便利でした。

ほかの転職サイトと違って地方にも支社があるため、地元の求人にも強いです。地方での転職活動には特にマイナビ転職が便利でした。

転職活動をする上では登録しておいて損のないおすすめ転職サイトです。

※マイナビのプロモーションを含みます
出典:公式サイト

4:リクナビNEXT

リクナビNEXT

口コミ:リクナビNEXT 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:131,000件以上(2024年5月1日現在)
【公式サイト】https://next.rikunabi.com/

20代男性の未経験におすすめの転職サイトが『リクナビNEXT』。最大手とあって求人が多く、探すのが大変なので、スカウト機能へ登録してオファーをもらう形で使うのがおすすめです。

リクナビNEXTでは20代向けに「社内評価が低くても同期や後輩が評価されても焦らなくていい理由――大事なのは社内より“市場”から見た「自分の価値」という取材も受けたので、ぜひ読んでみてください。

リクナビNEXTには、履歴書と職務経歴書を無料で作成できるツールがあるので、これだけでも利用価値があります(これ本当に便利です)。

リクナビNEXTを見るときは「新着求人」「人気ランキング」あたりを見ておくと意外と良い求人が出てきます。

出典:公式サイト

5:UZUZ(ウズウズ)

UZUZ(ウズウズ)

口コミ:UZUZ(ウズウズ) 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
【公式サイト】https://uzuz.jp/

20代男性の未経験におすすめの転職サイトが『UZUZ』。20代男性の中でも第二新卒の転職に特化した転職エージェントです。

担当してくれる転職エージェントが全員20代の第二新卒であることが他社との大きな違いになっており、20代男性のキャリア相談に面談でしっかりと対応してくれます。

第二新卒に特化しているため、求人も20代前半の第二新卒がメイン。大手からベンチャーまで扱っていて、長い目で相談に乗ってくれます。転職サイトで求人やキャリアに迷ったらまず相談に行ってみると良いです。

出典:公式サイト

未経験におすすめの転職サイトと転職エージェントも合わせてご覧ください。

20代男性が転職サイト・転職エージェントと合わせて見るべきサイト

20代男性の転職は転職先をきちんと精査する必要があります。転職サイトの情報だけを鵜呑みにするのではなく、きちんとした情報収集をすることが大切です。

その際、参考になるのがその企業で働いている人の口コミです。20代男性で転職を考えている人は下記のサイトも参考にしてみてください。

1:ミイダス

ミイダス

口コミ:ミイダス 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
口コミ社数:437,342社(2024年5月1日現在)
【公式サイト】https://miidas.jp/

現時点で自分にどれくらい市場価値(年収)があるのか。『ミイダス』でいくつかの質問に答えるだけで、自分の年収や紹介される求人のレベルがわかります。アプリでできるため手軽にできます。

私は転職時に参考程度に使っていますが、やってみる価値はあります。20代の転職において提示されるオファー金額の妥当性や、どれくらいの年収で転職するべきかというラインの参考になります。

20代の転職における年収は後のキャリアにおいても重要なので、やってみることをおすすめします。

出典:公式サイト

2:転職会議

転職会議

口コミ:転職会議 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:388,078(2024年5月1日現在)
求人数増減:+12,882(先週比↑up)
【公式サイト】https://jobtalk.jp/

転職会議』も参考になります。転職サイトに掲載されている企業のほとんどが網羅されているので、転職を考えている企業の口コミを見ておくと良いです。

転職会議は20代の投稿が多く見られるのでとても参考になりました。また、正社員だけでなく、派遣社員や契約社員の投稿も多くあるので、幅広い視点で情報収集ができました。

出典:公式サイト

3:OpenWork

OpenWork

口コミ:OpenWork 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:69,649(2024年5月1日現在)
求人数増減:+1,643(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.vorkers.com/

個人的に信憑性が高いと思っている『OpenWork』。組織風土や給与などについて詳しく書かれており、直近の書き込みも多いのでとても参考になります。

転職サイトの年収だけではリアリティがないので、OpenWorkで年収と社風は必ず参考にしています。書き込んだ人の年代も表示されるので、20代からのキャリアや、その先の給与なども参考にできます。転職前には必ずチェックしておくと良いです。

