リクルートエージェントの対応はひどい?実際に利用してみた感想と注意点を解説

リクルートエージェント

リクルートエージェントは「対応が良かった」「担当がひどい」など、さまざまな口コミや評判がありますが、ここでは実際に利用して感じた点について詳しく解説します。

リクルートエージェントを利用すべきか悩んでいる人、どの転職サイトや転職エージェントを使おうか迷っている人は参考にしてみてください。

本記事を監修しているmotoは、元リクルートで転職やキャリアに関する知見を発信し、Forbes JAPAN日経ビジネスなどのメディアに取り上げられています。過去にリクルートで働いていた際に学んだ「リクルート用語」もまとめているのでご覧ください。

Twitterアカウント(@moto_recruit)のフォロワーは12万人を超え、著書『転職と副業のかけ算』はAmazon総合ランキングで1位のベストセラーとなりました。

motoのキャリアやこれまでの実績についてはプロフィールページをご覧ください。

リクルートエージェントの基本情報

リクルートエージェントの基本情報をご紹介します。リクルートエージェントはすべてのサービスを無料で受けることができます。

サービス名リクルートエージェント
運営会社株式会社リクルート
公開求人数312,595(2022年11月30日現在)
非公開求人数282,082(2022年11月30日現在)
特徴・業界No.1の求人から自分に合った求人を紹介してくれる
・キャリアアドバイザーが履歴書作成から面接準備までサポートしてくれる
・職務経歴書エディターなどのツールが豊富で無料で利用できる
おすすめポイント非公開求人20万件以上。転職支援実績No.1の最大手
おすすめ度★★★★★
対応地域全国・海外
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-010258
公式サイトhttps://www.r-agent.com/

リクルートエージェント 評判記事については、下記をご覧ください。

リクルートエージェントの特徴

リクルートエージェントの特徴は大きく3つあります。

1.求人の約50%以上が非公開求人

リクルートエージェントの最大の強みは掲載求人数の多さです。約25万件以上の求人を保有しており、他社に比べて圧倒的な求人を見ることができます。

リクルートエージェントは、そのうちの約50%以上が非公開求人となっています。

非公開求人は、企業名や募集職種、仕事の内容などを一般に公開していないため、ほかの転職サービスでは出会えない求人を見つけることができます。

なるべく多くの求人を見た方が自分に合った求人を見つけやすくなるため、多くの人がリクルートエージェントを利用して転職活動を行なっているのが実情です。

2.面接力向上セミナーなどの転職サポートがどこよりも充実

リクルートエージェントは転職成功実績を多く持っているため、転職のサポートが充実しています。中でも面接に臨む際のスタンス・考え方などが学べる「面接力向上セミナー」はとても人気が高いです。

SNSでも実際に役立ったという声が数多く出ています。

​転職理由や志望動機におけるシナリオの考え方など、​転職に必要な成功ノウハウを学ぶことができます。参考までにリクルートエージェントがYouTubeで限定公開している面接力向上セミナーの動画をご紹介します。

3.リクルートエージェント独自の業界・企業情報を知れる

リクルートエージェントが人気の理由に、キャリアアドバイザーが業界を熟知している、という点があります。

リクルートエージェントは、担当者が実際に企業の採用担当者への取材を行い、そこで収集した情報をもとに、求人票・企業レポートを作成しています。そのため、通常の求人サイトだけでは得られないリクルートエージェント独自の情報が得られます。

「リクルートエージェントは大手だからコンサルタントの専門性が低い」という声もありますが、決してそのようなことはありません。

4.アプリが使いやすい

リクルートエージェントにはアプリがあり、アプリ上でやりとりすることができます。求人の紹介から面接の日程調整まで、さまざまなことをアプリで完結できるためユーザーから人気があります。

リクルートエージェントアプリでできることは下記の5つです。

・求人検索
・職務経歴書の作成と応募
・選考状況の確認
・履歴書・職務経歴書の添削サービス
・独自の企業情報の確認

リクルートエージェントのアプリは他社と比較して使い勝手が良いため、利用する際はインストールすることをおすすめします。

出典:公式サイト


リクルートエージェントの良い点・悪い点

リクルートエージェント

リクルートエージェントはどうなのか調べるために、筆者も実際にリクルートエージェントを利用しました。

結果からお伝えすると、私はリクルートエージェント経由で合計13社の内定をもらうことができました。

私は地方ホームセンターからキャリアをスタートし、リクルートやベンチャー企業など5社を経験し、年収240万円から年収1,000万円まで上げてきましたが、いずれの転職でもリクルートエージェントを利用しています。

