
20代の高卒者が転職を考える際、「高卒でも転職サイトは使えるの?」「どの転職サイトを選べばいい?」と迷う方は多いと思います。
高卒の方でも転職サイトは利用できます。特に20代であれば、学歴よりも経験、仕事への姿勢、未経験から覚える力を見てくれる求人もあります。
ただし、高卒向けの求人が少ない転職サイトだけを使うと、応募できる求人が見つかりにくいことがあります。最初から「学歴不問」「高卒以上」「未経験歓迎」の求人を扱うサイトや、20代の若手支援に強い転職エージェントを選ぶことがポイントです。
本記事では、20代高卒の方におすすめの転職サイト・転職エージェント、選び方、活用方法を紹介します。
20代高卒の転職は厳しい?
20代高卒の転職は、求人の選び方を間違えなければ十分に可能です。
厳しく感じやすいのは、「大卒以上」「経験者のみ」の求人に応募してしまう場合です。大手企業や専門職の一部では、応募条件の段階で学歴や実務経験を見られることがあります。
一方で、営業、販売、製造、物流、介護、ITサポートなどには、学歴不問や未経験歓迎の求人もあります。20代であれば、これまでの経験が浅くても、働く姿勢や成長見込みを評価されるケースがあります。
私としては、高卒の方ほど「求人の数」だけでなく「応募条件の合いやすさ」を見て転職サイトを選ぶことをおすすめします。学歴不問の求人が多いか、書類添削や面接対策を受けられるか、担当者が未経験転職に慣れているかを確認してください。
高卒だから転職できない、というわけではありません。ただし、応募先を広げすぎるよりも、まずは応募条件を満たす求人の中で、長く働けそうな業界や職種を探す方が現実的です。
20代高卒の転職サイトの選び方
高卒の方が転職サイトを選ぶときは、知名度だけで決めない方がよいです。見るべきポイントは、求人の多さよりも「自分が応募できる求人があるか」です。
1.若手向け・未経験向けの転職サイトを選ぶ
20代高卒の方は、若手向けや未経験向けの転職サイトを優先して確認しましょう。
総合型の転職サイトには求人が多く掲載されていますが、すべてが高卒向けとは限りません。登録後に求人を見てみたら、大卒以上や経験者向けの求人ばかりだった、ということもあります。
20代の既卒、第二新卒、フリーター、未経験転職に強いサービスであれば、学歴よりも人物面や入社後の伸びを見てくれる求人に出会える可能性があります。
2.学歴不問・高卒以上の求人を検索できるか確認する
転職サイトを選ぶ前に、「学歴不問」「高卒以上」「未経験歓迎」「第二新卒歓迎」などで求人検索してみてください。
登録前でも公開求人を検索できる転職サイトは多いです。希望勤務地で検索し、応募条件に合う求人がどれくらいあるかを見るだけでも、自分に合うサイトか判断しやすくなります。
求人票を見るときは、学歴だけでなく、必要な経験、資格、普通自動車免許の有無、夜勤やシフト勤務の有無も確認してください。応募できる求人でも、働き方が合わないと長く続けにくくなります。
3.転職サイトと転職エージェントを使い分ける
自分で求人を探したい方は転職サイト、書類や面接に不安がある方は転職エージェントを使うのがおすすめです。
転職サイトは、自分のペースで求人を検索して応募できます。働きながら求人を見たい方や、まずは相場を知りたい方に向いています。
転職エージェントは、担当者が求人紹介、書類添削、面接対策を行ってくれます。高卒で応募書類の見せ方に迷う方、職歴に自信がない方、正社員経験が少ない方は、エージェント型のサービスを並行してください。
4.総合型と特化型を併用する
転職サイトには、幅広い求人を扱う総合型と、業界や職種に絞った特化型があります。
まだ希望職種が決まっていない方は、総合型で求人の幅を見てください。介護、IT、保育、看護など目指す分野が決まっている方は、特化型の転職サイトも使うと求人を比べやすくなります。
ただし、特化型は求人の数やエリアが限られることがあります。地方で探す方や、できるだけ多くの求人を見たい方は、総合型も残しておきましょう。
20代高卒におすすめの転職サイト人気比較ランキング
ここからは、20代高卒の転職で使いやすい転職サイト・転職エージェントを紹介します。
1:リクルートエージェント

