
この記事では、これまでに5回の転職を経験したmotoが、転職エージェントの初回面談で聞かれること、事前準備、当日の伝え方についてご紹介します。
転職エージェントとの面談は、選考ではありません。担当者があなたの経歴や希望条件を確認し、どの求人を紹介できるかをすり合わせる場です。
ただし、何も準備せずに参加すると、紹介される求人が希望とズレることがあります。面談前に「転職理由」「希望条件」「今後の働き方」を言葉にしておくことで、担当者から出てくる求人の質が変わります。
本記事を監修しているmotoは、転職やキャリアに関する知見を発信し、Forbes JAPANや日経ビジネスなどのメディアに取り上げられています。
X(旧Twitter)@moto_recruitのフォロワー数は12万人を超え、著書『転職と副業のかけ算』はAmazon総合ランキングで1位のベストセラーとなりました。
motoのキャリアやこれまでの実績についてはプロフィールページをご覧ください。
転職エージェントの面談で聞かれること
転職エージェントの初回面談で聞かれることは、主に次の6つです。
- これまでの職務経歴・仕事内容
- 転職を考えた理由
- 希望する業界・職種
- 年収、勤務地、働き方などの希望条件
- 現在の転職活動状況
- いつごろ転職したいか
面談の目的は、担当者があなたを審査することではなく、紹介できる求人の方向性を決めることです。とはいえ、担当者は企業へ推薦する立場でもあるため、経歴や希望条件だけでなく、受け答えの丁寧さや転職への温度感も見ています。
面談では、転職理由をきれいに言い換えすぎる必要はありません。「残業時間を減らしたい」「年収を上げたい」「上司と合わない」などの本音も伝えてください。ただし、不満だけで終わらせず、「次の職場では何を変えたいのか」まで話すと、担当者が求人を選びやすくなります。
転職エージェントの面談までに準備しておくこと
転職エージェントとの面談前には、履歴書と職務経歴書を用意しておきましょう。完成度は高くなくても構いませんが、職務内容、実績、希望条件が空欄だと、面談の大半が情報整理で終わってしまいます。
あわせて、気になる求人を2~3件ほど見ておくのもおすすめです。求人票を見ながら「この条件は合う」「この仕事内容は違う」と伝えると、担当者が希望のズレをつかみやすくなります。
1.履歴書
転職エージェントの登録や面談では、履歴書の提出を求められることがあります。一般的なフォーマットで問題ありません。作成に迷う方は、リクルートエージェントやdodaなどの履歴書作成ツールを使うと作りやすいです。
対面面談で履歴書を持参する場合は、写真の有無も確認してください。オンライン登録で写真データをアップロードするケースもあるため、登録した転職エージェントの案内メールを見ておきましょう。
2.職務経歴書
職務経歴書は、面談で最も使われる書類です。担当者は職務経歴書を見ながら、どの経験を企業にアピールできるか、どの求人なら紹介できそうかを判断します。
最初から完璧に作る必要はありません。担当業務、実績、使用ツール、マネジメント経験、改善したことなどを書き出しておき、面談で担当者に添削してもらってください。職務経歴書の書き方については『転職の専門家が教える“戦略的”職務経歴書の書き方(無料テンプレート付)』をご覧ください。
3.希望条件の優先順位
面談前に、希望条件をすべて決め切る必要はありません。ただ、年収、勤務地、働き方、仕事内容の中で「譲れない条件」と「できればかなえたい条件」は分けておきましょう。
希望条件が多すぎると、紹介される求人が少なくなることがあります。求人を比べるなら、まずは上位2~3個の条件を担当者に伝え、残りは求人を見ながら調整してください。
4.担当者に聞きたいこと
面談では、担当者に聞きたいことも準備しておくと話が深まります。例えば、今の経歴で狙える年収帯、未経験職種へ応募できる可能性、求人票だけでは分からない社風、面接で見られやすい点などです。
担当者に任せきりにするより、こちらから質問した方が、求人紹介の意図も確認できます。気になる求人がある場合は、応募前に「なぜこの求人を紹介したのか」を聞いてください。
転職エージェントの面談時の服装と髪型
転職エージェントとの面談は、企業の採用面接ではないため、服装は基本的に自由です。スーツでも私服でも構いません。
ただし、面談相手は企業へあなたを推薦する担当者です。Tシャツ、短パン、部屋着のようにラフすぎる服装は避け、オフィスカジュアル程度に整えておくのがおすすめです。女性の場合も、男性の場合も、清潔感があり、仕事の話をする場に合う服装を選んでください。
オンライン面談でも、上半身だけは画面に映ります。カメラの位置、背景、照明、マイク音声も確認しておきましょう。髪型は派手に整える必要はありませんが、顔が見えにくい髪型や寝ぐせが目立つ状態は避けてください。
転職エージェントとの面談方法
転職エージェントとの面談方法は、電話、オンライン、対面の3つです。最近はオンライン面談が増えていますが、サービスや担当者によって対応方法は異なります。
1.電話面談
電話面談は、短い時間で現在の状況を伝えたい方に向いています。通勤前後や昼休みに話せる一方で、資料や求人票を見ながら細かく確認しにくい点があります。
電話で面談する場合は、職務経歴書やメモを手元に置き、紹介された求人名や次の対応をその場で書き留めてください。
2.オンライン面談
オンライン面談は、ZoomやGoogle Meetなどを使って行われます。画面越しに求人票を見ながら話せるため、仕事内容や条件の確認を進めやすいです。
スマホでも参加できるサービスはありますが、求人票や職務経歴書を見ながら話すならPCの方が便利です。接続URL、開始時間、カメラ・マイクの設定は面談前に確認してください。
3.対面面談
大手転職エージェントの場合、オフィス内の面談スペースで対面面談を行うことがあります。初めての転職で細かく相談したい方や、担当者の反応を見ながら話したい方には対面も合います。
