【失敗しない】転職サイトを利用する上でのデメリットと注意点

転職サイト おすすめしない

転職を考えた際に「転職サイトを使うべきか?」「転職エージェントのデメリットは?」と考える人は多いと思います。

転職活動をするときには転職サイトや転職エージェント、ハローワークや友人の紹介など、さまざまな手段がありますが、その多くがインターネットで登録できる転職サイトや転職エージェントを利用しているのが実情です。

転職エージェントは約19,000社(厚生労働省「職業紹介事業報告書」)存在し、年間約60万人もの人が転職エージェントを利用していますが、転職サイトや転職エージェントは無料で利用できる反面、デメリットも存在します。

この記事では、転職サイトや転職エージェントのデメリット、転職エージェントを使うべき人・使うべきでない人について解説します。

転職サイトと転職エージェントのどちらを利用すれば良いか迷っている人は参考にしてみてください。

目次

転職サイトをおすすめしない理由

転職サイトをおすすめしない理由は「自分が気になる求人しか探すことができない」からです。

転職サイトには10万件を超える求人が掲載されており、いつでも登録や検索ができることから、登録する人の数は多いです。しかし、10万件を超える求人の中から自分に合った求人を探すのは大変なだけでなく、自分が気になる求人だけしか探すことができません。

10万件の求人の中から自分に合った求人を見つけて応募し、面接日程の調整から年収交渉まで行うのは非常に効率が悪く、大量応募をして疲弊してしまう可能性が高く、かつ自分が知っている範囲でしか求人を探すことができないため、新しいキャリアを築くのが難しくなってしまいます。

転職というのは、自分のキャリアにおける新たな選択肢を探す作業なので、自分が知っている範囲外の求人を見ることが大切です。

転職サイトと転職エージェントの違い

転職サイトと転職エージェントは、どちらも転職活動をするために利用するものですが、それぞれに違う機能があります。

1.転職サイト

転職サイト

「転職サイト」とは、好きな求人を自分で探して、応募から面接まで進めることのできる転職サービスです。一例ですと、dodaやリクナビNEXT、ビズリーチなどが転職サイトに該当します。また、特化型転職サイトには「看護師向けおすすめ転職サイト」などもあります。

2.転職エージェント

転職エージェントは、キャリアコンサルタントやキャリアアドバイザーが、自分に合った求人を送ってくれる転職サービスです。一例だとリクルートエージェントやマイナビエージェント、JACリクルートメントなどが転職エージェントにあたります。

転職サイトから応募するのも良いですが、転職エージェントも活用して、推薦文などをつけてもらったほうが、書類選考を通過する企業のレベルや年収は上がる可能性が高いです。

転職エージェントというのは、キャリアコンサルタントやキャリアアドバイザーが、自分に合った求人を送ってくれる転職サービスです。一例だとリクルートエージェントやマイナビエージェント、JACリクルートメントなどが転職エージェントにあたります。

自分で求人を探す転職サイトとは違い、おすすめの求人や応募書類の準備、面接対策、推薦文や入社までフォローをしてくれるので、効率的に転職活動をすることができます。

下記の表に転職サイトと転職エージェントの違いをまとめておきます。

  転職サイト 転職エージェント
求人情報 非公開求人は確認できないが、求人数は多い 転職サイトにはない、“非公開求人”にも応募できる
情報収集 転職サイトに掲載されている求人情報だけを頼りに情報収集をしていく必要がある 専任の転職エージェントが企業の内部情報や面接官の特徴など転職に必要な情報を提供してくれる
転職相談

 

なし 専任エージェントのアドバイスを受け、市場価値やキャリアの発見ができる
書類選考対策 転職サイトには職務経歴書や履歴書のサポートツールもあるが客観的なアドバイスはもらえない 専任のエージェントから職務経歴書・履歴書のポイントや通過率をアップさせるノウハウを教えてもらえる
面接対策 なし 専任のエージェント次第で模擬面接を行ってくれ、企業別に面接対策を行える
調整 なし 専任エージェントが面接日程の調整や入社時期の調整を行ってくれる
年収交渉 なし 専任エージェントに年収交渉を依頼できる
料金 無料 無料

転職サイトから応募するのも良いですが、転職エージェントも活用して、推薦文などをつけてもらったほうが、書類選考を通過する企業のレベルや年収は上がる可能性が高いです。

