実際に役立った転職エージェントと自分に合った求人をもらう面談方法

私自身、これまで5社へ転職し4回転職エージェントを利用してきました。

これまでに転職エージェントを50社以上利用した自身の経験から、おすすめ転職エージェントと転職エージェントの使い方についてご説明します。

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転職エージェントの面談で求人を引き出す方法

「転職エージェントは人次第」と言われますが、どんなにダメな転職エージェントでも、見ている求人データベースは同じです。

良い転職エージェントに当たりたい、と思っているだけではいい転職はできないので「転職エージェントをどう使いこなすか?」という視点で考えることが大事です。

転職エージェントの面談で、自分に合った求人を引き出すには、転職エージェントそれぞれの特徴を知り、それにあったスタイルで面談に行く必要があります。

今回は、私自身の転職経験から、おすすめの転職エージェントをタイプ別に分類し、それぞれの転職エージェントから面談で良い求人をもらう方法についてまとめました。全て実体験に基づくため、主観もありますが、参考にしてみてください。

また、おすすめの転職サイトについてはこちらにまとめているので、合わせてご覧ください。

転職エージェントのタイプ別分類

転職エージェントは、おおよそ5つのタイプに分類することができます。

1.「求人大量収集型」
→初転職~2回目転職者におすすめ

2.「一点求人コミット型」
→2社目以降の転職者におすすめ

3.「寄り添い相談型」
→2社目以降の転職者におすすめ

4.「業界の事情通型」
→同業志向の転職者におすすめ

5.「ガチヘッドハンター型」
→役職有りハイクラス転職者向け

タイプ別に良し悪しがあるため、転職エージェントは複数利用するのがおすすめです。タイプ別の具体的な使い方についてご説明します。

1.「求人大量収集型」エージェントと面談対策

初めての転職者と2回目の転職者におすすめなのが、大手の転職エージェントが該当する「求人大量収集型」。

大手転職エージェントとあって大量の求人を保有しており、数打てば当たる戦法でたくさんの求人を紹介してくれます。実際に使って役立ったおすすめ転職エージェントは下記です。

リクルートエージェント

【公式サイト】https://www.r-agent.com/

doda転職エージェント

【公式サイト】https://doda.jp/

パソナキャリア

【公式サイト】https://www.pasonacareer.jp/

上記3つの転職エージェントは、基本的に対面や電話による面談なので安心感がありました。

しかし、大手転職エージェントの場合、入社間もない新人がキャリアアドバイザーを担当することがあるため、キャリア相談が頼りないことあります。

このタイプの転職エージェントには、キャリア相談においては過度な期待をせず、市場にある求人を総合的に幅広く出してもらうことに努めると良いです。

また、求職者側を担当するキャリアアドバイザーと企業側を担当する営業マンが分かれているため、面談で気になる求人の企業の情報については若干情報が薄めなので、転職会議Vorkersなども合わせて見ておくと良いです。

【面談でおすすめ求人をもらう方法】

このタイプの転職エージェントとの面談では「どんな仕事にも興味のある転職者」のような振る舞いがおすすめ。初めて転職する人には色々な求人を出してくれるので、業界や職種を決め打ちで行くよりも、幅広い求人をもらって市場感を把握みてください。

面談では、あらゆる検索条件を伝えるのが良いです。「年収はXXX万円以上、勤務地はXXとXX、業界はXXとXXとXX、職種はXXとXXとXXX、役職はXX以上」など、幅広く伝えて、今ある求人で該当するものを全て提示してもらうことを目標としてください。

大手転職エージェントで大量に求人もらい、興味の有無で求人を仕分けていく「自分は何に興味があるのか」「大事にしている軸は何か」「今、何に不満を感じているのか」などがわかるようになるはずです。その軸を見つけるためにも、たくさん求人を出してもらってください。

2.「一点押し型」エージェントと面談対策

2回目以降の転職者におすすめなのが、少数精鋭でやっている小規模~中規模転職エージェント「一点押し型」タイプです。実際に役立ったおすすめ転職エージェントは下記です。

Geekly(ギークリー)

【公式サイト】http://geekly.co.jp/

type転職エージェント

【公式サイト】https://type.career-agent.jp/

プロフェッショナルバンク

【公式サイト】https://www.pro-bank.co.jp/

「あなたにはこの会社が合います!」と特定の求人を出してくれるので、その求人が「自分に合う」と思ったら受けると良いです。押してくるだけあって、年収交渉や企業への交渉にほかのどの転職エージェントよりもコミットしてくれます。