ただし、対面だから良い求人が必ず出るわけではありません。移動時間がかかるため、求人紹介や職務経歴書の添削など、面談で何を相談したいかを決めてから参加しましょう。
転職エージェントの面談の流れ
転職エージェントとの面談は、一般的に下記の流れで進みます。
1.自己紹介をする
最初に、担当者からサービスの特徴やサポート内容の説明があります。その後、あなたの現在の仕事、転職を考えた背景、相談したいことを簡単に伝えます。
ここでは、話をきれいにまとめすぎる必要はありません。「初めての転職で進め方が分からない」「求人を見ても判断できない」「年収を上げたいが相場が分からない」など、今の状態をそのまま伝えてください。
2.職務経歴・仕事内容を伝える
履歴書・職務経歴書をもとに、これまでの仕事内容を確認します。担当者は、企業に推薦できる経験やスキルを探しながら質問してきます。
- 現在の仕事内容
- これまでの実績
- 使っているツールや資格
- 担当してきた顧客やプロジェクト
- マネジメント経験の有無
実績を大きく見せる必要はありません。数字で言える実績があれば伝え、数字にしにくい仕事は「どんな役割を任されていたか」「何を改善したか」を話してください。
3.転職理由を伝える
次に、転職理由や退職を考えたきっかけを聞かれます。ネガティブな理由でも、面談では正直に伝えて構いません。
ただし、「上司が嫌だった」「会社が合わなかった」だけで終えると、担当者も求人を選びにくくなります。「次は残業時間を月20時間以内にしたい」「評価制度が明確な会社を見たい」「営業から企画寄りの仕事に移りたい」など、次の希望に置き換えて話しましょう。
4.転職先の希望条件を伝える
転職先に求める条件を整理します。すべてを満たす求人は限られるため、優先順位をつけて伝えるのがポイントです。
| 職務内容 |
|
| 年収 |
|
| 働き方 |
|
| 職場環境 |
|
希望条件を伝えるときは、譲れない条件を先に伝えてください。例えば「年収は現年収以上」「勤務地は首都圏」「リモート可」などです。担当者が求人を探す基準を持てるようになります。
5.求人を紹介してもらう
ヒアリングが終わると、担当者から求人を紹介されます。求人票に書かれている仕事内容や条件だけでなく、選考で見られる点、過去に内定した人の傾向、社風などを聞けることもあります。
紹介された求人に必ず応募する必要はありません。興味がない求人を断る場合は、「年収が合わない」「勤務地が遠い」「仕事内容が現職と変わらない」など、合わない理由を伝えてください。その理由が、次の求人紹介の精度につながります。
6.今後の流れを確認する
最後に、今後の求人紹介、応募、書類添削、面接対策、入社時期の調整などの流れを確認します。
面談後に何をすればよいか分からないまま終えないように、次の連絡日、応募する求人、修正する書類、担当者への返信方法を確認してください。連絡手段はメール、電話、LINEなど、使いやすい方法を希望しておきましょう。
転職エージェントの面談で確認すべきこと
面談では、担当者から聞かれることに答えるだけでなく、こちらからも質問してください。特に確認しておきたいのは、次の6つです。
1. 転職理由の伝え方
転職理由は、企業面接でそのまま話すとマイナスに見えることがあります。面談では本音を伝えた上で、応募先企業にはどう伝えるべきかを担当者に相談してください。
例えば「残業が多い」は「限られた時間で成果を出せる環境に移りたい」、「年収が低い」は「成果や役割に応じて評価される環境を見たい」といった伝え方に変えられます。
2. 希望する業界・職種の現実感
希望する業界や職種がある場合は、今の経歴で応募できる求人があるかを確認してください。未経験職種へ挑戦したい場合も、応募できる求人、年収が下がる可能性、選考で見られる経験を聞いておきましょう。
希望が固まっていない方は、「現職の経験を活かせる求人」と「未経験でも狙える求人」を分けて出してもらうと、比較しながら方向性を決められます。
3. 自分のスキルや強み、実績
自分では当たり前だと思っている仕事でも、転職市場では評価されることがあります。面談では、担当者に「この経歴で評価されやすい点はどこか」を聞いてください。
アピールする実績がないと感じる方も、担当業務、任された範囲、改善したこと、社内で頼られていたことを書き出しておくと、担当者が職務経歴書に使える表現へ整理してくれます。
4. 現在の年収・希望年収
現在の年収は、源泉徴収票や給与明細をもとに確認しておきましょう。希望年収は、最低ラインと希望ラインを分けて伝えるのがおすすめです。
年収交渉は転職エージェントが企業側と行ってくれることがあります。ただし、希望年収を高く伝えれば必ず通るわけではありません。担当者には、現在の年収、希望年収、年収以外で譲れる条件をセットで伝えてください。
5. 転職活動状況
すでに他の転職サイトや転職エージェントを使っている場合は、応募済み企業や選考状況を共有してください。複数のエージェントから同じ企業へ応募すると、企業側にもエージェント側にも確認の手間が発生します。
現職に残る可能性がある場合も、最初に伝えて構いません。今すぐ転職するのか、良い求人があれば動くのかで、担当者の提案内容は変わります。
6. 転職を希望する時期
転職希望時期は、求人紹介や選考スケジュールに関わります。「できるだけ早く」「半年以内」「良い求人があれば」など、現時点の温度感を伝えてください。
急ぎで転職したい方は、退職までに必要な期間、面接に使える曜日、入社可能日を確認しておきましょう。担当者が企業側と日程調整をしやすくなります。
転職エージェントの面談を成功させるポイント
転職エージェントは、会社の規模や得意領域によって面談の進め方が違います。ここではタイプ別に、面談で意識したいポイントをご紹介します。
1.総合型大手転職エージェントとの面談ポイント
「まずは求人を広く見たい」と考える方や、初めて転職する方には、doda転職エージェント、リクルートエージェント、パソナキャリアなどの総合型大手転職エージェントが合う可能性があります。
1:doda転職エージェント

