転職の専門家が教える“戦略的”職務経歴書の書き方(無料テンプレート付)

職務経歴書 書き方

本記事は、転職の専門家であるmoto(戸塚俊介)が、職務経歴書の書き方について解説します。

本記事を監修しているmoto(戸塚俊介)は、転職やキャリアに関する知見を発信し、Forbes JAPAN日経ビジネスなどのメディアに取り上げられています。

私はこれまでに7回の転職を経験し、年収240万円→年収1000万円まで引き上げました。moto(戸塚俊介)のキャリアやこれまでの実績についてはプロフィールページをご覧ください。

Twitterアカウント(@moto_recruit)のフォロワーは12万人を超え、著書『転職と副業のかけ算』はAmazon総合ランキングで1位のベストセラーとなっています。

これまでの経験から、職務経歴書の書き方について発信したところ、ツイートへのいいねが8000を超えました。

今回は、私が職務経歴書を書く上で大切にしているポイントと書き方について解説します。

私が転職活動で使った転職サイトは『【転職サイト】おすすめ比較ランキング20選|転職の専門家が徹底解説』をご覧ください。

職務経歴書を書く上で意識すべきこと

職務経歴書を書く前に、転職活動の考え方を整理しておきます。

まず、転職活動は「自分という“商品”を企業に売り込む営業活動」です。

これまで積み上げてきた“自分の経験やスキル”を商品にして「どんなことができるのか」「どう役立つか」「値段はいくらなのか」という“自分の営業”を展開していくのが転職活動の基本です。

「御社のサービスに魅力を感じてー」とか「優秀な人が多いのでー」という「自分が志望企業に入りたい理由」を伝えるより「自分を雇うことのメリット」を伝えた方が、採用する側の納得度は高まります。

また「自分を雇うメリット」が相手のニーズと合致していれば、採用確度はさらに高くなります。

転職活動も営業も「自分のスゴいところ」を推すのではなく「相手が求めていることに対して、自分にできること」を伝えるのが基本です。

では、転職活動で「相手のニーズ」を把握し「ニーズを満たしている状態」の職務経歴書をつくる「具体的な方法」についてお伝えします。

職務経歴書テンプレート(無料)

まずはじめに、下記に職務経歴書のテンプレート(Zip)を用意しているので、ダウンロードしてみてください。無料で利用できます。

職務経歴書テンプレートのダウンロード

こちらのテンプレートをもとに、下記の書き方を参考にしながら職務経歴書を作成してみてください。

職務経歴書準備編:「相手のニーズ」を把握する

まずはじめに相手の採用ニーズを把握します。

相手のニーズは、転職サイトや企業HPの「求人要項」に明確に記載されています。

「仕事内容」「求める人物像」「必要な能力・スキル」が相手のニーズです。例えば、下記のような内容が書かれています。

■必要な能力・スキル

【必須(MUST)】
・販売戦略を立て、3名以上のチームで実行したことがある方
・目標に対しKPIを設定し、定量的に営業目標を管理した経験がある方
・販売方法やチャネルを自ら考え、実績を出した経験のある方

【歓迎(WANT)】
・チームマネジメント経験
・プレイングマネージャー経験
・営業の経験が3年以上あり、ゼロから営業チームの立ち上げを行った経験

これだけでも十分ですが「同じ求人が載っている他の転職サイト」も見ておくと良いです。

僕の経験上、リクナビNEXTマイナビ転職Greenエン転職は、各サイトごとに表示される「求人項目」が異なるので、上記の求人には記載されていない「求められる能力やスキル」を知ることができます。

加えて、社長や社員インタビューを読むのも有効です。

「志望企業名 社長名」などでググれば出てくるので「普段どんな仕事をしているのか」と「どんな課題があるか」という部分を意識して読むと良いです。

検索していると必ず「ネガティブな情報」や「企業を批判する記事」が出てきます。ですが、これにもしっかりと目を通してください。

その記事で指摘されている「ネガティブな部分」を解決するために自分に出来ることは何か? や、この批判の本質的な課題は何か? などを考えることが大事です。

志望企業が「これから何をしようとしているのか」「現時点でどんな課題を抱えていて、どう解決しようと思っているのか」「世の中ではどう言われているのか」を把握しておけば、その課題に対して自分ができることを伝えることができます。

さらに踏み込むなら、上場企業や上場企業の子会社であれば、IR(Investor Relations)を見ておくのも良いです。

繰り返しになりますが、求人は「何らかの課題を解決してくれる人」を求めて出されているので、その課題を把握し「自分が過去に同じような課題を乗り越えた経験」を記載することで「相手が欲しがる経歴」に近づいていきます。

それでは、本題の「具体的な書き方」についてお伝えします。

職務経歴書に書くべき4つのポイント

職務経歴書を書く上で大切なポイントは4つです。

1. 人材要件から「共通点と類似点」を考える
2. 社内評価ではなく「市場価値」を意識する
3. 自分の「役割」を明確かつ「定量的」に書く
4. 面接での「ツッコミどころ」を用意しておく

それぞれ解説していきます。

1.人材要件から「共通点と類似点」を考える

上記の求人要項を参考にお伝えすると、まず【必須(MUST)】の部分に注目します。

職務経歴書には【必須(MUST)】に当てはまる「自分の過去経験」を中心に書いていきます(究極、それ以外のことは書かなくても良いです)。

また、【歓迎(WANT)】の部分は「欲を言えば、こういう人に来て欲しい」という企業の願望的要件なので、この要件を満たせれば面接にいける可能性は更に高まりますが、無理に盛らなくて良いです。

まず、【必須(MUST)】の部分ですが下記の3つが書かれています。

・販売戦略を立て、チームで実行したこと
・目標に対しKPIを設定し定量的に営業目標を管理し進めた経験
・販売方法やチャネルを自ら考えPDCAを回し、実績を出した経験

上記の経験と全く同じ経験があれば、その経験を書けば良いですが、少し離れた業務の場合には「転職先の仕事で求められる能力と、現職で培った能力の共通点、または活かせる類似点」を見つけて記載してください。

具体的な書き方について、私の実際の職務経歴書をもとに解説させていただきます。

ーこの先は『転職で企業に刺さる“戦略的”職務経歴書の書き方(テンプレート付)(950円)』でご覧ください(書籍『転職と副業のかけ算』の中でも同じ内容を書いているので、そちらでも読むことができます)。

こちらは有料ですが、中身が全て記載された見本となる職務経歴書のテンプレートがダウンロードできます。こちらのコンテンツを読んだユーザーのレビューをご紹介します。

この職務経歴書を利用することで、書類選考の通過率は多く変わります。ぜひ参考にして見てください。