大手転職エージェントと違って、大量に求人を紹介することが得意ではないタイプなので、少数の求人でベストマッチングを追求してくるケースが多いです。

あまり多くの求人には触れられませんが、1点集中で徹底して求人にコミットしてくれます。面接対策や過去に聞かれた質問なども把握しているので、決定率がとても高い転職エージェントです。

たまに「企業から特別に依頼を受けている非公開の求人がある」と特別感を出してくることがありますが、経験上、数週間後に転職サイトに掲載されている求人であることがほとんどなのでこうした情報は鵜呑みにしないほうがいいです。

【面談でおすすめ求人をもらう方法】

このタイプの転職エージェントとの面談では「少し転職に慣れている雰囲気」を出すといいです。すでに他のエージェントと面談もしていて、企業とも面接しているくらいの姿勢で臨むと、転職エージェントが押してくる求人の幅を増やしてくれます。自分に合ったな条件を引き出すようなコミュニケーションを意識してください。条件が合えば一生懸命に企業へ押してくれるので決定率が高くなります。

まずは思うままに話をして、紹介される求人に対して「興味があるか、ないか」をはっきり伝えること。大切なのは、興味のない求人を出されたときに「どこが希望に沿わないか」を明確に伝えることです。後日、別の求人を送ってくれる可能性が高いので、認識にズレがないようしっかり伝えるのがおすすめです。

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3.「寄り添い相談型」エージェントと面談対策

こちらも2回目以降の転職者におすすめなタイプで、ビズリーチキャリアカーバーに登録している個人や小規模な転職エージェントに多い「寄り添い提案型」です。DMで「転職しなくても、お会いして情報交換しましょう」と声を掛けてくれる転職エージェントがその代表です。

このタイプの転職エージェントは、多くがビズリーチ経由で連絡してくるので、ビズリーチキャリアカーバーに登録して接触してみてください。

ビズリーチ

【公式サイト】https://www.bizreach.jp/

キャリアカーバー

【公式サイト】https://careercarver.jp/

求人の押し売りをしてくることはなく、自分のキャリアに合った求人を出してくれるのでとても有用な転職エージェントです。ただし、出てくる求人はいずれも大手の転職エージェントでも持っている求人が多いので、目新しい求人は少ないです。

「キャリアプランを一緒に考えましょう」と言ってくれますが、中には生い立ちから話をしたりするレベルで深掘りしてくる転職エージェントもいるので、合う合わないはあります。違和感を感じたら避けたほうがいいです。

また、このタイプの転職エージェントは人材業界でのキャリアしか築いていないエージェントが多いため、ほかの求職者の事例で話されることが多いです。中長期的に転職を考えている場合などには参考になると思います。

【面談でおすすめ求人をもらう方法】

このタイプの転職エージェントとの面談では「こう見えて、実はすぐに転職したい」という雰囲気がおすすめ。「あれ、意外と転職に積極的なのか」と思われないと、長い目での求人提案が多くなります。今ある求人を多く紹介してもらうようなコミュニケーションをするのがおすすめです。

中には、寄り添いたい気持ちが強いあまり、面談で「生い立ち」から話を聞いてくる転職エージェントもいます。しかし、ちゃんと話しをすることで色々な求人を紹介してくれたり、長い付き合いになる転職エージェントになっていくこともあります。「いろいろな求人を、すぐにみたい」とはっきり伝えて、自分に合う求人を徹底的に出力してもらい、将来のキャリアを含めて企業選びの相談をすると良いです。

彼らは一人ひとりに時間をかけるため、面談者を多く抱えていません。なので、あなた自身に魅力を感じれば向こうから積極的にコンタクトをしてくれるので、長い付き合いになっていきます。

4.「業界の事情通」エージェントと面談対策

同業転職志向の20代後半から30代におすすめなのが業界の事情通エージェント。

多くの転職エージェントは人材業界出身ですが、業界特化の転職エージェントは、エージェント自身が金融業界やコンサル、ITなどの出身であることが多く、自身の業界過去経験を基にキャリアアドバイスと求人提案をくれます。具合的な転職エージェントは下記です。

コトラ

【公式サイト】https://www.kotora.jp/

ムービン

【公式サイト】https://www.movin.co.jp/

JACリクルートメント

【公式サイト】http://www.jac-recruitment.jp/

異業界、異業種への転職を考えていない人にはこのタイプの転職エージェントを使うのが最も効率的です。人材業界しか経験していない転職エージェントと違い、業界の内情をリアルに知っているエージェントからの提案なので、求人の質やキャリアアドバイスは有用なことが多いです。

