
本記事は、転職の専門家であるmotoが、20代女性におすすめの転職サイトと転職エージェントを比較・ランキング形式でご紹介します。
転職を考えている、キャリアに悩んでいる、どの転職サイトや転職エージェントを使おうか迷っている20代女性の方は参考にしてみてください。
本記事を監修しているmotoは、転職やキャリアに関する知見を発信し、Forbes JAPANや日経ビジネスなどのメディアに取り上げられています。
Twitterアカウント(@moto_recruit)のフォロワーは12万人を超え、著書『転職と副業のかけ算』はAmazon総合ランキングで1位のベストセラーとなりました。
motoのキャリアやこれまでの実績についてはプロフィールページをご覧ください。また、20代向け転職サイト、全年代の女性向けおすすめ転職サイトや、総合転職サイト記事も合わせてご覧ください。
20代女性におすすめの転職サイト・転職エージェントはどこか?
20代女性の転職者におすすめの転職サイトと転職エージェントは下記の2つです。
■ 今より年収を上げて転職したい
→『リクルートエージェント』
■ さまざまな女性向け求人を見て転職したい
→『LIBZ(リブズ)』
転職サイトにはそれぞれ特徴があるので、おすすめの転職サイトは人によって異なります。しかし、多くの転職者が利用しているのが上記2つの転職サイト・転職エージェントです。
20代女性向けのどんな求人を探したいのか、どんな業界に転職したいかによって活用する転職サイトは変わってきます。
本記事では転職アンテナを利用した約30万人の転職者のデータをもとに、20代女性向けのおすすめ転職サイトと転職エージェントを10社選びました。口コミと合わせて参考にしてみてください。
20代女性におすすめの転職サイト・転職エージェントランキング
20代女性におすすめの転職サイト・転職エージェントをご紹介します。
20代女性におすすめの転職サイト・転職エージェント | |
---|---|
リクルートエージェント | 業界最大手のリクルートが運営する転職サービス |
doda転職エージェント | 求人が豊富でサポートも手厚い転職エージェント |
LIBZ(リブズ) | 女性の求人に特化した転職サイト |
マイナビエージェント(女性の転職) | 女性の求人に特化したマイナビが運営する転職エージェント |
type女性の転職エージェント | 女性向け求人(都市部メイン)が充実 |
パソナキャリア | 豊富な求人で全年代・職種に対応 |
エン転職 | 地方企業の求人を多く掲載 |
リクナビNEXT | 業界最大手の求人数を保有する日本最大の転職サイト |
doda Woman Career | 若手からミドルの女性向けの求人に強い |
マイナビ転職 | 首都圏だけでなく地方の求人も豊富に掲載している転職サイト |
1位:リクルートエージェント
口コミ:リクルートエージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:366,541(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
20代女性におすすめの転職サイト1位は『リクルートエージェント』。
人材業界最大手であるリクルートが運営する転職エージェントなので、20代女性でも安心して利用できます。
業界最大級である20万件以上の求人から転職先を探すことができるため、自分に合った企業を見つけることができます。また、他の求人サイトにはない非公開求人が全体の約90%を占めている点も特徴です。
また、リクルートエージェントにはエージェントレポートという企業レポートがあるため、企業のHPや求人情報ではわからない企業の社風や組織の事情などを知ることができます。
20代女性における育児休暇の取得率や復職率など、自分から聞きにくいこともエージェントを介して質問できるため、働き方を考えている女性におすすめです。
出典:公式サイト
2位:doda転職エージェント
口コミ:doda 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:188,850(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://doda.jp/
20代女性におすすめの転職サイト2位は『doda転職エージェント』。
人材会社大手のパーソルキャリアが運営する転職エージェントです。女性向けコンテンツ「Woman Career」に20代女性の求人が豊富に掲載されているため、求人を検索して応募するのがおすすめです。
dodaのスカウトサービスに登録しておくと、書類選考なしで面接が確約される「面接確約オファー」や非公開求人の「会員限定のオファー」が届くので、20代女性で現職が忙しい人はスカウトサービスも利用しておくことをおすすめします。
dodaは求人の量と質ともに20代女性に人気にある転職サイトなので、ぜひ登録してみてください。
出典:公式サイト
3位:LIBZ(リブズ)
口コミ:LIBZ(リブズ) 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:467(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://career.prismy.jp/
20代女性におすすめの転職サイト3位は『LIBZ(リブズ)』。