出典:公式サイト

4:ライトハウス

ライトハウス

口コミ:ライトハウス 評判を確認

おすすめ度:★★★・・
口コミ社数:381,258社(2024年5月1日現在)
【公式サイト】https://en-hyouban.com/

ライトハウス』はエン・ジャパン株式会社が運営する転職者向けの企業口コミや評判が掲載されている口コミサイトです。

2020年6月に「カイシャの評判」から「ライトハウス」へ名称変更し、日本全国の企業35万社超の口コミが掲載されており、日本最大級の口コミ・評判プラットフォームとなっています。

転職サイトや転職エージェントを展開するエン・ジャパン独自の調査による企業データによる比較や、企業評価の可視化など、企業に関する知りたい情報が口コミをベースにまとめられています。

利用者も多く、日本全国の企業について実際の社員や元社員のリアルな口コミを見ることができる、と高い評価を得ています。

出典:公式サイト

5:JobQ

JobQ(ジョブキュー)

口コミ:JobQ(ジョブキュー) 評判を確認

おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://job-q.me/

JobQ』は匿名でキャリアや転職に関する相談ができる無料のサービスです。企業の人事経験者や転職エージェントなどから回答をもらうことができます。

「おすすめの転職サイトはどこか」「どの業種に転職するのがおすすめか」など、さまざまな質問や相談をすることができるため、転職を考える人におすすめです。相談や口コミの投稿数は約7万件を超えているため、過去の相談内容を検索するだけでも得られる情報は多いです。

メールアドレスなどを入力するだけで利用できるため、転職活動の悩みを解消したい人におすすめです。

出典:公式サイト

20代男性の転職における転職サイトの選び方

20代男性の転職サイトにおける選び方をご説明します。

転職サイトの選び方を間違ってしまうと、よりよい求人を見つけることが難しくなります。転職サイトを使う前に、自分に合った転職サイトを選ぶようにしてください。転職サイトを選ぶ際のポイントとしては以下の3つが挙げられます。

1.求人広告型転職サイトかエージェント型で決める

転職サイトには「求人広告型転職サイト」と「エージェント型」の2つがあります。

前者は転職サイト、後者は転職エージェントと呼ばれますが、それぞれに違いがあります。それぞれの違いについては後述しますが、まずは自分にどちらが合うかで転職サイトを選ぶのがおすすめです。

転職活動に慣れてきたら両方利用することで、より効率的に転職活動を進めることができるようになります。

2.求人数の多い転職サイトを選ぶ

20代の転職は数多くの求人を見た方がよいので、求人数の多い総合転職サイトを使うのがおすすめです。dodaやリクルートエージェントが代表的な転職サイトです。

まずは数多くの求人を見て、その中から自分に合った求人を選ぶことが転職する上では大切なので、各転職サイトの求人数を見ておいてください。

3.20代に特化した転職サイトを選ぶ

転職サイトには、特定の業界や職種に特化した転職サイトがあります。特に20代の転職には20代に特化した転職サイトを選ぶのがおすすめです。マイナビ20’sなどは20代に特化した転職サイトと言えるでしょう。

20代で転職したい業界や職種が既に決まっている場合や、業界や職種に特化している転職サイトもおすすめです。これらの転職サイトには希望に近い求人情報がより多く集まっていることから、よりよい求人に出会える可能性が高いです。

4.現年収や希望年収で自分にあった転職サイトを選ぶ

転職サイトは年収別で利用できるサイトが異なってきます。そのため年収に合わせて、どのサービスを利用するのかを選択すると、よりあなたに合った求人を見つけられる可能性が高くなります。下記に参考となる転職サイトをご紹介しておきます。

現年収 おすすめ転職サイト
~300万円 リクナビNEXT・マイナビエージェント
300~500万円 リクルートエージェント・doda
500~700万円 JACリクルートメント・リクルートエージェント
700万円~ リクルートダイレクトスカウト・ビズリーチ

