20代男性におすすめの転職サイト・転職エージェント10選|転職5回のプロが徹底解説

20代男性におすすめの転職サイト

20代男性におすすめの転職サイト・転職エージェントはどこか?

20代男性向けの転職サイトは数多くありますが、30代全般におすすめなのは下記の2つです。

■ 転職で年収を上げたい
リクルートエージェント

■ ワークライフバランスを重視した転職がしたい
『doda』

本記事は、転職の専門家であるmotoが、20代男性におすすめの転職サイトと転職エージェントを比較・ランキング形式でご紹介します。

ここでは20代男性におすすめの転職サイトと転職エージェントもご紹介します。転職を考えている20代男性やキャリアに悩む20代男性、どの転職サイトや転職エージェントを使おうか迷っている20代男性の転職者は参考にしてみてください。

本記事を監修しているmotoは、転職やキャリアに関する知見を発信し、Forbes JAPAN日経ビジネスなどのメディアに取り上げられています。

Twitterアカウント(@moto_recruit)のフォロワーは12万人を超え、著書『転職と副業のかけ算』はAmazon総合ランキングで1位のベストセラーとなりました。

motoのキャリアやこれまでの実績についてはプロフィールページをご覧ください。また、20代向け転職サイトや、総合転職サイト記事も合わせてご覧ください。

20代男性におすすめの転職サイト・転職エージェントランキング

20代男性におすすめの転職サイトのランキングをご紹介します。

20代男性におすすめの転職サイト・転職エージェント
リクルートエージェント 業界最大手のリクルートが運営する転職サービス
doda転職エージェント 求人が豊富でサポートも手厚い転職エージェント
マイナビジョブ20’s マイナビが運営する20代の若手求人が豊富な転職サイト
type転職エージェント 若手からシニアまで豊富な求人を保有
Geekly(ギークリー) ITベンチャーの求人に特化した転職エージェント
doda 業界トップの求人数とコンテンツが充実
PaceBox 転職する・しないに関わらず利用できる
マイナビ転職 首都圏だけでなく地方の求人も豊富に掲載している転職サイト
リクナビNEXT 業界最大手の求人数を保有する日本最大の転職サイト
UZUZ(ウズウズ) 第二新卒経験者が面談をしてくれる転職エージェント

1位:リクルートエージェント

リクルートエージェント

口コミ:リクルートエージェント 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:385,625(2023年5月31日現在)
【公式サイト】https://www.r-agent.com/

20代男性向け転職サイトの1位は、20代の転職で毎回利用した『リクルートエージェント』でした。20代で利用し、実際に数社の内定につなげてもらいました。幅広い求人を持つ、業界最大の転職エージェントなので、まず登録しておいて間違いないです。

20代の初めての転職や2回目以降の転職において、非常に役立ちました。使い方として、事前に『リクナビNEXT』で求人を見てから転職エージェントに相談すると良いです。

求人のレコメンドや面接日時の設定、応募から内定までの流れが非常にスムーズで安心感がありました。システム的に送られてくる求人のレコメンドはイマイチでしたが、それ以外はとても良かったです。

出典:公式サイト

2位:doda転職エージェント

doda転職エージェント

口コミ:doda 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:195,478(2023年5月31日現在)
【公式サイト】https://doda.jp/

20代男性向け転職サイトの2位は『doda転職エージェント』でした。ほかの転職エージェントと比較すると、求人の幅が広く、若手の未経験でも受けられる求人が多くありました。また、転職サイト内の「人気企業ランキング」も役立つので見ておくと良いです。

doda転職エージェントは本当にたくさんの求人を提案してくれるので、いろいろな求人を幅広く見て比較したい、という人に向いてます。転職エージェントとしての機能も大手エージェントの中では高めです。

dodaでは「dodaプレミアムトークセッションオンラインdoda×moto」などのイベントも毎年開催しています。

20代男性での転職では「数多くの求人」を見ることが大事です。転職サイトと転職エージェントの両方に登録して、多くの求人をもらうのがおすすめです。

出典:公式サイト

3位:マイナビジョブ20’s

マイナビジョブ20’s

口コミ:マイナビジョブ20’s 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:4,299(2023年5月31日現在)
【公式サイト】https://mynavi-job20s.jp/