LIBZは年収400万円以上の正社員案件を厳選して紹介してくれる転職サイトです。
LIBZは「女性がワークライフバランスを大切にしながら活躍できる求人」をメインに扱っているため、働き方やキャリアを考えている20代女性におすすめです。
女性ならではの働き方に理解のある企業からのスカウトやオファーも多く届くため、転職を機にキャリアアップを目指したい20代女性や、スキルや経験を活かしたい20代女性におすすめの転職サイトです。
求人はリモートワークやフレックス勤務といった柔軟な働き方に対応している企業が多いので、柔軟な働き方を求める20代女性の方にもおすすめです。
出典:公式サイト
4位:マイナビエージェント(女性の転職)
口コミ:マイナビエージェント(女性の転職) 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/womanwill/
20代女性におすすめの転職サイト4位は『マイナビエージェント(女性の転職)』。
マイナビエージェントは人材業界大手のマイナビが運営する転職エージェントです。マイナビは看護師向け転職サイトや、IT特化型転職エージェントなど、さまざまな特化型の転職サイトを運営しています。
マイナビエージェントは女性の転職にも強く「時短勤務」「育休取得率」「女性の管理職数」など、女性の働き方に関する企業情報を豊富に持っているため、応募する前から残業の有無や育休取得率などを確認することができます。
20代女性で転職サイトに迷ったらマイナビエージェントがおすすめです。
出典:公式サイト
5位:type女性の転職エージェント
口コミ:type女性の転職エージェント 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:10,529(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://type.woman-agent.jp/
20代女性におすすめの転職サイト5位は『type女性の転職エージェント』。type女性の転職エージェントは関東在住の20代女性におすすめの転職サイトです。
東京・横浜を中心とした20代女性向け求人を多く扱っているため、関東圏で転職を考える20代女性におすすめです。
年間5,000名以上のキャリアカウンセリング(2016年度実績)を実施し、type女性の転職エージェントを利用した転職者の約71%が年収アップしている実績を持っています。
type女性の転職エージェントでしか見つけられない非公開求人も多くあるので、20代女性の転職者におすすめです。
出典:公式サイト
6位:パソナキャリア
口コミ:パソナキャリア 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:36,745(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://www.pasonacareer.jp/
20代女性におすすめの転職サイト6位は『パソナキャリア』。
パソナキャリアは人材派遣大手で有名なパソナグループが運営する転職サービスです。パソナは女性のキャリア支援に取り組んでおり、2021年にはオリコン顧客満足度でNo.1転職エージェントに選ばれています。
女性利用者の満足度が高いだけでなく、採用する企業側も「パソナは女性の採用に強い」という認知を持っているため、他社転職サイトと比較して、質の高い女性向けの求人を紹介してもらえます。
20代女性は結婚、出産、育児など環境が変わっていくため、今後のワークスタイルも踏まえた提案をもらいたい人はパソナキャリアがおすすめです。
出典:公式サイト
7位:エン転職
口コミ:エン転職 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:5,496(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://employment.en-japan.com/
20代女性におすすめの転職サイト7位は『エン転職』。エン転職は、人材業界大手のエン・ジャパンが運営する転職サイトです。
エン転職は地域密着型の転職サイトであるため、地元で働きたい20代女性におすすめの転職サイトです。地方企業の求人を多く掲載し、その一つ一つの求人をきちんと取材しているため、企業情報を詳しく知ることができます。
大手企業の求人は少ないですが、20代女性が長く働ける職場の求人などが多いので、地元志向の20代女性におすすめです。
出典:公式サイト
8位:リクナビNEXT
口コミ:リクナビNEXT 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:102,596(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://next.rikunabi.com/
20代女性におすすめの転職サイト8位は『リクナビNEXT』。リクナビNEXTは人材業界最大手のリクルートが運営する転職サイトです。
大手企業や知名度の高い企業が多く掲載されており、20代女性向けの求人も豊富に掲載されています。リクナビNEXTには「プライベートオファー」という機能があり、書類選考なしで面接にいくこともできるので、登録しておくだけでもおすすめです。
求人全体の約9割が正社員求人で、リクナビNEXT限定で掲載されている求人が約85%あるので、他では得られない求人を見たい20代女性におすすめです。