とはいえ、業界特化といっても「特殊な求人」や「限定求人」を持っているわけではないため、大手の求人より少しランクが低い企業の求人や、決まりやすい企業を紹介されることも多いです。決して「馬鹿にしてる」などと思わず、業界出身者からの価値ある提案なので、現実として受け止めるようにしてください。

【面談でおすすめ求人をもらう方法】

面談でのスタンスは業界に詳しい前提を持ちながら「論理的に話す」ことを意識すると良いです。彼らは業界内での評判が大事なので、中途半端な候補者を企業へ紹介はしません。事前に転職動機や次に行きたい企業への志望動機、キャリアビジョンなどを明確にして臨むと良いです。

このタイプの転職エージェントには、転職エージェント自身の過去のキャリアについて詳しく聞くといいです。どういう部署にいたか、どんな職種だったかわかると共通の話題を見つけることができます。徐々に距離を縮めて仲良くなりつつ、行きたくない求人にははっきりNOと伝え、嫌な理由を論理的に伝えてください。転職の軸が擦り合ってくれば、とても信頼できる転職エージェントになります。

5.「ガチヘッドハンター型」エージェントと面談対策

役職(執行役員以上)がある人は、ヘッドハンターを利用するのがいいです。ヘッドハンターは自身の活躍が雑誌で紹介されたり、ネットにインタビュー記事が掲載されたりすると、様々なルートで名刺を入手して直接コンタクトしてきます。有名なヘッドハンティング会社は下記です。

JOMONアソシエイツ

【公式サイト】http://www.jomon.co.jp/

ロバート・ウォルターズ

【公式サイト】https://www.robertwalters.co.jp/

ビズリーチやリンクトインで「ヘッドハンティング」と書かれたDMを目にしますが、これらヘッドハンティングではありません。本当のヘッドハンティングは水面下で行われ、通常の転職エージェントが持っていない求人を基に、ヘッドハンティングします。CEOやCOO、CFOなどを始めとする幹部ポジションがメインなので、かなり特殊な動き方をしています。

【ヘッドハンティングとの面談】

ヘッドハンターは求職者のことをよく調べてアプローチしてきますが、過剰評価していることもあります。もし、ヘッドハンターから連絡があった場合、まずは会って、改めてきちんと自己紹介をしたほうがいいです。その上で、募集求人について詳しく聞いてみてください。どういう会社で、将来どういうことを目指していて、今どんな人材が足りないのか。ヘッドハンターは企業のことも詳しく知っているので、話しながら疑問をどんどんぶつけてください。

面談でのスタンスは「ありのままを話すこと」。ヘッドハンティングの場合、あなたを評価した上で連絡してきているので、身の丈の自分と、ヘッドハンターの評価におけるGAPを埋めることに努めてください。自分が有利な立場であることは自覚してOKです。強気に交渉するのが良いです。

転職エージェント以外の情報も見る

大前提ですが、転職エージェントの情報だけを鵜呑みにしないようにしてください。もちろん正しい情報を伝えてくれていると思いますが、中には入社を焦らせるために色々な情報を流してくることもあります。転職の際は下記の情報も合わせて見てください。

転職会議

【公式サイト】https://jobtalk.jp/

Vorkers

【公式サイト】https://www.vorkers.com/

勤めていた社員の口コミはとても参考になります。特にVorkersは個人的に信憑性が高いと感じており、転職の際には必ず目を通しています。企業を幅広く網羅しているのは転職会議ですが、Vorkersは事細かく書かれているので、是非見てみてください。

転職エージェントのビジネスモデルを理解して利用する

5つのタイプの転職エージェントをご紹介しました。転職エージェントは、転職者の入社が決まって初めて売上になる「成果報酬型」のビジネスをしています。報酬の相場は、転職者の年収の30%〜40%程度。年収が高ければ高いほど、彼らの売上も高くなっていきます。

彼らは、求職者が転職しないと売上にならないので、様々な見せ方やトークで求人を紹介し、入社を薦めてきます。もちろん、良い求人もありますが、中には思ったのと違う求人に押し込まれることもあるので、注意が必要です。

また、転職エージェントには大手や中堅、個人会社など様々な規模の会社がありますが、会社の規模やネームバリューより「転職エージェント個人」に力が依存するため、担当する転職エージェントによって、当たり外れが大きくあります。

しかし、今回ご紹介した面談方法で、ある程度いい求人を引き出すことはできます。

転職エージェントとのコミュニケーションの取り方に気をつけながら、自分にあった求人を見つけて、いい転職をしましょう。

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