口コミ:doda 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:30万件以上(2026年6月29日現在)
【公式サイト】https://doda.jp/
出典:公式サイト
2:リクルートエージェント

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おすすめ度:★★★★★
公開求人数:760,000(2026年6月29日現在)
求人数増減:±0(先週比→keep)
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
出典:公式サイト
3:パソナキャリア

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おすすめ度:★★★★・
公開求人数:51,689(2026年6月29日現在)
求人数増減:+253(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.pasonacareer.jp/
出典:公式サイト
【面談を成功させるポイント】
総合型大手転職エージェントでは、求人を広く出してもらい、比較しながら自分の希望を固める使い方がおすすめです。
面談では「年収はXXX万円以上、勤務地はXX、業界はXXとXX、職種はXXとXX」のように、検索条件を広めに伝えてください。最初から業界や職種を絞り込みすぎると、見られる求人が少なくなります。
紹介された求人は、興味の有無で仕分けていきましょう。「仕事内容は良いが勤務地が合わない」「年収は良いが職種が違う」など、合う点と合わない点を担当者へ返すことで、次に出てくる求人が現実に近づきます。
2.中小転職エージェントとの面談ポイント
志望企業や業界がある程度決まっている方、2回目以降の転職者には、type転職エージェント、Geekly(ギークリー)、プロフェッショナルバンクなどの中小規模の転職エージェントが合うことがあります。
1:type転職エージェント