出典:公式サイト
9位:doda Woman Career
口コミ:doda Woman Career 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:188,850(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://doda.jp/woman/
20代女性におすすめの転職サイト9位は『doda』。
転職サイトのdodaは、全国の上場企業や優良中堅企業の求人を数多く掲載している転職サイトです。
ほかの転職サイトと比較して求人の幅が広く、若手の未経験でも受けられる求人が多くあります。また、転職サイト内の「人気企業ランキング」も役立つので見ておくと良いです。
20代女性向け求人も多く掲載されているので、まずは求人を見てみたいという20代女性におすすめの転職サイトです。
出典:公式サイト
10位:マイナビ転職
口コミ:マイナビ転職 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:17,755(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://tenshoku.mynavi.jp/
20代女性におすすめの転職サイト10位は『マイナビ転職』。
マイナビ転職は、新卒就職サイト最大手のマイナビが運営する転職サイトです。マイナビ転職は、若手からミドルの転職者が利用しています。
20代女性が応募できる求人が多く、中にはマイナビ転職限定の求人もあるので、営業や事務職、経理などを目指す20代女性におすすめです。
また、地方の求人が多いため、UIターン転職にもおすすめの転職サイトです。
出典:公式サイト
※合わせて『20代女性の事務におすすめの転職サイトランキング』もご覧ください。
20代女性が転職サイト・転職エージェントと合わせて見るべきサイト
転職サイトや転職エージェントの情報だけでは「女性の働きやすさはどうなの?」「給与は?」「育休、産休はちゃんと取得できるのか?」など多くの不安が残ります。
その際に参考となるのが、その企業で働いている人の口コミです。転職活動時には下記のサイトを見ることをおすすめします。
1:転職会議
口コミ:転職会議 評判を確認
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:254,746(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://jobtalk.jp/
『転職会議』は転職サイトに掲載されている企業のほとんどの口コミが掲載されてます。
育児休暇の有無や、20代女性の働き方、退職理由を中心に見ておくと内情をつかみやすいです。転職サイトで募集されている正社員のコメントだけでなく、派遣社員や契約社員の口コミもあるので、情報を幅広く見ることができます。
出典:公式サイト
2:OpenWork
口コミ:OpenWork 評判を確認
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:52,586(2023年3月22日現在)
【公式サイト】https://www.vorkers.com/
個人的に信憑性が高いと思っているのが『OpenWork』です。
組織風土や給与などについて詳しく書かれており、直近の書き込みも多いのでとても参考になります。転職サイトの情報だけではリアリティがないので、OpenWorkで年収や働き方、社風を見てみると良いです。転職時に必ず見ておくことをおすすめします。
出典:公式サイト
20代女性が転職サイトを活用する際に読むべき本
ここからは、SNSのアンケートで投票数の多かった転職活動に役立つ書籍をご紹介します。
1. 転職と副業のかけ算
私が書いた一冊です。新卒で地方ホームセンターへ入社し、転職と副業を通じて年収240万円から年収4,000万円に至るまでの実体験を書きました。おかげさまでAmazon総合ランキングで1位、Amazonビジネス書ランキングでも1位を獲得し、ビジネス本大賞2020にもノミネートされました。
NewsPicks「【図解】「転職と副業のかけ算」で、年収を最大化する方法」にも取り上げられています。
僕は、本書を通じて「転職して年収を上げたい」「サラリーマンとしての市場価値を上げたい」「給料以外の収入が欲しい」「老後のお金の不安を減らしたい」と考える人の一つのロールモデルになれたらと思っています。
これからの時代は、会社も組織も自分のキャリアを保証してくれません。自分の身は自分で守るしかないのです。
働く中でどのように思考して年収を上げたか? について具体的に書いてます。「給与はもらうものではなく、稼ぐもの」という考え方に興味がある人は、ぜひ読んでみてください。
こちらで一部無料公開しています。
2冊目となる『WORK-価値ある人材こそ生き残る-(日経BP)』も2022年1月に発売しているので、合わせて読んでみてください。
2. 転職の思考法
「転職の鉄板本」と言われる一冊。
「いつでも転職できる状態の人を1人でも増やし、人材の流動性が高まれば、日本の社会が変わる」という著者のメッセージも込められており、働くすべての人の参考になる本だと思います。
会社が潰れても生きていける大人と、
生きていけない大人の2種類がいるとしたら、
両者をわけるのは何か?