年収で転職サイトを選びたい人は『年収別のおすすめ転職サイト』も合わせてご覧ください。

20代男性のスキルなしにおすすめの職種・業種

20代男性がスキルなしでの転職でも成功しやすい職種や業界をご紹介します。

1.営業職

営業職は未経験からの転職難易度が比較的低い職種です。営業職を経験しておくとその後のキャリアパスも広がるため、20代男性の転職にも人気の高い職種になっています。

固定給に加えて営業成績に基づく歩合制を取り入れていることも多く、成果が収入に反映されモチベーションにつながります。

営業職ではコミュニケーション能力や企画力、交渉力、数字を追う感覚などさまざまなスキルを身につけられるので、20代のうちに営業を経験しておくと次の転職の選択肢も増えていくでしょう。

【営業職に向いている20代男性の特徴】

営業職は仕事の過酷さよりもがんばった分の報酬がきちんと欲しい、という男性におすすめです。

営業職は、良くも悪くも成果が報酬に反映されやすい職種です。成果が出せずに上司から厳しいことを言われても、ポジティブに取り組んで成果を出すことに尽力できる男性に向いています。

また、営業にはコミュニケーション能力が必要不可欠になります。

【営業職で働くのにおすすめの業界】

営業職はどのような業界にとっても常に必要とされる職種です。

興味のある商品やサービスで業界を選んでもいいですし、より高いインセンティブを狙いたい方は建築や住宅メーカー、金融系などがおすすめです。

営業職への転職については『営業職におすすめの転職サイト・転職エージェント10選』をご覧ください。

2.企画・マーケティング職

企画職は、新しい商品やサービスをイチから生み出したり、既存の商品やサービスを改良したりする仕事です。そして、一般市場の動向を探ってサービスや商品の宣伝・販促を行い、消費者に届けるのがマーケティング職の役割になります。

市場動向や消費者の反応を直接感じることができる面がおもしろく、やりがいにつながります。自分のアイデアやスキルを形にできるという点で、20代男性に人気の職種です。

なお、未経験から企画・マーケティング職への転職の難易度はかなり厳しいため、営業や販売で知識と経験を培ってから転職を目指すのが良いでしょう。

3.コンサルタント職

コンサルタントの仕事は、クライアントである企業の経営上の課題を明らかにし、業績改善に導くことです。コンサルティングを行う分野はマーケティング、人事、経営戦略など多岐に渡り、各分野において深い知識と経験を持ってクライアントに的確な助言ができる能力が求められます。

年々コンサルタントの需要は高まっており、高収入を目指す20代男性に人気の職種です。ただ、コンサルタントの善し悪しは直接企業の業績にもつながるため、採用基準が厳しく転職難易度は極めて高めです。

コンサルタント職を目指す方は、中小企業診断士や社会保険労務士、公認会計士、FP、労働安全コンサルタント、キャリアコンサルタントなどの資格を取りながら、実務で知識を深めると良いでしょう。

コンサルタント職への転職については『【専門領域別】コンサル業界に強い転職エージェント15選』をご覧ください。

4.クリエイティブ・技術職

技術職は専門的な知識を必要としますが、一度知識やスキルを身につければ同じ分野での再就職もしやすくなります。

職種としてはエンジニア、デザイナー、開発職、建築士などさまざまですが、研究職のような専門知識を要する職種は転職難易度が高いです。未経験から技術職への転職を目指す場合は、ITエンジニア関連で未経験・ポテンシャル採用を行っている企業がおすすめです。

【技術職に向いている20代男性の特徴】

技術職は「ものづくり」なのでモノをつくり出すことに興味があることは前提で、何か一つのことに突き詰めて技術を磨いていきたい男性におすすめの職種です。

また、技術職に従事する中で手に職をつけることができるので、一生食べていける仕事を見つけたい人にもおすすめです。

【技術職で働くのにおすすめの業界】

ものづくりに興味があり、安定性を求めるのであればメーカーがおすすめです。メーカーであれば製造や加工でも未経験から挑戦しやすいです。

またITやWebに興味があるなら、システムエンジニアやプログラマーという選択肢もあります。未経験からでも比較的挑戦しやすい業界です。

ITエンジニアの転職を考えている人は『IT/Webエンジニアにおすすめ転職サイト』をご覧ください。

20代男性が転職でやっておいたほうがいいこと

20代男性が転職でやるべきは「年収交渉」と「資格取得」です。

1.年収交渉

転職時における年収交渉は自分ではなかなかしづらいですし、過去のキャリア経験が少ないと年収の相場などもわからず、具体的な年収などの提示は難しいと思います。そこでおすすめなのが、転職エージェントを使った年収交渉です。