口コミ:type転職エージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:11,549(2026年6月29日現在)
求人数増減:-164(先週比↓down)
【公式サイト】https://type.career-agent.jp/
出典:公式サイト
2:Geekly

口コミ:Geekly(ギークリー) 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:37,964(2026年6月29日現在)
求人数増減:-48(先週比↓down)
【公式サイト】https://www.geekly.co.jp/
出典:公式サイト
3:プロフェッショナルバンク

口コミ:プロフェッショナルバンク 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
【公式サイト】https://www.pro-bank.co.jp/
出典:公式サイト
【面談を成功させるポイント】
中小転職エージェントは、求人を大量に出すより、特定の企業や職種に絞って提案してくることがあります。面談では、紹介された求人に対して「受ける・受けない」だけでなく、その理由まで伝えてください。
「この企業は興味があるが、年収条件が合わない」「この職種なら応募したいが、勤務地は変えたい」など、判断の理由を返すと、担当者も企業への推薦や条件交渉を組み立てやすくなります。
特別感のある非公開求人を紹介されることもありますが、求人の希少性だけで判断しないでください。仕事内容、選考難易度、年収、入社後の役割まで確認してから応募しましょう。
3.スカウト型転職エージェントとの面談ポイント
「今すぐ転職するかは決めていないが、良い求人があれば見たい」という方は、ビズリーチ、リクルートダイレクトスカウト、doda Xなどのスカウト型サービスを使う方法もあります。
1:ビズリーチ

口コミ:ビズリーチ 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:207,399(2026年6月29日現在)
求人数増減:+6,618(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp/
出典:公式サイト
2:リクルートダイレクトスカウト

口コミ:リクルートダイレクトスカウト 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:596,131(2026年6月29日現在)
求人数増減:+2,790(先週比↑up)
【公式サイト】https://directscout.recruit.co.jp/
出典:公式サイト
3:doda X

口コミ:doda X 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:112,135(2026年6月29日現在)
求人数増減:+364(先週比↑up)
【公式サイト】https://doda-x.jp/
出典:公式サイト
【面談を成功させるポイント】
スカウト型サービスでは、転職への温度感をはっきり伝えてください。「今すぐ転職したい」「半年以内に動きたい」「条件が合えば話を聞きたい」で、担当者からの提案は変わります。
曖昧なまま面談すると、長期的なキャリア相談だけで終わることがあります。求人を見たいなら「今紹介できる求人を見たい」「年収XXX万円以上で比較したい」と伝えてください。
スカウト型では、ヘッドハンターや担当者によって得意業界が違います。面談では、担当者がどの業界・職種に強いのか、どの企業とのつながりがあるのかを確認しておきましょう。
4.特化型転職エージェントとの面談ポイント
同業界での転職や専門職の転職を考えている方には、JACリクルートメント、コトラ、ムービンなどの特化型転職エージェントが合う可能性があります。
1:JACリクルートメント

口コミ:JACリクルートメント 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:57,678(2026年6月29日現在)
求人数増減:+330(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.jac-recruitment.jp/
出典:公式サイト
2:コトラ

口コミ:コトラ(KOTORA) 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:39,386(2026年6月29日現在)
求人数増減:+166(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.kotora.jp/
出典:公式サイト
3:ムービン