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おすすめ度:★★★★★
公開求人数:760,000(2026年7月13日現在)
求人数増減:±0(先週比→keep)
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
20代高卒におすすめの転職サイト1つ目は『リクルートエージェント』です。
リクルートエージェントは、株式会社インディードリクルートパートナーズが運営する転職エージェントです。非公開求人を25万件以上扱っており、幅広い業界・職種の求人を確認できます。
高卒の方が使う場合は、担当者に「学歴不問」「高卒以上」「未経験歓迎」の求人を中心に紹介してほしいと伝えてください。求人の数を見たい方や、これまでの経験をどう職務経歴書に書けばよいか相談したい方に合います。
一方で、求人の中には大卒以上や経験者向けもあります。紹介された求人の応募条件は、自分でも確認しておきましょう。
出典:公式サイト
2:ハタラクティブ

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おすすめ度:★★★★・
公開求人数:6,465(2026年7月13日現在)
求人数増減:±0(先週比→keep)
【公式サイト】https://hataractive.jp/
20代高卒におすすめの転職サイト2つ目は『ハタラクティブ』です。
ハタラクティブは、フリーター、既卒、未経験から正社員を目指す方を対象にした就職・転職エージェントです。職歴が浅い方や、アルバイト経験をどう伝えればよいか分からない方でも相談しやすいサービスです。
求人紹介だけでなく、書類作成や面接対策も受けられるため、初めて正社員転職に取り組む高卒の方に向いています。
希望職種が明確な方よりも、まずは未経験から応募できる正社員求人を見たい方に合う可能性があります。大手企業だけを狙いたい方や、専門職の経験者求人を探したい方は、総合型の転職エージェントも併用してください。
出典:公式サイト
3:キャリアスタート

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おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://careerstart.co.jp/
20代高卒におすすめの転職サイト3つ目は『キャリアスタート』です。
キャリアスタートは、第二新卒、既卒、フリーター、未経験など、20代の若手層を中心に支援している転職エージェントです。
自分に合う仕事がまだ分からない方は、担当者との面談で希望条件やこれまでの経験を整理しながら求人を紹介してもらえます。面接準備を一人で進めるのが不安な方にも向いています。
求人は若手向けが中心になるため、30代以降の経験者転職や、専門職で年収を大きく上げたい転職には合わないことがあります。20代で正社員転職の土台を作りたい方におすすめです。
出典:公式サイト
4:UZUZ(ウズキャリ)

口コミ:UZUZ(ウズキャリ) 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
【公式サイト】https://uzuz.jp/
20代高卒におすすめの転職サイト4つ目は『UZUZ』です。
UZUZは、20代の新卒、第二新卒、既卒、フリーター向けに就業サポートを行っている転職エージェントです。公式サイトでは、就業サポート人数や入社後の定着率も公開されています。
求人を大量に見るというより、担当者と相談しながら応募先を絞りたい方に向いています。特に、短期離職や空白期間があり、面接でどう説明すればよいか迷う方は相談してみるとよいでしょう。
ただし、紹介求人は希望職種や地域によって差があります。地方勤務を第一希望にする方は、リクルートエージェントやハローワークも並行してください。
出典:公式サイト
5:ゼロタレ

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おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://zerotalent.co.jp/
20代高卒におすすめの転職サイト5つ目は『ゼロタレ』です。
ゼロタレは、中卒、高卒、専門卒、高専卒、短大卒、大学中退など、大卒資格を持たない20代向けの転職エージェントです。
学歴に自信がない方や、これまでの経歴をどう見せればよいか分からない方は、書類作成や面接対策を受けながら求人を探せます。
求人は首都圏エリアが中心になりやすいため、地方勤務を希望する方はほかの転職サイトも使ってください。大卒資格がないことを前提に相談したい20代には合う可能性があります。
出典:公式サイト
20代高卒で資格のない人におすすめの転職サイト
資格を持っていない20代高卒の方は、研修や未経験支援があるサービスを選ぶと求人を探しやすくなります。
1:JAIC(ジェイック)

口コミ:JAIC(ジェイック) 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
【公式サイト】https://www.jaic-college.jp/
資格を持っていない高卒の方におすすめの転職サイトが『JAIC』です。
JAICは、既卒者や第二新卒者などを対象に、就職講座や求人紹介を行う就職支援サービスです。職業紹介優良事業者としても認定されています。
就職カレッジでは、ビジネスマナーや面接対策を学びながら、複数の企業と書類選考なしで面接できる仕組みがあります。正社員経験が少ない方や、就職活動の進め方から学びたい方に向いています。
紹介企業の職種やエリアは時期によって変わるため、希望条件がはっきりしている方は、事前に担当者へ確認してください。
出典:公式サイト
2:イーアイデム正社員