20代男性向け転職サイトの3位は社歴が浅くても利用できる『マイナビジョブ20’s』でした。私も20代で利用していましたが、転職サイトに登録しなくても希望を伝えれば求人を紹介してくれるので、ふわっとした状態でも転職相談ができました。

20代に特化した転職エージェントなので、経験年数が浅くても書類選考の通過率など、ほかの転職エージェントと比較しても高かったです。

また、職務経歴書や履歴書について詳しくアドバイスをもらうことができるので、20代での初めての転職や、書類選考が不安な人におすすめです。

出典:公式サイト

4位:type転職エージェント

type転職エージェント

口コミ:type転職エージェント 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:10,461(2023年5月31日現在)
【公式サイト】https://type.career-agent.jp/

20代男性向け転職サイトの4位は『type転職エージェント』。20代で経験が浅いタイミングでも、日系大手の書類選考を通してくれました。地方に拠点を持っていないためか、都心企業の求人が多くありました。

都内の求人を探すには良いですが、地方の求人を探すのであれば『リクルートエージェント』など、ほかの転職エージェントを使ったほうが良いです。

typeでは20代の転職者向けに『転職アンテナ』motoが教える20代の勘違い転職5つのこと「大手企業出身、新人MVP……その肩書き“だけ”では戦えない」という取材もしてもらいました。

type転職エージェントは、面接前に企業の人事担当と直接やりとりしている営業マンから直接、面接対策をしてもらえました。20代で初めて転職した際に利用しましたが、他社の転職エージェントと比較してとても丁寧な印象を受けました。

出典:公式サイト

5位:Geekly(ギークリー)

Geekly

口コミ:Geekly(ギークリー) 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:18,692(2023年5月31日現在)
【公式サイト】https://www.geekly.co.jp/

20代男性向け転職サイトの5位の『ギークリー』は20代の時に大手の転職エージェントでは書類すら通過できなかった企業に、面接までつないでくれました。中でもベンチャー企業の人事とのリレーションが強いので、ベンチャー企業の求人に対する交渉力があります。

20代の特別ポジション案件なども紹介してもらえたので、20代の転職にはかなり便利です。ギークリーさんには「転職は“できること”、副業では“やりたいこと”をする」 motoさん×転職エージェント「Geekly」が考えるこれからの働き方という取材もしてもらいました。

年収交渉も強く、ベンチャー企業でも高めの年収でオファーを貰うことができました。20代でIT業界やベンチャー企業を目指す人には特におすすめです。

出典:公式サイト

6位:doda

doda

口コミ:doda 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:195,478(2023年5月31日現在)
【公式サイト】https://doda.jp/

20代男性向け転職サイト6位の『doda』は、求人の量と質ともに満足度が高い転職サイトでした。20代や第二新卒向けの大手、外資系企業、ベンチャー企業の求人が幅広くあります。

dodaはエージェント機能も持っており、転職エージェントとしても使えます。20代男性の転職であれば、dodaの転職サイトと転職エージェントを併用するのが良いです。

大手の転職エージェントというだけあって特に不満はなし。業界2番手で、とても使いやすい転職サイトでした。

出典:公式サイト

7位:PaceBox

PaceBox

口コミ:PaceBox 評判を確認

おすすめ度:★★★・・
【公式サイト】https://pacebox.jp/lp/pr004/

20代男性向け転職サイトの7位は、すぐに登録できると評判の『PaceBox』。オンラインサポートが充実しており20代の若手転職で初めての方におすすめです。自分の希望条件や職務経歴を入れると、自分に合ったオファーが届いたり、おすすめ求人をレコメンドしてくれます。

「今すぐ転職したい」という人だけでなく、「何かいい仕事があったら見たい」「いろいろな求人を見て比較したい」という感じでも使えるので、20代でまずは自分の希望にあった求人やオファーをもらいたい人におすすめです。
 

また、上場企業の株式会社i-plugのグループ会社のため安心して利用できます。

出典:公式サイト

8位:マイナビ転職

マイナビ転職

口コミ:マイナビ転職 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:19,147(2023年5月31日現在)
【公式サイト】https://tenshoku.mynavi.jp/