それは、上司を見て生きるか、マーケットを見て生きるかだ。
タイトルにもあるように「このまま今の会社にいてもいいのか?」と思ったら読んでみると良い一冊です。ほかの本と合わせて読むと、より深く理解できると思います。
3. 転職2.0
ヤフーの元執行役員で、世界最大級のビジネス特化型ソーシャル・ネットワーキング・サービス「リンクトイン」の日本代表を務める村上さんの一冊。
村上さんとはForbes『自分の市場価値を知れば、「主体性」は自ずと生まれる──村上臣 x moto』でも対談させていただいたことがありますが、キャリアについて非常に本質的な考え方を持っており、自身も転職を通じてキャリアアップをされています。
「正しい転職の価値観」と「正しい転職の方法論」を知れば、これまでの経歴に関係なく誰もが〝我慢しない自由な働き方″を手にすることができるのだ。
これはまさに私も思うことなので、ぜひ転職に悩んだりしている人は読んでみてください。
4. 科学的な適職
海外論文を60本以上引用し、幸福度が最大化される”適職”を科学的根拠に基づいた方法で見つける術を紹介してくれる一冊です。
著者の鈴木さんとはbizSPA!「年収アップで転職するのは幸せ?」moto×鈴木祐が語る、キャリア選択の解で対談させていただいたこともあります。
現職にもやもやしている人、就職・転職を控えている人、仕事における幸福度を高めたい人は読んでみる価値ありです。
5. どこでも誰とでも働ける
著者の尾原さんは、大学院で人工知能の研究をした後、マッキンゼー・アンド・カンパニーやグーグル、楽天、リクルートなど、12回の転職を繰り返してきた人です。
尾原さんとはダイヤモンドオンライン『成長する人だけが知っている「金脈」の見つけ方、転職の達人・motoさんに聞く』で対談もさせていただきました。
著者の尾原さんは今でも毎年転職活動をしているそうです。転職するかどうかにかかわらず、転職サイトや転職エージェントに登録し、「市場から見た自分の評価」を確認しているとのこと。
転職するしないに関わらず、働くビジネスパーソンとして読んでおくべき一冊だと思います。
私自身が読んで良かった転職本は『【厳選】転職やキャリアを考える人におすすめする転職本10選』にもまとめています。
20代女性の転職でやっておいたほうがいいこと
20代女性が転職でやるべきは「年収交渉」と「資格取得」です。
1.年収交渉
転職時における年収交渉は自分ではなかなかしづらいですし、過去のキャリア経験が少ないと年収の相場などもわからず、具体的な年収などの提示は難しいと思います。そこでおすすめなのが、転職エージェントを使った年収交渉です。
転職エージェントは、転職者の入社が決まって初めて売上になる成果報酬型のビジネスをしています。報酬相場は転職者がもらうオファー年収の30%~40%程度(年収500万円の転職で150万円の売上になるイメージ)。
転職エージェントも営業マンとして売上を背負っているので、オファー年収が高いほうがありがたいわけです。転職エージェントを使うと、彼らが年収交渉をがんばってくれます。自分に代わってしっかりと交渉してもらうようにしてください。
転職エージェントの良し悪しは人によるところも大きいので「この転職エージェントはダメそうだ」と思ったら、すぐにほかの転職エージェントに切り替えてください。経験上、時間の無駄になります。
2.資格取得
20代のうちに下記の資格を取っておくこともおすすめします。
・MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
マイクロソフトオフィススペシャリスト(通称:MOS)は、ワード、エクセル、パワーポイント、アクセス、アウトルックの5つのOAソフトが対象のPC向け資格となります。
試験はスペシャリストレベル(一般)とエキスパートレベル(上級)があり、取得方法としては認定の学校に通うほか、書店などで教材を購入し、独学で取得することも可能です。
MOSのスペシャリストレベルは、オフィスソフトの基本操作ができる程度となっています。そのためパソコン講座やハローワークの職業訓練でも採用されており、取得される方が多い資格です。
取得は比較的容易で、事務職の職種に実用的な資格となります。OAの基本操作が行えるという強みになるため、事務職を目指している方は取得しておくと良いです。