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おすすめ度:★★★・・
公開求人数:36,299(2026年7月13日現在)
求人数増減:+69(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.e-aidem.com/shain/
『イーアイデム正社員』は、正社員求人を自分で検索して応募できる求人サイトです。
地域や職種で求人を探しやすく、学歴不問や未経験歓迎の求人も確認できます。担当者から求人紹介を受けるより、自分で条件を絞って探したい高卒の方に向いています。
求人票を見るときは、仕事内容、勤務時間、休日、固定残業代、試用期間の条件まで確認してください。未経験歓迎と書かれていても、研修内容や配属先によって働き方は変わります。
出典:公式サイト
【業種別】20代高卒におすすめの転職サイト4選
目指す業界が決まっている方は、業界特化型の転職サイトも確認しておきましょう。
介護業界|レバウェル介護

口コミ:レバウェル介護 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:139,686(2026年7月13日現在)
求人数増減:+1,132(先週比↑up)
【公式サイト】https://job.kiracare.jp/
『レバウェル介護』は、介護職に特化した転職サイトです。
介護職は、無資格・未経験から応募できる求人もあります。資格取得支援を用意している職場もあるため、働きながら介護職員初任者研修などの資格取得を目指したい方は確認してみてください。
高卒で介護業界へ転職する場合は、給与だけでなく、夜勤の有無、身体介助の範囲、教育体制、離職率も担当者に確認してください。初めて介護職に挑戦する方ほど、職場の雰囲気や人員体制を聞いてから応募しましょう。
出典:公式サイト
保育業界|保育士ワーカー

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おすすめ度:★★★★・
公開求人数:21,850(2026年7月13日現在)
求人数増減:+130(先週比↑up)
【公式サイト】https://hoikushi-worker.com/
『保育士ワーカー』は、保育士向けの転職サイトです。
保育士資格を持っている高卒の方や、保育補助から働き方を探したい方は、保育業界に特化した転職サイトで求人を確認すると比較しやすくなります。
保育業界では、職場の人員配置、残業、持ち帰り仕事、行事の負担などが働きやすさに関わります。求人票だけで分かりにくい点は、応募前に担当者へ確認してください。
出典:公式サイト
医療業界|看護roo!

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おすすめ度:★★★★・
公開求人数:約24万件(2026年7月13日現在)
【公式サイト】https://www.kango-roo.com/career/
『看護roo!』は、看護師向けの転職サイトです。
看護師資格を持っている高卒の方は、病院やクリニック、介護施設などの求人を比較できます。公開求人だけでなく、勤務形態や職場ごとの情報を確認できる点もあります。
高卒で看護師として転職する場合は、学歴よりも資格、経験年数、担当してきた業務、夜勤の可否が見られます。希望条件を伝えるときは、年収だけでなく、配属先、教育体制、残業時間も確認しておきましょう。
出典:公式サイト
IT業界|Geekly(ギークリー)

口コミ:Geekly(ギークリー) 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:37,239(2026年7月13日現在)
求人数増減:-362(先週比↓down)
【公式サイト】https://www.geekly.co.jp/
高卒でIT業界への転職を考えている方におすすめなのが『ギークリー』です。
ギークリーは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。エンジニアだけでなく、営業、マーケティング、管理部門などの求人を扱うこともあります。
未経験からIT業界を目指す高卒の方は、いきなり開発職だけに絞るより、ITサポート、ヘルプデスク、営業、運用監視なども含めて求人を見てください。学歴よりも、学習状況や実務で使えるスキルを説明できるかが見られます。
出典:公式サイト
20代高卒で利用できる公的転職支援サービス
転職サイトだけで求人が見つからない場合は、公的支援サービスも使えます。利用料がかからず、地域の求人や職業訓練について相談できる点が強みです。
1:ハローワーク