転職活動をする上では、転職サイトで自分で好きな求人に応募するのも良いですが、書類選考の通過率を高めるためにも、転職エージェントを併用して使うのがおすすめです。

転職サイトのデメリット

転職サイトにおけるデメリットは大きく2つあります。それぞれについて解説します。

1.応募時にフィルタリングされるケースがある

転職サイトに掲載されている求人には、応募者に対して学歴フィルターや会社名、転職回数などのフィルターが設けられていることがあります。

そのため、転職サイトから応募するだけでは、機械的に落とされてしまう可能性があります。

2.年収交渉や入社調整を自分でやる必要がある

転職サイトの場合、応募や面接日程の調整、年収交渉、入社日調整などを自分で直接企業とやりとりする必要があります。

特に年収交渉などは希望年収などを伝えにくいため、あまり良い転職ができない可能性があります。

転職サイトのメリット

一方で転職サイトを利用するメリットについても解説しておきます。

1.求人を自分で探していつでも応募できる

あなたが希望する職種・勤務地・業務内容などの条件をもとに、転職サイト内で求人の検索や比較検討を自分自身で行うことができ、気に入った求人に応募することができます。

また、応募についても、転職サイトに登録した際に入力した情報(履歴書・職務経歴書)を基に応募できるので、手軽に応募することができます。面接の日程調整などもツールやメッセージ機能を利用して行うことができます。

2.自分のペースで転職活動ができる

転職サイトに登録後は、求人情報の検索から応募まで、自分のペースで転職活動を行うことができます。

求人に必ずしも応募しなければならないわけではないので、「興味のある求人があったら転職したい」という場合でも利用できるため、すぐに転職しない、という人にも転職サイトはおすすめです。

大手転職サイトでは、あなたが登録した情報を見て企業や転職エージェントからスカウトが届くこともあるので、登録しておいて気になるスカウトにだけ目を通す、といった使い方もできます。現職が忙しい人におすすめです。

転職サイトを利用しない方がいい人

転職サイトは数ある求人の中から好きなように求人を検索でき、自分のペースで応募することができます。そのため「いい転職先があれば転職したい」という状態でも利用することができます。

転職サイトは求人の豊富さや手軽さがメリットのように見えますが、求人検索におけるミスマッチや大量応募による疲弊、企業とのやりとりの大変さなどがあるため、転職サイトはおすすめしません。

逆に、「自分のペースで転職活動をしたい人」や「いろいろな求人を自分で探したい人」という人には転職サイトはおすすめできます。

「自分が行きたい業界の求人を検索したい」「今よりいい求人があったら転職したい」と考える人には合っていますが、転職サイトは応募から内定まで、すべて自分で行う必要があるため、そうした点も含めて行動することが不安な人には転職サイトはおすすめしません。

転職エージェントのデメリット

転職エージェントのデメリットを解説します。

転職エージェントと一口に言っても、エージェントの中には、ノルマに縛られすぎて求職者を商品としてしか見ていなかったり、経験が足りない未熟なエージェントがいたり、転職者を後悔させてしまうエージェントが少なからず存在することも事実です。

質の悪い転職エージェント経由で転職を進めてしまうと、転職後にミスマッチでキャリアを積めず、最悪な場合は早期離職にもつながってしまうため、転職エージェントのデメリットも把握しておきましょう。こうしたデメリットが気になる人は『転職エージェントは使わない方がいい?』を合わせて読んでみてください。

1.内定が出やすい求人を紹介される

転職エージェントが自分のノルマを達成しようと、書類選考に必ず通過して内定が出やすい求人しか送ってこないケースがあります。

現在、あなたが4年目の営業マンだと仮定します。この時、書類選考に通過して内定が出やすい「営業経験4年以下」の求人しか提案してこないエージェントは、あなたのキャリアなんてまったく考えていないエージェントです。

あなたのスキルにも寄りますが、良い転職エージェントは、最初から一次面接ではなく企業人事と交渉してカジュアル面談を組んでくれたり、現在募集しているポジションがなくても「こんなに良い方がいるので、まずは会って判断してください」という形でポジションをつくる動きをしてくれる方もいます。

2.経験の浅い転職エージェントが担当になる場合がある

実際に私も転職中に経験したのですが、特に新卒を採用している転職エージェントでは、エージェント歴が1年未満でもお客さんを担当させてしまう場合があり、彼らが担当になると右も左もわからないまま、求人紹介をしてくるケースがあります。

私の場合は、まったく興味のないグループ子会社を紹介されたことがありました。経験の浅い担当者がついてしまった場合は、担当変更を申し出てください。自分の人生を左右する大事な転職活動なので、信頼のできるパートナーを見つけましょう。