20代男性向け転職サイト8位の『マイナビ転職』は、未経験でも応募できる求人が多く、社歴が浅い状態でも役立ちました。

僕は20代で地方ホームセンターに勤めていたときに利用しましたが、他社の転職サイトには掲載されていない穴場的な求人が結構あり、非常に便利でした。

ほかの転職サイトと違って地方にも支社があるため、地元の求人にも強いです。地方での転職活動には特にマイナビ転職が便利でした。

転職活動をする上では登録しておいて損のないおすすめ転職サイトです。

出典:公式サイト

9位:リクナビNEXT

リクナビNEXT

口コミ:リクナビNEXT 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:101,220(2023年5月31日現在)
【公式サイト】https://next.rikunabi.com/

20代男性向け転職サイトの9位は、20代で転職活動をしていたときに必ず登録していた『リクナビNEXT』でした。最大手とあって求人が多く、探すのが大変なので、スカウト機能へ登録してオファーをもらう形で使うのがおすすめです。

リクナビNEXTでは20代向けに「社内評価が低くても同期や後輩が評価されても焦らなくていい理由――大事なのは社内より“市場”から見た「自分の価値」という取材も受けたので、ぜひ読んでみてください。

リクナビNEXTには転職サイトで唯一、履歴書と職務経歴書を無料で作成できるツールがあるので、これだけでも利用価値があります(これ本当に便利です)。

リクナビNEXTを見るときは「新着求人」「人気ランキング」あたりを見ておくと意外と良い求人が出てきます。

出典:公式サイト

10位:UZUZ(ウズウズ)

UZUZ

口コミ:UZUZ(ウズウズ) 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
【公式サイト】https://uzuz.jp/

20代男性向け転職サイト10位の『UZUZ』は、20代の中でも第二新卒の転職に特化した転職エージェントです。

担当してくれる転職エージェントが全員20代の第二新卒であることが他社との大きな違いになっており、20代男性のキャリア相談に面談でしっかりと対応してくれます。

第二新卒に特化しているため、求人も20代前半の第二新卒がメイン。大手からベンチャーまで扱っていて、長い目で相談に乗ってくれます。転職サイトで求人やキャリアに迷ったらまず相談に行ってみると良いです。

出典:公式サイト

20代の未経験者や第二新卒向けのおすすめの転職サイトと転職エージェントは、こちらの記事にもまとめています。

転職サイト・転職エージェントと合わせて見るべきサイト

転職サイトや転職エージェントの情報だけでは「給与とかどうなのか」「仕事環境はどうか」などの疑問が出ます。

その際、参考になるのがその企業で働いている人の口コミと自分の市場価値(適正年収)です。僕は下記のサイトを参考にしました。

1:ミイダス

ミイダス

口コミ:ミイダス 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:424,950社(2023年5月31日現在)
【公式サイト】https://miidas.jp/

現時点で自分にどれくらい市場価値(年収)があるのか。『ミイダス』でいくつかの質問に答えるだけで、自分の年収や紹介される求人のレベルがわかります。

僕は転職時に参考程度に使っていますが、やってみる価値はあります。20代男性の転職において提示されるオファー金額の妥当性や、どれくらいの年収で転職するべきかというラインの参考になります。

20代の転職における年収は後のキャリアにおいても重要なので、やってみることをおすすめします。

出典:公式サイト

2:転職会議

転職会議

口コミ:転職会議 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:341,797(2023年5月31日現在)
【公式サイト】https://jobtalk.jp/

転職会議』も参考になります。転職サイトに掲載されている企業のほとんどが網羅されているので、転職を考えている企業の口コミを見ておくと良いです。

転職会議は20代男性の投稿が多く見られるのでとても参考になりました。また、正社員だけでなく、派遣社員や契約社員の投稿も多くあるので、幅広い視点で情報収集ができました。

出典:公式サイト

3:OpenWork

OpenWork

口コミ:OpenWork 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:54,307(2023年5月31日現在)
【公式サイト】https://www.vorkers.com/

個人的に信憑性が高いと思っている『OpenWork』。組織風土や給与などについて詳しく書かれており、直近の書き込みも多いのでとても参考になります。

転職サイトの年収だけではリアリティがないので、OpenWorkで年収と社風は必ず参考にしています。書き込んだ人の年代も表示されるので、20代からのキャリアや、その先の給与なども参考にできます。転職前には必ずチェックしておくと良いです。