転職エージェントは、転職者の入社が決まって初めて売上になる成果報酬型のビジネスをしています。報酬相場は転職者がもらうオファー年収の30%~40%程度(年収500万円の転職で150万円の売上になるイメージ)。

転職エージェントも営業マンとして売上を背負っているので、オファー年収が高いほうがありがたいわけです。転職エージェントを使うと、彼らが年収交渉をがんばってくれます。自分に代わってしっかりと交渉してもらうようにしてください。

転職エージェントの良し悪しは人によるところも大きいので「この転職エージェントはダメそうだ」と思ったら、すぐにほかの転職エージェントに切り替えてください。経験上、時間の無駄になります。

2.資格取得

20代のうちに下記の資格を取っておくこともおすすめします。

・TOEIC

TOEICとは、日常生活やグローバルビジネスにおける英語力を測定するテストです。

TOEICテストにはいくつか種類がありますが、一般的にTOEICというと「聞く力」「読む力」を測る TOEIC Listening & Reading Testのことを指します。

リスニングパートとリーディングパート合わせて200問を2時間で解答し、990点満点でスコア判定されるので、合否判定などはありません。多くの大学生や社会人が受験しており、日本で最も知名度の高い英語試験となっています。

TOEICを持っていることは転職において有利になりますが、特に有利になるのは700点以上です。『英語活用実態調査』によると、企業が海外部門の社員に期待するTOEICスコアは690点とされています。

外資系企業を志望する場合、TOEIC730点が足切りラインと言われているため、最低でもTOEIC730点を取得することをおすすめします。

・MOS(Microsoft Office Specialist)

MOSとは「Microsoft Office Specialist(マイクロソフトオフィススペシャリスト)」というマイクロソフトが開発しているExcelやWordなどOfficeツールに関する資格です。IT系の企業ではもちろん役立ちますが、経理・営業職などでも活かせる資格です。

・日商簿記検定

日商簿記検定は、業界問わず役立つことが多い資格です。簿記とは、企業の経営活動を記録・計算・整理し、経営成績と財政状態を明らかにする技能を言います。

簿記を理解していれば、経理事務に必須の会計知識が得られるだけでなく、ビジネスに必要なコスト感覚も養え、コストを意識することができます。

簿記の知識があると財務諸表を読めるようになり、基礎的な経営管理や分析力も身に付きます。日商簿記は、こうしたさまざまなビジネスの場面で役立つ簿記の修得度をチェックする検定です。一部の企業では、スキルアップや自己啓発として日商簿記の取得が奨励されており、採用や昇給、人事制度にも活用されているため、取得しておいて損のない資格です。