3.マッチ度合いを無視した求人を勧めてくることがある

転職エージェントの中には紹介料(提示年収の30~40%)を受け取っているので、少しでも高い給与の企業に入社させようとしてくる人もいます。

事例としては、内定が2~3社出た場合によくあるケースで、言葉巧みに提示年収が最も高い企業に誘導してくることが多いです。

内定が出たら、自分の頭できちんと考えてください。エージェントが嘘をついている場合は問題がありますが、「やっぱりあちらの会社にしておけばよかった」などとならないように、エージェントや家族・友人の意見は参考程度にして、最後は自らの判断で転職を決意することが大切です。

転職エージェントのメリット

転職エージェントを利用するメリットについて解説します。

1.非公開求人を紹介してもらえる

転職エージェントは、転職サイトや企業の採用HPでは公開していない「非公開求人」を持っています。

そのため、転職サイトでは探すことのできない求人に出会える可能性があります。公開されている求人だけでなく、オープンになっていない非公開の求人も保有しているため、求人数が多い点が転職エージェントを利用する最大のメリットです。

2.履歴書・職務経歴書の添削、面接対策をしてもらえる

エージェントの担当者は、あなたに合った求人を紹介してくれますが、それだけではなく、応募に必要な書類の添削やアドバイス、面接対策なども行ってくれます。

添削を受けるだけでなく、企業情報や業界情報に詳しいため、担当エージェントから企業の雰囲気や求めている人材、採用の背景など詳しい情報を入手できます。

3.企業の人事に推薦してもらえる

転職エージェントを利用して応募すると、転職エージェントの担当者が「推薦文」をつけてくれます。

企業側の人事に対して推薦状を付けてもらうことで、書類選考の通過率は大きく上がります。同じ企業の同じ求人に転職サイトから応募して見送りになっても、転職エージェントから応募すると通過することがあるので、転職エージェントを使って応募することもおすすめです。

4.年収交渉・入社調整などをしてもらえる

転職エージェントは年収交渉もしてくれます。

転職エージェントは、転職者の入社が決まって初めて売上になる「成果報酬型」のビジネスで成り立っています。報酬の相場は転職者のオファー年収の30%~40%程度。年収が高ければ高いほど、彼らの売上は高くなります。

交渉力の高いエージェントを味方にすれば、自分の年収は大きく上がります。転職エージェントはできるだけ活用したほうが良いでしょう。

転職エージェントを利用しない方がいい人

特に、以下の条件に1つでも当てはまる方は転職エージェントがおすすめですが、当てはまらない人はおすすめしません。

・ キャリアを相談したい
・ 転職を初めて経験する
・ 働きながら転職活動をする
・ 転職を機に遠方を検討している
・ 職務経歴書に不安がある
・ 年収を上げたい

最終的に転職エージェントを利用するかどうかは、転職相談をしてから考えてみても良いでしょう。

どちらにせよ、完全無料で転職エージェントを利用することができるので、そこまで難しく考えずに、人生相談をするような感覚でお話ししてみてください。

一方で、上記に当てはまらない人は転職エージェントはおすすめしません。

転職エージェントを使わないほうが良いケースは、大量採用を行う企業を志望するケースです。

大量採用を行う会社は労働環境が悪く、慢性的に人員が足りていない会社が多いため、転職サイトで大量の人員を確保しようとしている場合が多いです(例:同じ求人がずっと転職サイトに掲載されている)。

転職エージェントの利用の流れ

上記でも述べたように、気になる求人があるときは転職エージェントを併用して応募してみてください。

転職エージェントの登録の流れは大きく5つです。

【転職エージェントの登録の流れ】
1. 転職エージェントに登録する
2. 面談・カウンセリングを受ける
3. 希望する求人の紹介を受ける
4. 書類添削・面接対策
5. 企業との面接・内定

1.転職エージェントに登録する

まずはじめに、本記事でおすすめしている転職エージェントに登録します。登録するとすぐに「面談のご案内」という連絡がメールや電話で届きます。

メールには担当者との面談の日時調整を行うように書かれているので、転職エージェントの担当者と面談の日程を調整してください。面談は転職エージェントとの面談なので、気軽に受けてください。