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おすすめ度:★★★★★
公開求人数:1,042,724(2026年7月13日現在)
求人数増減:+71,356(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.hellowork.mhlw.go.jp/
『ハローワーク(公共職業安定所)』は、厚生労働省が運営する総合的雇用サービス機関です。
全国500カ所を超えるハローワークでは、職業紹介、雇用保険、雇用対策などの支援を受けられます。地域密着の求人を探したい方や、地元で正社員を目指す高卒の方は確認しておきましょう。
求人票の見方に不安がある方は、窓口で仕事内容や条件の確認を相談できます。民間の転職サイトで求人が少ない地域では、ハローワークも候補に入れてください。
2:わかものハローワーク
『わかものハローワーク』は、正社員を目指す若者を対象にした就職支援サービスです。
全国にある「わかものハローワーク」21カ所、「わかもの支援コーナー」および「わかもの支援窓口」199カ所で、おおむね35歳未満の方を対象に無料で支援を行っています。
職業相談、求人紹介、応募書類の添削、面接対策などを受けられるため、20代高卒で初めて正社員転職をする方にも使いやすいサービスです。
3:ジョブカフェ

口コミ:ジョブカフェ 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】https://www.tokyoshigoto.jp/young/job_cafe/
『ジョブカフェ』は、若年者のためのワンストップサービスセンターです。
都道府県が主体となって設置しており、就職セミナー、職場体験、カウンセリング、職業相談、職業紹介などを無料で受けられます。現在は46の都道府県に設置されています。
地域ごとの求人や就職支援を確認したい方は、住んでいる都道府県のジョブカフェを調べてみてください。民間サービスと併用すると、求人の探し方を広げられます。
高卒の20代に転職サイトがおすすめな理由
高卒の20代が転職活動を進めるなら、転職サイトや転職エージェントは使っておきたいサービスです。理由は、応募できる求人を探すだけでなく、書類や面接の見せ方を整えられるからです。
1.高卒OKの求人をまとめて探せる
転職サイトでは、学歴不問、高卒以上、未経験歓迎、第二新卒歓迎などの条件で求人を検索できます。
企業の採用ページを一社ずつ見るより、勤務地や職種をまとめて比較できるため、自分が応募できる求人を見つけやすくなります。
転職エージェント型のサービスでは、一般の求人サイトに出ていない非公開求人を紹介されることもあります。高卒OKの求人を増やしたい方は、求人検索型とエージェント型を併用してください。
2.書類や面接対策を受けられる
高卒の方は、学歴よりも職務経験や仕事への姿勢が伝わる書類にする必要があります。
転職エージェントを使うと、担当者に履歴書や職務経歴書を見てもらえます。アルバイト経験、現場経験、接客経験、リーダー経験なども、書き方によって評価される材料になります。
面接では「なぜ転職したいのか」「なぜ正社員を目指すのか」「前職で何を身につけたのか」を聞かれやすいです。回答に不安がある方は、応募前に面接対策を受けておきましょう。
3.自分のペースで求人を比較できる
転職サイトは、登録後に自分で求人を探して応募できます。
働きながら転職活動をする方、すぐに転職するか決めていない方でも、求人の相場を確認できます。勤務地、年収、勤務時間、休日、仕事内容を見比べるだけでも、今の職場との違いが見えてきます。
ただし、求人を見ているだけでは転職は進みません。気になる求人があれば、応募条件と仕事内容を確認し、職務経歴書を整えて応募してください。
転職サイトを利用する流れ
ここからは、高卒の方向けに転職サイトを利用する流れを説明します。