出典:公式サイト

4:転職人気企業ランキング

doda』の転職サイト内にある『転職人気企業ランキング』は一見の価値あり。20代男性に限らず、今の転職者にはどの企業が人気なのか、今出ている人気求人は何かなどがわかります。僕も20代でキャリアを考えるときに眺めていました。

doda転職人気企業ランキング2022

基本的には外資や大手企業がメインですが、自分が知らない企業の求人もあったりするので、20代のうちに企業の視野を広げるためにも眺めておくことをおすすめします。掲載されている求人には『doda転職エージェントや『dodaから応募することができます。

出典:公式サイト

20代男性の転職における転職サイトの選び方

20代での転職は職歴が浅いため、転職サイトだけでなく、転職エージェントも活用して効率的に進めるのが良いです。選び方として、まずは大手の総合転職サイトや転職エージェントを利用するのがおすすめです。

また、転職サイトや転職エージェントを利用する上で、経験社数や社歴の浅い20代男性での転職でおすすめなのが、転職サイトで応募したい企業や求人を探し、転職エージェントを通じて応募する方法です。

具体的には下記の手順で転職活動を進めていきます。

【転職サイトと転職エージェントを使った応募方法】
1.  20代男性に強い転職サイトに登録する
2.  転職サイトで求人情報を検索する
3.  気になった求人を転職エージェントに伝える
4.  転職エージェントから推薦状付きで応募する

上記の方法を使うことで、転職サイトの自己応募だけでは落ちてしまう求人にも通過しやすくなります。

20代男性の転職は転職サイトや企業HP経由で応募してしまうと、書類選考で落ちてしまう可能性が高くなります。

理由としては、20代男性の求人を募集している企業の中には、転職サイトからの応募者をスクリーニングするために、学歴フィルターや企業名でフィルターをかけているケースがあるためです。

転職サイトから応募するだけでは機械的に落とされてしまう可能性があるため、転職エージェントを並行して利用し、転職エージェントに推薦してもらうことで、書類選考の通過率を高めるのがおすすめです。

転職サイトを活用する際に読むべき本

ここからは、SNSのアンケートで投票数の多かった転職活動に役立つ書籍をご紹介します。

1. 転職と副業のかけ算

私が書いた一冊です。新卒で地方ホームセンターへ入社し、転職と副業を通じて年収240万円から年収4,000万円に至るまでの実体験を書きました。おかげさまでAmazon総合ランキングで1位、Amazonビジネス書ランキングでも1位を獲得し、ビジネス本大賞2020にもノミネートされました。

NewsPicks「【図解】「転職と副業のかけ算」で、年収を最大化する方法」にも取り上げられています。

僕は、本書を通じて「転職して年収を上げたい」「サラリーマンとしての市場価値を上げたい」「給料以外の収入が欲しい」「老後のお金の不安を減らしたい」と考える人の一つのロールモデルになれたらと思っています。

これからの時代は、会社も組織も自分のキャリアを保証してくれません。自分の身は自分で守るしかないのです。

働く中でどのように思考して年収を上げたか? について具体的に書いてます。「給与はもらうものではなく、稼ぐもの」という考え方に興味がある人は、ぜひ読んでみてください。

こちらで一部無料公開しています。

2冊目となる『WORK-価値ある人材こそ生き残る-(日経BP)』も2022年1月に発売しているので、合わせて読んでみてください。

2. 転職の思考法

「転職の鉄板本」と言われる一冊。

「いつでも転職できる状態の人を1人でも増やし、人材の流動性が高まれば、日本の社会が変わる」という著者のメッセージも込められており、働くすべての人の参考になる本だと思います。

会社が潰れても生きていける大人と、
生きていけない大人の2種類がいるとしたら、
両者をわけるのは何か?
それは、上司を見て生きるか、マーケットを見て生きるかだ。

タイトルにもあるように「このまま今の会社にいてもいいのか?」と思ったら読んでみると良い一冊です。ほかの本と合わせて読むと、より深く理解できると思います。

3. 転職2.0

ヤフーの元執行役員で、世界最大級のビジネス特化型ソーシャル・ネットワーキング・サービス「リンクトイン」の日本代表を務める村上さんの一冊。

村上さんとはForbes『自分の市場価値を知れば、「主体性」は自ずと生まれる──村上臣 x moto』でも対談させて頂いたことがありますが、キャリアについて非常に本質的な考え方を持っており、自身も転職を通じてキャリアアップをされています。