2.面談・カウンセリングを受ける

転職エージェントとの面談は、オンラインか電話、または対面で行います。

担当エージェントと会話をする中で「なぜ転職するのか」「どのような求人が希望か」「どんなキャリアにしたいか」など、ざっくばらんにキャリアについて話をするだけです。

転職エージェントはこの会話をもとにあなたに合った求人を紹介してくれるので、取り繕わずに、思ったことをそのまま伝えてみてください。ここでのコミュニケーションがズレてしまうと、紹介してもらえる求人に満足できなくなる可能性があるので、素直に伝えることを心掛けてください。

転職エージェントとの面談は約1時間程度で、専任のエージェントとの1対1のケースがほとんどです。

3.希望する求人の紹介を受ける

面談後、即日~3日間ほどであなたに合った求人をメールで紹介してくれます。

もし気になる求人があったら、担当者に連絡して応募してみてください。すぐに書類選考、面接へと進むことができます。

もし自分の希望とは合わない求人が送られてきたら、その旨について担当者に連絡してください。それでも自分に合った求人が届かない場合は、転職エージェントの担当者変更を申し出るか、ほかの転職エージェントと面談をして自分に合うエージェントを見つけることをおすすめします。

4.書類添削・面接対策

気になる求人を見つけたら、応募する前に転職エージェントに連絡し、書類の添削を依頼してください。

転職エージェントはすべて無料で利用でき、書類の添削から面談、入社時期交渉や年収交渉まで行ってくれます。第三者となる転職エージェントがやってくれるので、転職活動をストレスなく効率的に行えるのがメリットです。

履歴書や職務経歴書を作成したら転職エージェントに添削してもらい、問題なければ応募してもらってください。また、不安であれば面接対策なども行ってもらえるので「面接対策をしてほしい」と伝えてください。

過去にどんな質問をされたのか、どんな人が内定したかなど、詳細に教えてもらえるので、詳しく聞いて面接の対策をしていってください。

面接でどんなことを話せばいいかについては「【転職面接編】面接では“実績のスゴさ”より“プロセスの中身”を語れるー転職面接で見ている3つのポイントとはー」を合わせて読んでみてください。

5.企業との面接・内定

書類選考を通過すると企業との面接になります。

マイナビの調査では、転職希望者の応募社数平均は8.4社なので、とにかく数多くの企業に応募して面接を受けることをおすすめします。場数をこなすことで面接にも慣れていきます。

面接の結果については転職エージェントから連絡がきます。面接が終わったあとに不安であれば転職エージェントに連絡し、企業側へ印象の確認をしてもらうこともおすすめです。

「緊張してうまく話せなかった」「思ったように伝えられなかった」など、面接で感じたことを素直に転職エージェントに伝えておくと、転職エージェントが企業側にその旨を連絡してくれます。このやり取りをしておくことも転職活動における大切なポイントです。

無事内定となれば、転職エージェントを通じて年収交渉を行って転職活動は終了となります。

失敗しない転職エージェントの選び方

転職エージェントを利用する上で気をつけるべきポイントについてお伝えします。

1.教育制度が整っている企業のエージェントから選ぶ

信頼できるかどうかに、教育制度の問題があります。例えば、大手転職エージェントのdodaでは、入社から3カ月間充実した研修が設けられているため、エージェントの質がかなり担保されていると言えます。

ほかにも研修が充実していると感じるのがリクルートエージェントです。

もちろんこの2社以外にも、大手転職エージェントであれば基本的に教育制度が整っているため、信頼できる1つのポイントだと言えます。

2.転職エージェントを一挙に比較する

教育制度があるから100%信頼できるかというと、実は信頼できるエージェントを決めるには、もう一工夫が必要です。

その工夫とは、転職エージェントに複数登録し、一挙に比較して優秀なエージェントを探すことです。

※エージェントに限った話ではありませんが、教育制度が整っている企業でも、優秀な方もいれば成績が悪い方もいます。これは、転職エージェントにも同じことが言えます。そこで、一気に登録して一挙に比較する工夫が必要なのです。

例えば、車や物件の購入を行うときには、複数の業者で見積もりを確認して一番条件の良い見積もりで購入・交渉を進めることが多いですよね。転職も同様で、今後の人生を左右する転機なので、複数の転職エージェントを一挙に比較して、一番優秀なエージェントと転職を進めていくことが転職成功へのコツになります。