・簿記
日商簿記検定は、資格の中でも一般的によく知られています。新卒の求人でも「日商簿記3級取得者」で募集しているケースがあり、やはり一般的に事務職、経理職の求人などで必須条件となる傾向があります。
簿記は、業務で実際に役立つ会計や経理の知識を得ることができます。2級以上であれば、事務職や経理職、会計事務所に応募する場合などにかなり有効となります。
もちろん簿記3級を取得しているだけでも転職先の幅は広がり、難関である1級に合格すれば、独立開業が可能な税理士の受験資格も得られます。目下の転職活動だけでなく、将来の可能性も広がる魅力的な資格となります。
受験費用は3級・2級で4~5千円程度で、受験者の多い資格のため教材が多くあります。書店にも数多くの参考書や教材があるため、資格取得に取り掛かりやすいものともいえます。
・TOEIC
TOEICとは、日常生活やグローバルビジネスにおける英語力を測定するテストです。
TOEICテストにはいくつか種類がありますが、一般的にTOEICというと「聞く力」「読む力」を測る TOEIC Listening & Reading Testのことを指します。
リスニングパートとリーディングパート合わせて200問を2時間で解答し、990点満点でスコア判定されるので、合否判定などはありません。多くの大学生や社会人が受験しており、日本で最も知名度の高い英語試験となっています。
TOEICを持っていることは転職において有利になりますが、特に有利になるのは700点以上です。『英語活用実態調査』によると、企業が海外部門の社員に期待するTOEICスコアは690点とされています。
外資系企業を志望する場合、TOEIC730点が足切りラインと言われているため、最低でもTOEIC730点を取得することをおすすめします。
・FP(ファイナンシャルプランナー)
ファイナンシャルプランナーは、個人のお金に関して不動産や税金、保険や資産運用、相続や年金などのアドバイスをする職業のための資格です。
この資格は知名度が高くて求人も多く、業種的にも多種多様に応用できるところが魅力です。金融関係はもちろん、不動産や銀行、証券会社や保険会社などで有益な資格となります。
試験は三級から一級まであり、三級は初学者向けで実務向けは二級からとなります。ただ、二級試験もそこまで難しいものではありません。
三級から勉強して二級を取得するのも良いですが、二級から勉強して取得することも十分可能です。なお、一級は学科試験を受けるための条件があります。
「実務経験5年以上」もしくは「2級合格者で実務経験1年以上」であることが条件となります。ですので、まずは二級を取得し、転職後にスキルアップとして一級取得を目指すのが良いでしょう。
・中小企業診断士
中小企業診断士は、経営コンサルタントして経営全般の専門知識を身につけ、企業経営のアドバイスを行う国家資格です。
金融や不動産業界で役に立ち、経営コンサルタントとしての独立を考えて取得される方もいます。
ただ中小企業診断士の取得は、半年〜2年程度かかると言われており、費用は5万~30万円程度かかります(受験料別)。
習得に必要な7教科すべてを一定期間内に合格する必要があり、二次試験もあるため難易度は非常に高いです。
20代女性の転職サイト・転職エージェントに関するよくあるQ&A
20代女性の転職サイト・転職エージェントに関するよくある質問と回答をまとめました。
Q:20代女性におすすめの転職サイト・転職エージェントはどこですか?
A:『doda転職エージェント』と『LIBZ』がおすすめです。多くの転職サイトや転職エージェントがありますが、女性の転職は、女性に特化した転職サイトを利用するのがおすすめです。
Q:20代女性における転職サイトのデメリットはなんですか?
A:デメリットは2つあります。1つ目は「大手転職サイトより求人が少ない」、2つ目は「求人への応募倍率が高い可能性がある」ことです。女性向けの転職サイトは、働きやすい求人が多く、女性のキャリアを熟知したアドバイザーが付いてくれるため、自分のペースで転職活動が進められます。一方で、求人数が大手より少なかったり、人気の求人には応募が殺到してしまうなどのデメリットがあります。そのため、大手の転職サイトと合わせて利用するのがおすすめです。
Q:20代女性が転職を成功させるコツはありますか?