「正しい転職の価値観」と「正しい転職の方法論」を知れば、これまでの経歴に関係なく誰もが〝我慢しない自由な働き方″を手にすることができるのだ。

これはまさに私も思うことなので、ぜひ転職に悩んだりしている人は読んでみてください。

4. 科学的な適職

 

海外論文を60本以上引用し、幸福度が最大化される”適職”を科学的根拠に基づいた方法で見つける術を紹介してくれる一冊です。

著者の鈴木さんとはbizSPA!「年収アップで転職するのは幸せ?」moto×鈴木祐が語る、キャリア選択の解で対談させていただいたこともあります。

現職にもやもやしている人、就職・転職を控えている人、仕事における幸福度を高めたい人は読んでみる価値ありです。

著者の尾原さんは、大学院で人工知能の研究をした後、マッキンゼー・アンド・カンパニーやグーグル、楽天、リクルートなど、12回の転職を繰り返してきた人です。

尾原さんとはダイヤモンドオンライン『成長する人だけが知っている「金脈」の見つけ方、転職の達人・motoさんに聞く』で対談もさせていただきました。

著者の尾原さんは今でも毎年転職活動をしているそうです。転職するかどうかにかかわらず、転職サイトや転職エージェントに登録し、「市場から見た自分の評価」を確認しているとのこと。

転職するしないに関わらず、働くビジネスパーソンとして読んでおくべき一冊だと思います。

私自身が読んで良かった転職本は『【厳選】転職やキャリアを考える人におすすめする転職本10選』にもまとめています。

20代男性が転職でやっておいたほうがいいこと

20代男性が転職でやるべきは「年収交渉」と「資格取得」です。

1.年収交渉

転職時における年収交渉は自分ではなかなかしづらいですし、過去のキャリア経験が少ないと年収の相場などもわからず、具体的な年収などの提示は難しいと思います。そこでおすすめなのが、転職エージェントを使った年収交渉です。

転職エージェントは、転職者の入社が決まって初めて売上になる成果報酬型のビジネスをしています。報酬相場は転職者がもらうオファー年収の30%〜40%程度(年収500万円の転職で150万円の売上になるイメージ)。

転職エージェントも営業マンとして売上を背負っているので、オファー年収が高いほうがありがたいわけです。転職エージェントを使うと、彼らが年収交渉をがんばってくれます。自分に代わってしっかりと交渉してもらうようにしてください。

転職エージェントの良し悪しは人によるところも大きいので「この転職エージェントはダメそうだ」と思ったら、すぐにほかの転職エージェントに切り替えてください。経験上、時間の無駄になります。

2.資格取得

20代のうちに下記の資格を取っておくこともおすすめします。

・TOEIC

TOEICとは、日常生活やグローバルビジネスにおける英語力を測定するテストです。

TOEICテストにはいくつか種類がありますが、一般的にTOEICというと「聞く力」「読む力」を測る TOEIC Listening & Reading Testのことを指します。

リスニングパートとリーディングパート合わせて200問を2時間で解答し、990点満点でスコア判定されるので、合否判定などはありません。多くの大学生や社会人が受験しており、日本で最も知名度の高い英語試験となっています。

TOEICを持っていることは転職において有利になりますが、特に有利になるのは700点以上です。『英語活用実態調査』によると、企業が海外部門の社員に期待するTOEICスコアは690点とされています。

外資系企業を志望する場合、TOEIC730点が足切りラインと言われているため、最低でもTOEIC730点を取得することをおすすめします。

・MOS(Microsoft Office Specialist)

MOSとは「Microsoft Office Specialist(マイクロソフトオフィススペシャリスト)」というマイクロソフトが開発しているExcelやWordなどOfficeツールに関する資格です。IT系の企業ではもちろん役立ちますが、経理・営業職などでも活かせる資格です。

・日商簿記検定

日商簿記検定は、業界問わず役立つことが多い資格です。簿記とは、企業の経営活動を記録・計算・整理し、経営成績と財政状態を明らかにする技能を言います。

簿記を理解していれば、経理事務に必須の会計知識が得られるだけでなく、ビジネスに必要なコスト感覚も養え、コストを意識することができます。

簿記の知識があると財務諸表を読めるようになり、基礎的な経営管理や分析力も身に付きます。日商簿記は、こうしたさまざまなビジネスの場面で役立つ簿記の修得度をチェックする検定です。一部の企業では、スキルアップや自己啓発として日商簿記の取得が奨励されており、採用や昇給、人事制度にも活用されているため、取得しておいて損のない資格です。