3.信頼できる転職エージェントを選ぶ

最後に「信頼できるエージェントの3つの特徴」を説明していきます。

  • 連絡スピードが早い
  • 求人を的確に選んでくれる
  • 職務経歴書・模擬面接を丁寧にしてくれる

信頼できる転職エージェントは、連絡スピードが早く転職希望者の質問に対してすぐに連絡をしてくれます。また、求人を的確に選んでくれるので入社後も満足できる転職を行うことが可能です。そして、職務経歴書や模擬面接を丁寧にしてくれる方であれば、書類選考や面接の通過率が格段にアップします。

評判の悪い転職サイト・エージェントの見極め方

評判の転職エージェントの見極め方をご紹介します。

1.転職相談で求人紹介しかしてこない

まず転職相談の段階でろくにキャリア相談にも乗ってくれず求人紹介しかしてこない転職エージェントはダメな転職エージェントの典型的な例です。あなたに合った求人を紹介してくれる可能性はとても低いです。

2.大量の求人を紹介してくる

大量に求人を紹介してるだけの転職エージェントもダメです。「数打てば当たる」と大量の求人情報を送り付け、運よく転職が決まったたら儲けものと思っている成功報酬目当てのエージェントです。こういう転職エージェントの送ってくる求人は質が悪いことが多いのでやめておいた方が良いです。

3.転職しましょうとしつこく言われる

転職しようか迷っているあなたに根拠もなく転職をゴリ押ししてくる転職エージェントも、成功報酬目当ての可能性が高く、親身になってくれる可能性も低いためやめておいた方がいいです。

4.企業の質問をしてもわからないことが多い

優秀な転職エージェントほど企業の内部情報にも精通しているはずです。企業に関する質問をしてもわからないことが多いような転職エージェントの紹介してくる求人情報は信用性に欠けます。

5.受かりやすい求人しか紹介しない

明らかにあなたの経歴とマッチしていて必ず通過できそうな求人ばかり紹介してくるエージェントもNGです。優秀な転職エージェントはあなたの経歴から潜在的な能力を見出し、一見チャレンジに見えるけども、あなたの能力を活かせる企業をマッチングしてくれます。そういった転職エージェントは企業からの信頼も厚く、「この人の紹介なら」と通過率も高くなります。

6.連絡スピードが遅い

連絡が遅い転職エージェントは論外です。転職において求人情報は不動産と一緒で日々発生しまた同時に採用が決まりなくなってしまいます。いかにより良い条件の求人をライバルよりも早くおさえれるかが肝心な転職活動で連絡スピードが遅い転職エージェントには任せてはいけません。

おすすめの転職エージェント

転職サイトを利用しない場合、転職エージェントを利用してみてください。下記におすすめの転職エージェントをご紹介します。また、転職サイト記事も合わせてご覧ください。

1:doda転職エージェント

doda

口コミ:doda 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:238,382(2024年4月24日現在)
求人数増減:-76(先週比↓down)
【公式サイト】https://doda.jp/

おすすめ転職エージェントの一番手は『doda転職エージェント』です。

doda転職エージェントは、幅広い業界の求人情報を扱う業界大手の転職エージェントで、dodaのみに掲載されている求人も多く、求人数はリクルートエージェントに次いで多いです。

初めての転職であっても、キャリアアドバイザーのサポートを受けながら応募書類を作成することができ、面談のフォローなども手厚くしてくれます。最近ではCMでもよく目にします。

業界大手の転職エージェントとあって大きな不満はなく、業界最大数の求人を保有しているので登録しておくことをおすすめします。

出典:公式サイト

2:リクルートエージェント

リクルートエージェント

口コミ:リクルートエージェント 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
公開求人数:386,538(2024年4月24日現在)
求人数増減:+3,233(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.r-agent.com/

次におすすめする転職エージェントは『リクルートエージェント』。

業界最大手の転職エージェントであるリクルートエージェントは、エージェントとの面談の日程調整がしやすく、土日でもしっかり対応してくれます。また、掲載されている求人の質の高さや、面接後のフォローなどの満足度が非常に高い転職エージェントです。

また、リクルートエージェントは非公開求人を大量に保有しています。転職サイトにはない求人を選択できるので、転職サイトと転職エージェントを合わせて利用することをおすすめします。

リクルートエージェントの評判については「【口コミ】リクルートエージェントは実際どうなのか?口コミと評判を調べてみた」でご紹介しています。

出典:公式サイト

3:パソナキャリア

パソナキャリア

口コミ:パソナキャリア 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:35,809(2024年4月24日現在)
求人数増減:+442(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.pasonacareer.jp/