20代男性におすすめの転職サイト・転職エージェント比較表

最後に、20代男性向けの各転職サイトと転職エージェントの求人数や対応エリアについてまとめた比較表をご紹介します。各サイトの特徴や求人数を掲載しています。

サービス名 リクルートエージェント doda マイナビジョブ20’s type転職エージェント Geekly(ギークリー) PaceBox マイナビ転職 リクナビNEXT UZUZ(ウズウズ) ミイダス 転職会議 OpenWork ライトハウス JobQ(ジョブキュー)
運営会社 株式会社リクルート パーソルキャリア株式会社 株式会社マイナビワークス 株式会社キャリアデザインセンター 株式会社Geekly 株式会社pacebox 株式会社マイナビ 株式会社リクルート 株式会社UZUZ ミイダス株式会社 株式会社リブセンス オープンワーク株式会社 エン・ジャパン株式会社 パーソルキャリア株式会社
公開求人数 394,711 238,913 5,880 9,499 22,565 非公開 23,631 131,000件以上 非公開 437,342社 388,078 69,649 381,258社 非公開
非公開求人数 219,089 41,074 非公開 17,040 非公開 非公開 非公開 非公開 非公開 非公開 非公開 非公開 非公開 非公開
おすすめ度 ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★・ ★★★★★ ★★★・・ ★★★★★ ★★★★・ ★★★★・ ★★★★・ ★★★★・ ★★★★★ ★★★・・ ★★★・・
利用料金 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 有料 無料 無料
対象年代 20代~50代 20代〜50代 20代 20代〜40代 20代〜30代 20代〜30代 20代〜40代 20代〜40代 20代 20代〜40代 20代〜50代 20代〜50代 20代〜50代 20代〜50代
種類 転職エージェント 転職サイト 転職エージェント 転職エージェント 転職エージェント 転職サイト 転職サイト 転職サイト 転職エージェント 転職サイト 口コミサイト 口コミサイト 口コミサイト 口コミサイト
エリア 全国 全国・海外 全国 東京・神奈川・埼玉・千葉 全国 全国 全国 全国 全国 全国 全国 全国 全国 全国
公式サイト 公式サイトはこちら 公式サイトはこちら 公式サイトはこちら 公式サイトはこちら 公式サイトはこちら 公式サイトはこちら 公式サイトはこちら 公式サイトはこちら 公式サイトはこちら 公式サイトはこちら 公式サイトはこちら 公式サイトはこちら 公式サイトはこちら 公式サイトはこちら

(公開求人数、非公開求人数:2024年5月1日現在)

20代男性の転職サイト・転職エージェントに関するよくあるQ&A

20代男性の転職サイト・転職エージェントに関するよくある質問と回答をまとめました。

Q:20代男性におすすめの転職サイトはどれですか?

A:本記事でもご紹介していますが、20代男性におすすめなのは『doda転職エージェント』です。dodaは転職サイトもありますが、エージェントやスカウト機能も併用することができますので、転職エージェントをメインに利用するのがおすすめです。

Q:20代男性で未経験業種への転職は可能でしょうか?

A:20代男性で未経験業種への転職は可能です。未経験でも募集を受け付けている求人の多い転職サイトや転職エージェントを利用してみてください。

Q:20代男性で未経験の転職におすすめの転職サイトはどれですか?

A:経験年数や社歴の浅い20代男性の転職活動には、転職サイトで応募したい企業や求人を見つけ、転職エージェントを通じて応募する方法です。特に第二新卒に特化している転職エージェントを利用してみてください。

Q:転職サイトと転職エージェントの違いはなんですか?

A:「転職サイト」は好きな求人を自分で探して、応募から面接まで進めることのできる転職サービスです。また、「転職エージェント」は、キャリアコンサルタントやキャリアアドバイザーが、自分に合った求人を送ってくれる転職サービスを指します。

20代男性の転職サイト・転職エージェントまとめ

20代男性向けのおすすめ転職サイトと転職エージェントをご紹介させていただきました。

20代や第二新卒での転職では、ポテンシャルや成長意欲を見られます。20代は経験やスキルが浅くても「将来性」を重視されるため、他の年代より未経験分野への転職もしやすいです。

もし時間のある求職者の人は、厚生労働省が発表している「雇用を取り巻く環境と諸課題について(PDF)」という調査などにも目を通してみてください。

20代男性の転職で転職サイトを選ぶ際は求人数だけでなく、転職エージェントの良し悪しも見るようにしてみてください。20代男性の転職はキャリアを考える上で大切な時期になるので、転職サイトや転職エージェントを使って幅広く情報収集することをおすすめします。

執筆者・監修者のmotoについて

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戸塚俊介。1987年長野県生まれ。地方ホームセンターやリクルート、ベンチャー企業など6回の転職を経験後、転職メディアを上場企業へ売却。現在は「転職アンテナ」を運営するmoto株式会社およびHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)の代表取締役。著書は『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)、YouTubeチャンネルは『motoの転職チャンネル』がある。

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