口コミ:ムービン 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:3,897(2026年6月29日現在)
求人数増減:+46(先週比↑up)
【公式サイト】https://www.movin.co.jp/
出典:公式サイト
【面談を成功させるポイント】
特化型転職エージェントでは、業界経験や専門スキルの確認が細かくなります。面談前に、担当してきた業務、扱った商材、顧客層、実績、転職後に伸ばしたい経験を整理しておきましょう。
担当者自身が業界出身者の場合、求人票には出ていない採用背景や面接で見られる点を聞けることがあります。面談では、担当者の過去の担当領域や得意な企業群も確認してください。
紹介された求人が希望と違う場合は、感覚的に断るのではなく、「職種が違う」「事業フェーズが合わない」「年収レンジが足りない」など、理由を具体的に返しましょう。
転職エージェントの面談で絶対にやってはいけないこと
転職エージェントの面談では、担当者との関係性も求人紹介に影響します。ここでは、面談で避けたい行動をご紹介します。
1.面談の約束や期限を守らない
遅刻、無断キャンセル、書類提出の遅れは、担当者からの見え方を悪くします。企業に推薦する候補者として、日程や期限を守れるかも見られているためです。
やむを得ず予定を変更する場合は、分かった時点で連絡してください。連絡が早ければ、担当者も日程を組み直せます。
2.不満や愚痴だけを話す
本音を伝えることは必要ですが、不満や愚痴だけで面談が終わると、担当者は次の職場に求める条件を判断できません。
「残業が多い」と感じているなら、希望する残業時間や働き方まで伝えましょう。「社風が合わない」なら、どのような組織なら働きやすいと感じるのかまで話してください。
3.経歴や年収を詐称する
経歴、スキル、年収を実際より大きく見せるのは避けてください。求人紹介の前提がズレるだけでなく、選考中や入社後に問題になることがあります。
実績に自信がない場合は、嘘をつくのではなく、担当者に「どこを強みとして出せるか」を相談してください。
4.横柄な態度をとる
担当者に対して横柄な態度を取ったり、一方的に条件だけを要求したりすると、企業へ推薦しづらい候補者と見られることがあります。
転職エージェントは、あなたの代理として企業とやり取りします。希望ははっきり伝えつつ、連絡や受け答えは丁寧に行いましょう。このあたりについては『転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけない4つのこと』も合わせてご覧ください。
転職エージェントの面談における注意点
転職エージェントは、会社名だけで選ぶより、担当者との相性や得意領域も見てください。同じサービスでも、担当者によって求人の出し方や連絡頻度は変わります。
1.担当者への見え方も意識する
面談では、担当者が「企業に紹介できる人か」を見ています。服装や言葉遣いを過度に気にする必要はありませんが、時間を守る、質問に答える、連絡を返すといった基本は外さないでください。
担当者に好かれるためではなく、企業へ推薦してもらうための土台を作ると考えましょう。
2.本音は希望条件に変換して伝える
転職理由は本音で話して構いません。ただし、面談で話す本音は、担当者が求人を選べる形に変換する必要があります。
例えば「人間関係がつらい」なら、次はどのような職場環境を避けたいのか。「給与が低い」なら、最低いくらを希望するのか。ここまで伝えると、担当者は求人を絞り込めます。
3.他社転職エージェントの利用状況も伝える
複数の転職エージェントを使っている場合は、利用状況を伝えてください。他社で応募済みの企業を共有しておけば、同じ企業への重複応募を避けられます。
他社を使っていることを隠す必要はありません。むしろ、選考状況を共有することで、担当者が求人紹介のタイミングや応募企業を調整しやすくなります。
4.面談がめんどくさいと感じる場合
転職エージェントの面談がめんどくさいと感じる理由は、同じ説明を何度もする、電話が多い、求人紹介が希望と違う、といったものが多いです。
その場合は、職務経歴書と希望条件を先に送り、連絡方法も指定してください。「電話は出にくいのでメール中心にしたい」「求人は週1回まとめて見たい」と伝えれば、やり取りの負担を抑えられます。
面談対応が好評な転職エージェント
面談で相談しやすい転職エージェントを探すなら、求人数だけでなく、担当者の連絡頻度、書類添削、面接対策、求人紹介の理由まで確認してください。ここでは、面談の相談先として検討しやすい転職エージェントをご紹介します。
1:リクルートエージェント

口コミ:リクルートエージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:760,000(2026年6月29日現在)
求人数増減:±0(先週比→keep)
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
おすすめ転職エージェントの一番手は『リクルートエージェント』です。
リクルートエージェントは、幅広い業界・職種の求人を見たい方に向いています。初回面談では、職務経歴や希望条件を伝えた上で、どの求人を紹介できるかを確認してください。
大手転職エージェントは求人数が多い一方で、求人の幅も広くなります。紹介された求人をそのまま受け取るのではなく、「なぜこの求人を紹介したのか」「自分の希望条件のどこに合っているのか」を担当者に聞くのがおすすめです。
リクルートエージェントの評判については「【口コミ】リクルートエージェントは実際どうなのか?口コミと評判を調べてみた」でご紹介しています。
出典:公式サイト
2:doda転職エージェント