おすすめ転職エージェントの3つ目は『パソナキャリア』。

パソナキャリアは、オリコン顧客満足度調査で「転職エージェント部門4年連続1位」を獲得しているユーザー満足度の高い転職エージェントです。

パソナキャリアの転職エージェントは、業界ごとや職種ごとに専門のキャリアアドバイザーが担当してくれるので、あなたに合ったサポートが受けられます。また、東京だけでなく、全国に拠点があるため、大阪や名古屋のオフィスでも面談や転職相談が受けられます。

人材業界で約40年続けているだけあって、求人企業とのネットワークが強いのでおすすめです。

出典:公式サイト

4:マイナビエージェント

マイナビエージェント

口コミ:マイナビエージェント 評判を確認

おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/

4つ目におすすめする転職エージェントは『マイナビエージェント』。

マイナビエージェントは「20代に信頼されている転職エージェント」として人気があります。転職エージェントの担当者がキャリアの悩みに一つ一つ丁寧に答えてくれるので、初めて転職する方でも安心です。

また、企業担当にもつないでくれるので、職場の雰囲気など、求人票に載っていない情報も企業担当から直接知ることができます。面接前などに話を聞いておくと良いでしょう。

※マイナビのプロモーションを含みます
出典:公式サイト

5:type転職エージェント

type転職エージェント

口コミ:type転職エージェント 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:9,570(2024年4月24日現在)
求人数増減:-49(先週比↓down)
【公式サイト】https://type.career-agent.jp/

おすすめ転職エージェントの5つ目は『type転職エージェント』。

type転職エージェントは、主に関東エリアの都市部(東京・神奈川・埼玉・千葉)の求人に強い転職エージェントです。どの転職エージェントよりも手厚い転職支援サービスを行っています。

在籍しているキャリアアドバイザーは主にITやWeb、営業、販売・サービス、メーカーなどに強いため、業界を絞って転職活動を進めたい方におすすめです。

type転職エージェントは、キャリア相談から応募書類の添削・面接対策、入社にあたってのアドバイスなど、転職活動全般にわたってサポートを行ってくれるので、転職に慣れていない人にもおすすめです。

出典:公式サイト

ほかの転職エージェントが気になる人は【厳選】おすすめ転職エージェント15選も合わせてご覧ください。

転職サイトをおすすめしない口コミ

転職サイトをおすすめしない口コミは、SNS上でも多く見られます。ここではポジティブな口コミ、ネガティブな口コミを合わせて掲載します。

  • 転職サイトいいよ、エージェントは確かに一緒にやってくれたり代わりに申し込みしたりしてくれるけど、仕事中でもけっこう連絡してきてウザイからゆっくり探したいならあんまりおすすめしない

    出典:X(旧Twitter)

  • リクナビNEXT初めとした転職サイト 個人的な感覚だがDoDaはおすすめしない

    出典:X(旧Twitter)

  • 参考程度にはいんじゃない? 転職サイトからの転職はおすすめしないなあ

    出典:X(旧Twitter)

  • 看護師転職サイトは 私はおすすめしない(n回目 情報収集くらいにして 本気にはしない方がいい でも病んでてなんにも手が付けられない時は全部やってくれるからおすすめ その代わりホワイトを紹介してくれるとは限らない! 使うなら、看護ルー、ナース人材バンク、マイナビがおすすめかなぁ

    出典:X(旧Twitter)

  • フリーター・ニート・既卒からの就職を考えている方は、「20代特化型」転職エージェントを使うべき。例えば、就職カレッジやハタラクティブがノウハウが豊富なのでおすすめ。逆に、ハローワークや転職サイトからの求人応募は、おすすめしない。理由は単純で、ブラック求人を見分けることが難しいから。特にハローワークは企業が無料で求人掲載できるので、人材採用にコストをかけたくない場合、都合が良い。

    出典:X(旧Twitter)

  • 株式会社プレアデスって転職サイトほんと対応悪いからおすすめしない

    出典:X(旧Twitter)

  • 仕事柄、色々な転職サイトに登録しないといけないのだが、真面目に実年収登録しているのに年収半減する求人をおすすめされたり、そんなスカウトが届いたりする。 そのスカウトが実を結ぶことなどほぼないだろうに、さすがのワイも生産性の低さに脱帽。

    出典:X(旧Twitter)

  • 未経験でもアウトソーシングはおすすめしない。転職サイトで未経験のエンジニアで条件検索してみると1番多いのが、アウトソーシング。アウトソーシングは、人材派遣業だから、社員が多く入社して派遣するほど儲かる仕組みになっている。だから入社の難易度が低い。派遣先も営業の方の実力次第で、