A:20代の女性が転職を成功させるために大切なポイントは、自分の将来のキャリア考えて会社を選ぶことです。年収を上げたい、プライベートを充実させたいなど、自分の希望を明確にすることが大切です。長期的な視点で目標を掲げて転職活動をしてみてください。
Q:転職サイトと転職エージェントの違いはなんですか?
A:「転職サイト」は好きな求人を自分で探して、応募から面接まで進めることのできる転職サービスです。また、「転職エージェント」は、キャリアコンサルタントやキャリアアドバイザーが、自分に合った求人を送ってくれる転職サービスを指します。
20代女性の転職サイト・転職エージェントまとめ
20代女性におすすめの転職サイトと転職エージェントをご紹介させていただきました。
20代女性のキャリアを考える上では、結婚、出産、育児、介護、家庭の事情など、さまざまなライフイベントについてもを考えておく必要があります。
育児休暇や介護休暇、慶弔休暇など、転職サイトからの直接応募では企業側に聞きにくいことも多いため、転職エージェントを利用して企業へしっかりと聞くことをおすすめします。
自分の事情をしっかりと理解してもらい、自分に合った求人を紹介してくれる転職エージェントに出会うことができれば、転職活動はとても効率的にできるようになります。
もし時間のある求職者の人は、厚生労働省が発表している「雇用を取り巻く環境と諸課題について(PDF)」という調査などにも目を通してみてください。
転職はネガティブなものではなく、一貫性があればしっかりと評価されるので、転職サイトや転職エージェントを使って、良い転職をしましょう。
20代女性におすすめの転職サイト・転職エージェント比較表
最後にまとめとして、「どの転職サイトを利用すべきかわからない」「20代女性に強い転職サイトはどこか?」という20代女性の方向けに比較表を作成しました。これまでにご紹介した転職サイトと転職エージェントを一覧で比較してみてください。
サービス名 | リクルートエージェント | doda | LIBZ(リブズ) | マイナビエージェント(女性の転職) | type女性の転職エージェント | パソナキャリア | エン転職 | リクナビNEXT | doda Woman Career | マイナビ転職 | 転職会議 | OpenWork |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
運営会社 | 株式会社リクルート | パーソルキャリア株式会社 | 株式会社リブ | 株式会社マイナビ | 株式会社キャリアデザインセンター | 株式会社パソナ | エン・ジャパン株式会社 | 株式会社リクルート | パーソルキャリア株式会社 | 株式会社マイナビ | 株式会社リブセンス | オープンワーク株式会社 |
公開求人数 | 366,541 | 188,850 | 467 | 非公開 | 10,529 | 36,745 | 5,496 | 102,596 | 188,850 | 17,755 | 254,746 | 52,586 |
非公開求人数 | 273,842 | 39,086 | 非公開 | 非公開 | 18,714 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 39,086 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★・ | ★★★★・ | ★★★★・ | ★★★★・ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★・ | ★★★★★ |
利用料金 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 有料 |
対象年代 | 20代~50代 | 20代〜50代 | 30代〜40代 | 20代〜40代 | 20代〜40代 | 20代〜40代 | 20代〜50代 | 20代〜40代 | 20代〜50代 | 20代〜40代 | 20代〜50代 | 20代〜50代 |
種類 | 転職エージェント | 転職サイト | 転職サイト | 転職エージェント | 転職エージェント | 転職エージェント | 転職サイト | 転職サイト | 転職サイト | 転職サイト | 口コミサイト | 口コミサイト |
エリア | 全国・海外 | 全国・海外 | 全国 | 全国 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国・海外 | 全国 | 全国 | 全国 |
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(公開求人数、非公開求人数:2023年3月22日現在)
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戸塚俊介。1987年長野県生まれ。地方ホームセンターやリクルート、ベンチャー企業など6回の転職を経験後、転職メディアを上場企業へ売却。現在は「転職アンテナ」を運営するmoto株式会社およびHIRED株式会社の代表取締役。著書に『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)がある。(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)。