転職サイトの流れは大きく4つです。
【転職サイトの登録の流れ】
1. 転職サイトに登録をする
2. 応募書類を作成する
3. 求人に応募する
4. 企業との面接・内定
1.転職サイトに会員登録する
まずは、転職サイトに登録します。氏名、年齢、住所、最終学歴、職歴、希望職種、希望勤務地などを入力します。
登録後は、勤務地や年収、職種、業界、働き方などの条件で求人を検索してください。最初から条件を絞りすぎると求人が少なくなるため、まずは広めに検索し、応募できそうな求人を確認しましょう。
エージェント型のサービスでは、登録後に面談があります。高卒であることを気にして隠す必要はありません。担当者には、応募できる求人を優先して紹介してほしいと伝えてください。
2.応募書類を作成する
求人に応募する前に、履歴書と職務経歴書を作成します。
高卒の方は、学歴欄よりも職務経験欄の見せ方が大切です。接客、販売、製造、物流、事務、アルバイト経験なども、担当業務、工夫したこと、数字で説明できる成果があれば書いてください。
職務経歴書の書き方については【転職】企業に刺さる“戦略的”職務経歴書の書き方(テンプレート付)で詳しく解説しているので、合わせて読んでみてください。
無料で利用できる職務経歴書のテンプレートもあります。リクルートエージェントの「職務経歴書エディター」や「職務経歴書フォーマット」も確認してみてください。
3.求人に応募する
履歴書や職務経歴書を整えたら、求人に応募します。
応募前には、学歴条件、必要資格、仕事内容、雇用形態、給与、休日、勤務地、試用期間を確認してください。高卒以上と書かれていても、実務経験や資格が必要な求人もあります。
応募後は、企業から書類選考の結果が届きます。1社だけに絞ると待ち時間が長くなるため、条件が合う求人は複数応募して進めるのがおすすめです。
マイナビの調査によると、各年代別の応募社数の平均は8.4社です。年代別に見ると、年齢が上がると応募社数は増える傾向にあります。
| 各年代別の応募社数平均 | |
|---|---|
| ~19歳 | 4.1社 |
| 20~25歳 | 6.3社 |
| 26~30歳 | 7.1社 |
| 31~35歳 | 8.2社 |
| 36~40歳 | 8.7社 |
| 41~45歳 | 10.1社 |
| 46~50歳 | 12.1社 |
| 51~55歳 | 14.5社 |
| 56~60歳 | 14.5社 |
| 61歳以上 | 15.2社 |
4.面接・内定
書類選考に通過すると、面接へ進みます。面接回数は企業によって変わりますが、1~3回程度で内定まで進む求人もあります。
高卒の方は、「なぜこの仕事を選ぶのか」「前職でどんな経験をしたのか」「入社後にどのように働きたいのか」を自分の言葉で説明できるようにしてください。
未経験職種に応募する場合は、やる気だけで押すよりも、これまでの仕事で身につけた行動を伝える方が評価されやすいです。例えば、接客経験がある方は顧客対応、製造経験がある方は作業の正確さや安全意識を伝えましょう。
転職活動の期間は、求人探しから内定まで2~3カ月ほどを見ておくと進めやすいです。在職中の方は、面接日程や退職時期も考えて動いてください。
高卒の20代が転職サイトを活用して転職を成功させるポイント
高卒の方が転職サイトを使うときは、求人をたくさん見るだけでなく、応募条件と自分の経験をどう合わせるかが大切です。
1.学歴不問・高卒以上の求人を先に探す
転職サイトでは、まず「学歴不問」「高卒以上」「未経験歓迎」で求人を検索してください。
大卒以上の求人に応募し続けると、書類選考で落ちる回数が増えやすくなります。最初から応募条件を満たす求人に絞ることで、面接に進める可能性を上げられます。
求人は日々更新されます。登録後は週に数回、新着求人を確認し、気になる求人は募集が終了する前に応募しましょう。
2.履歴書や職務経歴書を最新に保つ
転職サイトに登録したプロフィールは、求人紹介やスカウトの内容に影響します。
職歴、担当業務、保有資格、希望勤務地、希望年収が古いままだと、合わない求人が届きやすくなります。転職活動中は、応募前にプロフィールを見直してください。
高卒の方は、学歴以外の経験を具体的に書くことが大切です。販売なら売上や接客件数、物流なら扱った商品や作業内容、事務なら使えるツールや処理件数など、仕事の中身が分かるようにしましょう。
3.転職サイトを複数利用する
高卒向け求人は、転職サイトによって掲載数や職種に差があります。
1社だけで探すと、応募できる求人が少ないと感じることがあります。総合型の転職サイトで求人の幅を見ながら、若手特化型や業界特化型も使うのがおすすめです。
ただし、登録しすぎると連絡管理が大変になります。最初は2~3社に絞り、求人の質や担当者との相性を見ながら残すサービスを決めてください。
4.転職エージェントも活用する
書類選考で落ちやすい方や、面接に苦手意識がある方は、転職エージェントも使ってください。
担当者は、応募先企業に合わせて職務経歴書の見せ方や面接で話す内容を一緒に整理してくれます。高卒であることよりも、これまでの仕事で何を任され、何を続けてきたかを伝える準備ができます。
紹介求人が希望とずれる場合は、遠慮せずに条件を伝え直しましょう。勤務地、職種、年収、休日、夜勤の有無などは、最初の面談で具体的に伝えてください。
5.口コミや知恵袋の情報だけで判断しない
高卒の転職について調べると、知恵袋や口コミで厳しい意見を見ることがあります。
口コミは参考になりますが、書き込んだ人の年齢、職歴、地域、希望職種によって結果は変わります。自分に当てはまるとは限りません。
判断するときは、口コミよりも求人票の応募条件、紹介される求人の内容、担当者の説明を見てください。「高卒だから無理」と決める前に、実際に応募できる求人があるか確認しましょう。
6.転職アプリを利用する