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  • 実は数年前まで 栄養士向けの転職サイト(転職エージェント)否定してたんですよ。 自分のサイトでもおすすめしない!って言ってたんです。 前はほとんど委託求人しかないし、栄養士向けのサイトはついでに運営しているふしがあったので ただ最近は質の良い求人も増え、どこも本気で運営し始め競合

    出典:X(旧Twitter)

  • * 転職失敗を避けるために使うべき転職エージェント 転職サイトのみでは企業の実態把握は不可能。後悔しないためにも、就職エージェントに残業時間などの確認をすることが絶対です 仕事を辞めたい、辞めた22卒21卒20卒の第二新卒・既卒就活フリーターの方にもおすすめです 

    出典:X(旧Twitter)

  • 転職エージェントをおすすめしていますが、エージェントに自分にあった案件が無い場合があります。そういう時は仕方ないので転職サイトを利用するしか無いですが、その場合でも妥協はしない方向で探して欲しいです。納得出来ない転職は避けて欲しいですから。

    出典:X(旧Twitter)

  • 看護師の転職サイトを紹介しているブロガーがたくさんいますが、個人的にはおすすめしない。 そこを通して馬鹿でかい仲介手数料わ払ってでも雇いたいところはブラックの可能性大だからです。

    出典:X(旧Twitter)

  • 転職するなら転職サイトから探すのはいいけどエージェントは基本的に紹介・採用によるマージンが受け取れる企業の紹介がメインになるからエージェントの使用はおすすめしない

    出典:X(旧Twitter)

  • 転職サイトは求人掲載することがビジネスとなるので、応募することはおすすめしない。転職支援してくれるのは、転職エージェント。転職サイトはニーズのマーケティングに使うのがベスト。良い求人があっても、転職エージェントに持ち込んで紹介してもらうほうが良い。①情報が得られる②推薦される

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  • 20代でノースキルなら、UZUZを使うのも選択肢の1つ。ハロワや転職サイトはおすすめしない。ニートにはニートの戦い方がある。それがニート特化型転職エージェントを使い倒すこと。転職エージェントにゴリ押しされてはいけない。あくまでも、あなたが主導で。

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  • なんかやりたくてやってる…ではないなら、仕事変更はあり。ただそれを安易に勧めはしないな…。 あと転職サイトとか、ブログはそれで利益出すので結論≒転職!になりがちなのでそれだけ信じるのマジにおすすめしない。

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  • 転職サイトでいつも目に止まる条件は、自分の価値観に繋がってる。 勤務地ばっか見る人は、好きな場所で働けることが大切、とか。 軸のないまま、なんとなく転職サイトをみて転職活動するのは、効率が悪いからおすすめしないけど🤞 #転職

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  • 転職サイトから応募できるがおすすめしない。企業は「正式な」履歴書と職務経歴書の提出を求める。そこまでいかない応募者は年齢や学歴で不採用となる場合がある。転職エージェントであれば、スキルはもちろん性格について推薦状に書かれているので有利なのは自明の理。

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  • 就職も、自分で探したわけではないから、どうやったら転職できるか、よくわからない。転職サイトあたりを見るのは、おすすめしない、となっているが、正直、人生半世紀すぎたような人材を募集しているような案件を、探し方もわからないままでは、見つけようがないしなあ。

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  • 転職サイトとかで転職先を探すレベルなら、転職はおすすめしないよー

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  • 転職サイトに書くのは良いけど 転職サイトで職を探すのは僕はおすすめしないかな アレは上辺だけのばかり

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  • 転職したい人にお知らせするね。 面倒かもしれないけど、転職サイトを利用した転職はおすすめしないよ。あなたは知らないかもしれないが企業は転職に対する成功報酬を転職サイトに払うからね。 あなたの価値+100万円ぐらいの価値がないと転職サイトから採用出来ないよ。

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  • 転職サイトでの継続的な案件チェック、エージェントへの定期的なコンタクトはおすすめ。転職しやすいタイミングは存在するので、確認しておかないと行きたい業界・企業が積極採用するようなチャンスを逃すこともある。結局は需要と供給なので、相手が欲しがる時期を認識しないと、自分は売れません。

    出典:X(旧Twitter)