口コミ:doda 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:30万件以上(2026年6月29日現在)
【公式サイト】https://doda.jp/
次におすすめする転職エージェントは『doda転職エージェント』です。
doda転職エージェントは、求人紹介だけでなく、キャリアカウンセリング、応募書類の相談、面接前後のやり取りまで相談したい方に向いています。
面談では、希望条件を2~3個に絞って伝えると、求人を比較しやすくなります。初めての転職で方向性が固まっていない方は、「現職の不満」と「次に変えたいこと」を担当者に話してみてください。
出典:公式サイト
3:マイナビ転職エージェント

口コミ:マイナビ転職エージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/
3つ目におすすめする転職エージェントは『マイナビ転職エージェント』です。
マイナビ転職エージェントは、20代や若手層の転職相談で検討しやすい転職エージェントです。初めての転職で、職務経歴書の作り方や面接での伝え方から相談したい方に向いています。
面談では、希望条件だけでなく「どのような求人なら受けたいか」「どのような求人は避けたいか」も伝えてください。担当者が求人を出す基準を持ちやすくなります。
※マイナビのプロモーションを含みます
出典:公式サイト
転職エージェントの面談に関するよくある質問
転職エージェントの面談に関するよくある質問をまとめました。
Q:面談の服装はスーツがいいですか?私服でも大丈夫ですか?
A:スーツでも私服でも問題ありません。迷う方は、オフィスカジュアルを選んでください。オンライン面談でも、画面に映る上半身は仕事の話をする場に合う服装にしておきましょう。
Q:転職エージェントとの面談時間はどれくらいですか?
A:転職エージェントによりますが、60分~90分ほど見ておくと対応しやすいです。日程を決めるときに、所要時間を担当者に確認してください。
Q:転職エージェントとの面談は土日や平日夜でもできますか?
A:対応可否は転職エージェントや担当者によって変わります。平日夜や土日しか時間が取れない方は、登録後の連絡で希望時間を先に伝えてください。
Q:面談場所はどこになりますか?
A:面談場所は、電話、オンライン、転職エージェントのオフィスなどです。最近はオンライン面談も多いため、対面を希望する場合は対応できる拠点があるか確認してください。
Q:面談の当日キャンセルはできますか?
A:予定変更は可能ですが、分かった時点で早めに連絡してください。無断キャンセルは担当者からの印象を下げるため、メールでも電話でもよいので必ず連絡しましょう。
Q:転職エージェントの面談で泣いてしまったらどうすればいいですか?
A:泣いてしまっても、それだけで求人紹介が止まるわけではありません。退職理由や現職の悩みを話して感情が出ることはあります。落ち着いたら、「次の職場では何を変えたいか」を担当者に伝えてください。
Q:転職エージェントからの連絡がしつこい場合はどうしたらいいですか?
A:連絡頻度を下げたい場合は、希望する連絡方法と時間帯を伝えてください。「電話ではなくメール中心」「求人紹介は週1回まとめて」など、具体的に伝えると調整しやすくなります。
Q:転職エージェントを使わないで転職したい場合はどうしたらいいですか?
A:転職サイト、企業の採用ページ、スカウトサービス、知人紹介など、エージェント以外の方法もあります。転職エージェントが合わないと感じた場合には『転職エージェントは使わないほうがいい?エージェント以外の転職方法を徹底解説』をご覧ください。
まとめ
転職エージェントの面談で聞かれることは、職務経歴、転職理由、希望条件、活動状況、転職時期が中心です。初回面談では、きれいな回答を用意するより、担当者が求人を選べるだけの材料を渡すことを意識してください。
履歴書と職務経歴書は、完成度が高くなくても事前に用意しておきましょう。希望条件は、譲れない条件と調整できる条件に分けて伝えるのがおすすめです。
転職エージェントは、求職者の入社が決まった際に企業側から紹介手数料を受け取る仕組みで運営されています。そのため、担当者は求人紹介や入社をすすめてくることがあります。紹介された求人は、担当者の説明だけで決めず、仕事内容、年収、勤務地、働き方、選考難易度を自分でも確認してください。
※転職エージェントの裏事情記事を参照
担当者との相性が合わない場合は、担当変更を依頼しても構いません。面談では本音を伝えつつ、次の職場で何を変えたいのかまで話すことが、納得できる求人紹介につながります。
執筆者・監修者のmotoについて
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起業家・著述家(Wikipedia)。実名は戸塚俊介。広告・人材・IT業界など8社へ転職。副業でmoto株式会社を起業し、上場企業へM&A。現在はHIRED株式会社(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)代表取締役。著書:『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)