20代男性の転職サイト・転職エージェントに関するよくあるQ&A

20代男性の転職サイト・転職エージェントに関するよくある質問と回答をまとめました。

Q:20代男性におすすめの転職サイトはどれですか?
A:本記事でもご紹介していますが、20代男性におすすめなのは『doda転職エージェント』です。dodaは転職サイトもありますが、エージェントやスカウト機能も併用することができますので、転職エージェントをメインに利用するのがおすすめです。

Q:20代男性で未経験業種への転職は可能でしょうか?
A:20代男性で未経験業種への転職は可能です。未経験でも募集を受け付けている求人の多い転職サイトや転職エージェントを利用してみてください。

Q:20代男性で未経験の転職におすすめの転職サイトはどれですか?
A:経験年数や社歴の浅い20代男性の転職活動には、転職サイトで応募したい企業や求人を見つけ、転職エージェントを通じて応募する方法です。特に第二新卒に特化している転職エージェントを利用してみてください。

Q:転職サイトと転職エージェントの違いはなんですか?
A:「転職サイト」は好きな求人を自分で探して、応募から面接まで進めることのできる転職サービスです。また、「転職エージェント」は、キャリアコンサルタントやキャリアアドバイザーが、自分に合った求人を送ってくれる転職サービスを指します。

20代男性の転職サイト・転職エージェントまとめ

20代男性向けのおすすめ転職サイトと転職エージェントをご紹介させていただきました。

20代や第二新卒での転職では、ポテンシャルや成長意欲を見られます。20代は経験やスキルが浅くても「将来性」を重視されるため、他の年代より未経験分野への転職もしやすいです。

もし時間のある求職者の人は、厚生労働省が発表している「雇用を取り巻く環境と諸課題について(PDF)」という調査などにも目を通してみてください。

20代男性の転職で転職サイトを選ぶ際は求人数だけでなく、転職エージェントの良し悪しも見るようにしてみてください。20代男性の転職はキャリアを考える上で大切な時期になるので、転職サイトや転職エージェントを使って幅広く情報収集することをおすすめします。

20代男性におすすめの転職サイト・転職エージェント比較表

最後に、20代男性向けの各転職サイトと転職エージェントの求人数や対応エリアについてまとめた比較表をご紹介します。各サイトの特徴や求人数を掲載しています。

サービス名リクルートエージェントdodaマイナビジョブ20’stype転職エージェントGeekly(ギークリー)PaceBoxマイナビ転職リクナビNEXTUZUZ(ウズウズ)ミイダス転職会議OpenWork
運営会社株式会社リクルートパーソルキャリア株式会社株式会社マイナビワークス株式会社キャリアデザインセンター株式会社Geekly株式会社pacebox株式会社マイナビ株式会社リクルート株式会社UZUZミイダス株式会社株式会社リブセンスオープンワーク株式会社
公開求人数385,625195,4784,29910,46118,692非公開19,147101,220非公開424,950社341,79754,307
非公開求人数282,79541,236非公開18,978非公開非公開非公開非公開非公開非公開非公開非公開
おすすめ度★★★★★★★★★★★★★★★★★★★・★★★★★★★★・・★★★★★★★★★・★★★★・★★★★・★★★★・★★★★★
利用料金無料無料無料無料無料無料無料無料無料無料無料有料
対象年代20代~50代20代〜50代20代20代〜40代20代〜30代20代〜30代20代〜40代20代〜40代20代20代〜40代20代〜50代20代〜50代
種類転職エージェント転職サイト転職エージェント転職エージェント転職エージェント転職サイト転職サイト転職サイト転職エージェント転職サイト口コミサイト口コミサイト
エリア全国・海外全国・海外全国東京・神奈川・埼玉・千葉全国全国全国全国全国全国全国全国
公式サイト公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら

(公開求人数、非公開求人数:2023年5月31日現在)

執筆者・監修者のmotoについて

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moto

戸塚俊介。1987年長野県生まれ。地方ホームセンターやリクルート、ベンチャー企業など6回の転職を経験後、転職メディアを上場企業へ売却。現在は「転職アンテナ」を運営するmoto株式会社およびHIRED株式会社の代表取締役。著書に『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)がある。(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)。

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