※年収を上げる転職活動方法については、『転職と副業のかけ算-生涯年収を最大化する生き方-』をご覧ください。

リクルートエージェントを使って良かった点は「年収交渉に強い」「求人が圧倒的に多い」という点、逆に悪かった点は「推薦力が弱い」「企業情報が薄い」という点です。

1.良かった点

良かった点は「年収交渉に強いこと」と「求人が圧倒的に多いこと」です。

リクルートエージェントに限らず、転職エージェントというのは求職者が「内定時」に提示された年収の30%~35%を報酬として受け取るビジネスをしています。そのため、年収の交渉は転職エージェントががんばってくれます。

リクルートエージェントは転職エージェント最大手とあって、企業との関係性が強く、年収交渉を強気で行ってくれ、過去の転職活動では年収を100万円ほど上がったオファーをもらったこともあります。もちろん、すべてがリクルートエージェントのおかげではありませんが、交渉をがんばってくれたのは事実です。

また、「数打てば当たる戦法」でたくさんの求人を紹介してくれる点も良かったです。たくさんの求人を見た上で、自分が行きたい企業を判断することができました。

ネットの口コミなどを見ていると「ブラックな求人を紹介された」「すぐに転職するように勧められた」という感想なども目にしますが、彼らは転職が決まらないと売り上げにならないため、決まりやすい求人を紹介してきます。

先ほども伝えたように彼らは入社が決定することで売上になるため、「決まりやすい求人」を優先的に出してくることがあるのです。こうした求人に気を付けながら、本当に行きたい企業を見極めることが大切です。

2.悪かった点

逆に使ってみて感じた悪い点は「推薦力が弱い」ことと「企業情報が薄い」ことです。

リクルートエージェントの転職アドバイザーは数多くの転職者と面談しているため、一人ひとりと向き合う時間に限りがあり、企業に対して推薦する熱量が低い傾向があります。これは大手なので仕方ない面もありますが「もっと推薦してくれたらいいのに…」と思うことは少なからずありました。

また、企業に関する情報も薄いことが多いです。

リクルートエージェントのような大手転職エージェントの場合、入社間もない新人がキャリアアドバイザーとして面談を担当することがあるため、キャリア相談が頼りなかったり、求人への応募をゴリ押しされることがあります。

そのため、このタイプの転職エージェントには、キャリア相談において過度な期待をせず、自分に合いそうな求人を総合的に幅広く出してもらうことに努めると良いです。

また、転職エージェントに言われた企業の情報を鵜呑みにしないことも大切です。必ずほかの口コミサイトなどにも目を通してください。私は主に「転職会議」を利用していました。

転職会議

特にリクルートエージェントの場合、求職者の面談を担当するキャリアアドバイザーと、企業を担当する営業マンが分かれているため、求人情報の詳細や企業の情報については情報が薄いです。

そのため、こうした口コミサイトなどを合わせて見た上で、どの企業の応募するのが良いか考えてみてください。

転職エージェントの場合、紹介された求人に必ず行かなければならないわけではないので、こうしたビジネスであることをこちら側が理解した上で、どう彼らを使うか? を考えることが大切です。

出典:公式サイト

リクルートエージェントがおすすめな人

どんな人にリクルートエージェントがおすすめかを解説します。

1.リクルートエージェントが向いている人

リクルートエージェントは25万件を超える求人を保有しているため、選択肢を広げたい人におすすめです。中でも、下記の悩みを持っている人におすすめできます。

・どの転職エージェントに登録するか悩んでいる人
・たくさんの求人の中から自分に合った求人を紹介してもらいたい人
・信頼できる大手企業の転職サポートを受けたい人

リクルートエージェントは、上記のような人に向いている転職エージェントなので、当てはまる人はぜひ利用してみてください。

2.年代別おすすめ度

年代・性別 おすすめ度 解説
20代 ★★★★★

リクルートエージェントのメインは25〜35歳の転職者なので、20代にはリクルートエージェントがおすすめ。また、合わせて「doda」を併用するとより効率的に転職活動ができます。