  • ユーザー調査を進める中で、転職サイトよりエージェントのほうが満足度が高い傾向がある。 理由の一つが求人のレコメンド(おすすめ)機能。 転職サイトはノイズ(意図しない求人)がどうしても入るが、AGの場合よっぽどクソ担当じゃない限り起こりづらい。AIが人間にまだまだ敵わない分野の一つ。

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  • ・転職活動するならよほどお金に余裕がない限り今の仕事は辞めないで ・いきなり転職サイトに登録するとやった気になるのでおすすめしない ・今の業務の棚卸ししとけ ・転職エージェントには三つくらい登録しとけ ・履歴書には絶対嘘を書くな ・求人に嫌な内容を見たら、メリットで打ち消せるか見て

    出典:X(旧Twitter)

  • 転職は応援するけど、転職サイトはおすすめしないよ! サイト使って、その転職先に受かるとその転職サイト会社に莫大なお金が転職先から払われるから 転職先がお金をくれるところばかりおすすめされるかも。。。最後のは私の想像だけどね

    出典:X(旧Twitter)

  • 転職サイトがおすすめしか言ってないとこはむやみに信用しない! まずは 自分の働き方・転職する分野を考える 自分の希望に見合う求人が 転職サイトに掲載されてたら登録 (サイトによって求人が違うから複数登録もおっけー!) もしくは自分で直接アポ取る勇気があれば、病院・企業へ連絡

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  • 転職サイトのエージェントに「希望年収1000万円はちょっと。。。下げれません?」って言われたんだけど、希望年収って項目なんだから希望書くの当然では?ってスタンスで話をするんだけど普通に呆れられたからあんまりおすすめしない。

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  • 私、転職サイト、相当利用しましたけど、信じられるまともなのはビズリーチだけでした! リクナビ、マイナビ、エンジャパン、デューダ、かなり試しましたけど… 絶対他人にはおすすめしないかなぁ 基本、毎回募集してるところはブラックですね あの方と繋がれるといいですね! 若さは武器になります😊

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  • 採用されるか→現職続けながらやれば不安は減るよ。基本的に現職辞めて転職はおすすめしない。 タイミング→たしかに忙しい時期だから難しそう。でも新卒と違って転職サイトに登録すればエージェントが会社とやり取りしてくれるし、面接もwebだからハードル低いと思うよ!同業か他業かでも時間は変わる

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  • 一度成功体験をだな、、、 とりあえず急ぎすぎなくて良いから期日を決めるのが良いかもね 最終的な経路としてはおすすめしないけどエージェントがつく転職サイトひとつ登録したらよいかも三ヶ月くらいしか一緒にやってくれないらしいから。

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  • SwitchとPS4揃えるくらいは使っても大丈夫(ゴミ) ちなみに転職サイト、dudaとリクナビNEXTは面談しないとめちゃくちゃ電話かかってきて鬱陶しいんでおすすめしないです

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  • いろいろ言われてるけど、年齢とか職種にもよるけど転職サイトをつかうことは短期的にはあまりおすすめしない。いまは良い転職エージェントがたくさんある。 良いというのは日程調整が楽になることと、再就職手当の受給条件に適うとか。この手のは物の本にはあまり書いてない。(RT)

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  • 転職サイトは定期的にメール送ってきて滅茶苦茶ウザいからおすすめしない

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  • 登録したままはあんまおすすめしないなあ。サイトによるかもだけど少しでも希望条件を転職サイト側に把握されてると延々とこんな仕事どうですか!ってすすめてくるし。僕は決まってしばらくしてメール来た時退会手続きした上で、お世話になりましたお陰様で決まりましたありがとうございました

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まとめ

転職サイトはおすすめしないとお伝えしてきました。転職を考えている人は転職エージェントも合わせて利用してみてください。

初めて転職をする人や、書類の添削・面接対策をしてほしい人、自分では見ることのなかった求人を出してほしい人は転職サイトよりも転職エージェントを利用してみてください。

繰り返しにはなりますが、転職エージェントもうまく利用することで、あなたにとって力強い味方となってくれます。

転職は人生の大きなターニングポイントなので、本記事でお伝えした転職サイトと転職エージェントに関する知識を参考にしながら、転職活動を行ってもらえたらと思います。

執筆者・監修者のmotoについて

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戸塚俊介。1987年長野県生まれ。地方ホームセンターやリクルート、ベンチャー企業など6回の転職を経験後、転職メディアを上場企業へ売却。現在は「転職アンテナ」を運営するmoto株式会社およびHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)の代表取締役。著書は『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)、YouTubeチャンネルは『motoの転職チャンネル』がある。

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