求人をこまめに確認したい方は、転職アプリも使えます。
アプリでは、新着求人の通知、企業とのメッセージ、応募状況の確認などができます。通勤時間や休憩時間に求人を確認したい方には便利です。
ただし、スマホだけで応募書類を作ると内容が浅くなることがあります。職務経歴書は、時間を取って見直してから応募してください。
※おすすめ転職アプリ記事も合わせてご覧ください。
20代高卒の転職サイトに関するよくある質問
高卒で転職する場合によくある質問に回答します。
Q:高卒で転職するのは厳しいですか?
A:求人の選び方によって厳しさは変わります。
大卒以上や経験者のみの求人に応募すると、書類選考で不利になることがあります。一方で、学歴不問、高卒以上、未経験歓迎の求人であれば、20代の若さやこれまでの経験を評価される可能性があります。
高卒の方は、応募できる求人が多い転職サイトを選び、職務経歴書と面接準備を整えて進めてください。
Q:高卒の転職は資格があったほうが良いですか?
A:希望する仕事に直結する資格なら、転職で評価される可能性があります。
例えば、介護職なら介護職員初任者研修、事務職なら簿記やMOS、IT職なら基本情報技術者やITパスポートなどが候補になります。
ただし、資格を取ること自体が目的になると時間がかかります。すぐに働きたい方は、未経験歓迎の求人に応募しながら、必要な資格を担当者に確認してください。
Q:高卒の20代でも転職はできますか?
A:転職はできます。
20代は未経験歓迎の求人に応募しやすい年代です。特に、第二新卒、既卒、フリーター向けの転職エージェントでは、正社員経験が少ない方でも相談できます。
詳しくは『未経験の転職に強いおすすめ転職サイト・エージェント10選』もご覧ください。
Q:高卒で転職するなら何歳がベストですか?
A:未経験職種に挑戦するなら、20代のうちに動く方が選択肢を取りやすいです。
20代前半はポテンシャルを見られやすく、20代後半になると社会人経験や実績も見られます。30代以降は、未経験よりも経験職種での転職が中心になりやすいです。
今の職場で経験を積めるなら焦る必要はありませんが、未経験の業界へ移りたい方は、求人を見て応募条件を早めに確認してください。
Q:高卒で転職するならおすすめの業界は?
A:営業、販売、製造、物流、介護、ITサポートなどは、高卒や未経験から応募できる求人を見つけやすい業界です。
体力や現場経験を活かしたい方は製造・物流、対人経験を活かしたい方は営業・販売、手に職をつけたい方は介護やITサポートも候補になります。
ただし、業界名だけで選ぶのではなく、勤務時間、休日、給与の上がり方、資格取得支援の有無を確認してください。
Q:転職サイトはやめたほうがいいですか?
A:求人を自分で比較したい方には転職サイトが向いています。
ただし、応募書類の作り方が分からない方や、求人票を見ても自分に合うか判断できない方は、転職サイトだけで進めるより転職エージェントを併用した方がよいです。
スカウトや求人メールが多すぎる場合は、通知設定を変更し、使うサービスを絞ってください。
まとめ
高卒の方でも、転職サイトや転職エージェントを活用して転職することは可能です。
20代高卒の転職では、学歴不問、高卒以上、未経験歓迎の求人を扱うサービスを選び、応募書類と面接でこれまでの経験を伝えることがポイントです。
求人を幅広く見たい方はリクルートエージェント、未経験から正社員を目指す方はハタラクティブやキャリアスタート、地域の求人を探したい方はハローワークも使ってください。
高卒だからといって、最初から選択肢を狭める必要はありません。応募条件を確認し、自分が続けられる働き方かどうかを見ながら、転職サイトを活用していきましょう。
執筆者・監修者のmotoについて
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起業家・著述家(Wikipedia)。実名は戸塚俊介。広告・人材・IT業界など8社へ転職。副業でmoto株式会社を起業し、上場企業へM&A。現在はHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)代表取締役。著書:『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)