30代 ★★★★★

リクルートエージェントは30代のミドル層向け求人も多く取り扱っているため、30代にもおすすめできる。また、合わせて「ビズリーチ」を利用するとハイクラス向けの求人の選択肢も増えます。

40代 ★★★★

リクルートエージェントは業界最大級の求人を保有しているため、40代のミドルシニア層向けの求人も多い。40代に特化した「ミドルの転職」と合わせて利用するのがおすすめ。

女性 ★★★★★

リクルートエージェントは女性向け求人も多く保有しているため、年代問わず女性の転職者にはおすすめです。女性に特化した「type女性の転職エージェント」なども合わせて利用すると良いです。

出典:公式サイト

リクルートエージェントを利用する上での注意点

リクルートエージェントを利用して転職に失敗しないために、下記の注意点をご紹介します。

1.サービスの利用期限は3か月

基本的にリクルートエージェントは、登録から3カ月の間しか転職サポートを受けることができません。

リクルートエージェントの転職支援サービスの提供期間は、面談から転職先が決まるまでの約3か月としています
(出典:リクルートエージェント公式サイト

登録は無料なのでいつでもできますが、登録して3カ月以上放置してしまうとサポートを受けることができなくなってしまうので注意が必要です。

2.退会後、すぐに再登録しても転職サポートを受けられない

転職サポートの3カ月を過ぎた後に退会して再登録をしても、転職サポートを受けることができません。もし、3カ月で転職サポートが切れてしまった場合は、別の転職エージェントを利用することをおすすめします。

3.経験の浅い転職エージェントが担当になる場合がある

リクルートエージェントは、エージェント歴1年未満の社員がキャリア面談などを行うケースがあります。新入社員や未経験の中途社員が担当する場合、あまりマッチしない求人を紹介される可能性があります。

私の場合も、まったく興味のないグループ子会社を紹介されたことがありました。経験の浅い担当者がついてしまった場合は、担当変更を申し出てください。

リクルートエージェントの担当変更方法は「お問い合わせ」に連絡し、担当変更を希望する旨を伝えてください。

自分の人生を左右する大事な転職活動なので、信頼のできるパートナーを見つけましょう。

4.内定が出やすい求人を紹介される

リクルートエージェントの担当者にも目標があります。そのため、ノルマを達成しようと、書類選考などに通過しやすい求人を紹介されることがあります。

こうした求人に応募しないためにも、応募前に「この求人のおすすめポイントはどこですか? 懸念点はありますか?」など、細かく担当者に確認をしておくことをおすすめします。

必要であれば口コミサイトである「転職会議」などを利用して企業情報を確認しておきましょう。

転職会議

口コミ:転職会議 評判を確認

おすすめ度:★★★★・
公開求人数:312,420(2022年11月30日現在)
【公式サイト】https://jobtalk.jp/

出典:公式サイト

リクルートエージェントまとめ

リクルートエージェントの評判について解説しました。リクルートエージェントは、業界最多の求人数と転職支援実績の多い転職エージェントであることは間違いないです。

リクルートエージェントは幅広い求人を保有しているため、20代の若手世代から30代でキャリアップを目指すミドル世代、40代で管理職の転職をしたいミドルシニア世代など、幅広い転職者にもおすすめできます。

転職者の実に約8割が利用しており、保有求人数も業界トップとなっています。総合型の求人を多く保有しており、社内での求人の審査などもきちんと行っているため、信頼できる企業の求人を見ることができます。

一方で、転職者の数も多いため、転職エージェントの対応が機械的になってしまっている側面もあります。自分には合っていない求人が送られてきたり、連絡が遅かったりするなど、機械的な感じの印象を受ける人も少なからずいるため、悪い評判が出ているのではないかと思います。

とはいえ、総合的に評価できる転職エージェントだと思うので、迷ったら登録だけでもしてみてください。

ぜひ、リクルートエージェントを活用して転職を成功させてください。

執筆者・監修者のmotoについて

moto
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戸塚俊介。1987年長野県生まれ。地方ホームセンターやリクルート、ベンチャー企業など7社に転職後、副業の転職メディアを上場企業へ売却。現在は「転職アンテナ」を運営するmoto株式会社HIRED株式会社の代表取締役。著書に『転職と副業のかけ算』(扶桑社)、『WORK』(日経BP)がある。(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313037)。

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